40歳になってしまった。
40歳らしく腰痛に悩まされていて、年齢相応な気もするのですが精神的には「まだまだ」と言う気がします。
縄文時代は15歳で死亡。
江戸時代は30代で死亡。
そう考えると人間と言う生物としては私は長生きし過ぎているワケで、思えば何度も死の可能性があったにも関わらず生きております。
人は生きているのではなく、『生かされている』のだと思います。それは神でも悪魔でもなく、自分の周囲の人々や、友人、恋人、親族、その他。
皆様、私を生かしてくれて有り難うございます・・・と書くと皮肉に聞こえるのは不思議ですが、皮肉ではないのです。
思えば、40年間も生きているのですから何度も「死」と言う可能性はありました。思えば、あの時に死んでいたら、どうだったんだろう?と思います。
世界はパラレル・ワールドですから『私が死んでいる世界』と言うのもあります。
私の周囲で亡くなった人もいます。でも、私は何故か生きている。
不思議なものです。
思えば『生きている』と言うことは不思議に満ちています。
40歳になっても身体の殆どが稼働可能であり、特に痴呆症が出ているワケでもなく、美術作品を見れば「美しい」と感動する事が出来、音楽を聴けば心の海が、満潮のように満たされる。
そう言う事が素直に出来るようになったのは長い年月が掛かりましたが、そう感じることが出来る為に人間は年月を重ねる必要があるのかも知れません。
私の『生』を認めてくれている皆様へ感謝の言葉しかありません。
皆様へ幸がありますように。
皆様へ少しでも良いから「良いこと」がありますように。
もう少し、良い音楽を作りたいと思っております。
今後共、よろしくお願いします。