2013年12月25日水曜日

闇のクリスマス

皆様、メリークリスマス!




如何、お過ごしでしょうか?。
大切な人と過ごしている人、
恋人と過ごしている人、
家族と過ごしている人、
仕事をしている人、
今日も残業の人、
メタボリックなのにピザとチキンとケーキを食べている人、
『FC2アダルト』XVIDEO』の二本立ての人、
風俗に行っている人、
サンタの衣装を着てバイトをしている人、

様々な過ごし方があると思います。今日はクリスマス。穏やかに過ごしたい処ではあります。



し!か!し!



今日、帰宅すると部屋が暗い。つまり



電気を止められていた。




これほど屈辱的なクリスマスがあるのか?なぁ!!!?クリスマス・・・聖なる夜に電気を止められた事がお前等、あるか?

主だぞ?主が産まれ、聖なる一夜に『電気を止められる』なんて聴いた事があるか?

ゴッホにしろ、灰野ケイジにしろ、大野一雄にしろ、80年代インディーズにしろ、知人の旦那の若い頃にしろ、ゴーギャンにしろ、晩年のモーツァルトにしろ、皆、最底辺の貧乏暮らしをしていたたらしいが


『クリスマスに電気を止められる』


と言うのは聞いた事がない。そもそも『聖なる夜』に『電気を止めよう』と言う東京電力の方針がおかしい。普通の感覚なら

「この人、止めなきゃならないが年末だしクリスマスが終わったら正月だろ?じゃあ、1月15日に止めよう」

となるだろ?之って人情とかそう言う問題じゃなくて企業のコンポライアンスとしてそう言うもんだろ!!!!



だが、私は36歳で、既に大人だ。だからこそ人生の酸いも甘いも嘗め尽くす処か『皿まで食』ってきた私は皆にクリスマスの真実を伝えようと思う。
こうやって電気を止められてこそ痛感するのである。


「クリスマスは『冬至』を過ぎた頃に来るので聖なる夜、と言うよりは単に凄く寒いだけ」


である。聖なる夜と言うか、考えてみるとキリストって中東の人なんだよな。今のイスラエル。

だから、この時期でも最低気温8度とかで、そんなに寒くないんだよな。だって新約聖書を読んでも「寒くて仕方がねーよ」と言う記述は一言もない。いや、マジで。
当時は地球温暖化がなかったから、もう少し寒かったとしても東京よりは暖かいだろう。


だから気候的にクリスマスってのは日本には余り無理がある、と言うか。何と言うか

『ボツワナ共和国』で『雪祭り』

を行うのに近い、と言うか。



しかし、暗いし寒い(うちは電気ヒーター)。冗談ではない。このままでは凍死してしまう。


「電気を止められたんですが」


糞の東京電力に電話する。

「おやおや、お気の毒に」

「お気の毒に、じゃねーぞ!お前等!クリスマスに電気を止める事ぁねぇだろ!

「しかし、電気料金をお支払い頂いていないので止めるのは道理にかなっております」

「確かに正論だ。しかし、今日は『聖なる日』であり『聖なる夜』だぞ?そんな日に電気を止めるってのは企業コンポライアンスとして、間違っているだろ!」

「いえ!お客様・・・否、電気料金をお支払い頂いていないの『お客様』ではありませんな

「な!」

「なぁ、KO.DO.NA君」

「なぬ!」

「確かに今日はカレンダーで言えばクリスマスだ。だが、クリスマスとは行ってもキリストに『戸籍』『住民票』があるのか?」

「紀元前だからあるわけがないだろ」

「じゃあ、今日がキリストの誕生日だってのもおかしくないかい?確かに『天皇』に関しては産まれた日が判っているから祝日だ。だが、大昔に死んでいる上に『ローマ兵』にレイプされて産まれた『不幸な子』の誕生日って事を誰が証明出来る?」

「・・・!」

「それに私達に感謝して欲しい。君に『キリストが産まれた頃のクリスマス』を忠実に再現しているのだから。つまり、之はサービスって奴さ」

「サービスって!俺の部屋が寒いって事の何処がサービスなんだ!」

「キリストが産まれた頃、そしてキリストが存命中の頃に電気があったと思うのか!!!!」

「っは!った・・・確かに・・・」

「電気は1879年10月21日にエジソンが発明するまで、この世は暗闇であり漆黒の夜だった。其処へ我々が苦労して電気を通したんだ。だが、知るところによると君は『なんちゃってクリスチャン』。ならばクリスマスにキリストと同じようなシュチュエーションを、と会議で決まったのだよ」

