2016年9月25日日曜日

怪談話とラモーンズ

何故か丑三つ時から朝まで怪談話をYOUTUBEで聴いていた。

で、怪談話を聞いていると

「怪談話とプログレッシブ・ロック(またはヘヴィ・メタル)は本質的に同じなのではないか?」


と思った。
怪談話も基本的には似たような話で


「〜と言う不気味な事があり」
「女が立っており」
「彼是とあり」
「実は、そこは云々カンヌンと言う出来事があった」
である。




っつーか、なんで幽霊となるのは女性ばかりなんだ。ってか、個人的な体験で言えば確かに女性が多いが『オッサンの霊』ってのもいたしなぁ。


『幽霊のオッサン』

だと余りにも見栄えがしないんだろうか。猫の幽霊ってのも見たことがあるが、子猫だったしなぁ。

『化け猫(子猫)』

だと可愛くなりすぎる。

『子猫の化け猫』

は、どう考えても可愛い。流石に「死んでも可愛いねぇ」と思ったしなぁ。


で、怪談話を延々と聴いているとの、


『ラモーンズ』

のライブ盤を聞くのは結構、似ている気がする。
いや、『ラモーンズ』じゃなくて『セックス・ピストルズ』でも『ジャマイカン・スカ』でも『DUB』でも『スティーヴ・ライヒ』でも良いのだが、何だか怪談話と『ラモーンズ』は結構、似ている気がする。
「1!2!3!4!」
と言うカウントと、
「えーっと・・・この・・・まぁ、私の学生時代の友達にUって奴がいましてね・・・」
と言う『怪談話のカウント』は結構、似ている気がするのである。
プログレッシブ・ロックもヘヴィ・メタルも様式美だが、プログレッシブ・ロックと言っても『ELP』から『ゴッド・スピード・ユー!ブラック・エンペラー』まで色々といて、意外と共通項がなかったりするしなぁ。



やはり『ラモーンズ』だろう。
1stも1995年のラスト・アルバムも全く変わらない。
思えば四谷怪談も『新耳袋』も構成に変わりはない。

多分、江戸時代の『百物語』も
「えーっと・・・俺が深川の味噌屋で丁稚やってた時の事なんだがね・・・あー、これ話しちゃって良いのかな。まぁ、その味噌屋ってのが深川でも結構、大きい店だったからよ。部屋が沢山あるんだよな。で・・・あー、ちょっと、これ、やっぱヤバい気がするな。ちょっとアレだから、仮に味噌屋の旦那をUとしておくんだけどさ・・・」

で、今だと

「えーっと・・・俺が池袋のdocomoでサポートセンターやってた時の事なんだがね・・・あー、これ話しちゃって良いのかな。まぁ、docomoのビルだから部屋が沢山あるんだよな。で・・・あー、ちょっと、これ、やっぱヤバい気がするな。ちょっとアレだから、仮にdocomoの管理者をUとしておくんだけどさ・・・」
と対して変わらない気がする。


で、そこへ
『幽霊のオッサン』
『子猫だけど化け猫』
だと、『ラモーンズ』に対しての『テープ・コラージュ』とか『ノイズ』とか『現代音楽』になるんだろうか。


怪談話に登場するのは大抵が
『若い女性』
『兵士』
が8割を占める。残り2割が『何だかよく分からない男』『老婆』である。


『幽霊のオッサン』
『可愛い化け猫』

は聴いたことがない。
ちなみに『子猫で化け猫』は飼い主の足をガジガジと噛んで遊んでいた。
可愛いもんだった。

ちなみに動画は『ロック界の怪談百物語』である『ラモーンズ』である。


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