「嘘付け!俺の為に会議を開くほどお前等、暇なのかよ!」

「確かに私達は原発とか放射脳の糞サヨを潰し捲くるのに大変だから会議は開いてない。だから嘘と言えば嘘だが、ジョークと言って欲しいな」

「俺はオマエのジョークを聴く為に公衆電話に100円突っ込んでいるわけじゃねーぞ!この『聖なる日』に電気を止めるなんて、幾らなんでもあんまりだ!今すぐに電気をつけろ!」

「聖なる夜、と言っても先ほどから言うように誰がキリストの誕生日だと断定しているのかね!」

「エルサレムだ!」

「エルサレム?」

全ての道はエルサレムに通じる!『乳と蜜の流れでる約束の地』であるエルサレムが断言している!お前等、東京電力とは格が違うんじゃい!格がぁ!

「しかし『乳と蜜の流れでる約束の地』とは言っても現実には乳も密も流れてないではないか

「それはメタファーだよ!メタファー!そう言う風に言わないと当時のユダヤの奴隷は動かねーだろ!ギャンブルと同じで夢見させておかないと馬鹿奴隷は動かないんだよ!」

「まぁな。大体、『神の声を聴いた』とか言うモーゼなんて現代医学だと単なる統合失調症患者だしな」

「とりあえず『エルサレム』が『今日は聖なる日』って決めてんだよ!そんな日に電気を止めるなんて言う暴挙が許されると思っているのか!さっさと俺の家の電気をつけろ!もっと光を』!」

「エルサレムが言うならば仕方がない・・・と言いたい処だが、実は我々はキリスト教徒でも仏教徒でもないのだよ」

「なんだと?」

「東京電力は『天皇制』です!今上天皇陛下の誕生日には電気お付けしておりました。陛下の誕生日に臣民に苦労をかけるのは成らぬ!と言う上層部からのお達しが御座いました」

「なんで急に口調が変わるんだよ」

「陛下について語る時、お言葉を選ぶ運用になっておりまするるでございまするるので御座いまするるる」

「で、天皇制だと『クリスマスに電気切断』なのかよ」

「左様。陛下はクリスマス等と言う西洋の慣わしなぞ祝いませぬ!陛下が祈るのは我ら臣民の平穏と眞子内親王様が『処女ではない』事が世間にバレない事で御座りまするるるる」

「じゃあ、今の俺の『苦労』は?ヘーカは祈ってねぇのかよ!」

「否!しかし、陛下は311の際、被災地の人々の苦労を偲んで電気を一切、つけない生活を送っておりました。何しろ戦中産まれの金ばかり食う糞老害・・・ごっほん!失礼致しました。立派な方で御座いますので『電気がない』程度では苦労とはお思いになりませぬ。貴方も被災地の方々の方々の苦労を体験する事が出来て、さぞかし陛下もお喜びかと思われます」

「うるせぇよ!俺はマルスク主義だぞ!」

「え?さっきは『なんちゃってクリスチャン』って言ってたではないですか」

「マルクスとキリスト教は矛盾しない!」

「そうですか」

「だから、あの糞天皇の苦労なんてしらねーよ!さっさと電気をつけろ!大体、なんで部屋で凍えなが過ごさなきゃならないんだ!俺は被災者か!」

「まぁ、放射能は東京にも焼夷弾の如く降り注ぎましたので被災地と言えば被災地かもしれませんな。ってか過去形じゃなくて現在進行形ですが」

「その放射能をバラまいたのはテメー達だろ!」

「否!キュリー婦人です!」

「はぁ?」

「あの糞女が放射能なんぞを発見したからこそ、あの発電所があるのです。大体、あんた、知ってますか?うち等が原発を作りたいから作ったワケじゃなくて過疎地の自治体が『原発カモーン!』って言うから作ってんですよ?維持費とか人件費を考えると原発なんて割に合わないこと位、サルでも知ってますよ。しかし私どもは臣民の為に尽くさなくちゃなりませんからねぇ。311以降、色々な自治体から『原発事故の一つや二つで、原発撤退なんてするんじゃねーだろうな!』と激怒されたもんですよ(これ、実話。ソースは明かせないが実話)。

「いいから電気をつけろ!」

「ならば10月分1590円を最寄のコンビニエンスストアでお支払い下さい。さすれば我々の尖鋭部隊が電気を付けに行くでしょう」

「ち・・・ちくしょー!」




こうやって私は日本を覆う糞fuckな『天皇制』によりクリスマスの夜を凍えながら過ごしているのである。なんて事だ。



で、現在、23時16分。

電気はついてない。


明日から高知県だと言うのに旅支度すら出来やしない。嗚呼・・・・

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