トランペットを吹いています。『ミシシッピニオイガメ』と言う亀を飼っています。曲も作ります。『KO.DO.NA』と言うユニットをやっています。ジャンルは人に言わせると『音響』なんだそうで。 http://kodona.web.fc2.com/ CDR『KO.DO.NA:小人の科学』 高円寺『円盤』 中野『タコシェ』 江古田『フライング・ティーポット』 で細々と販売しています。または非オンライン・レーベル『Musical for Kitchen Records』からDL出来ます(DL無料)。 http://mfk.blog.drecom.jp/archive/9 最近、もう一枚出しました。ルクセンブルグの「soundzfromnowhere」と言うネットレーベルから音源が出ました。 http://www.soundzfromnowhere.com/ デンマークからCDがリリースされました。 http://kodona.web.fc2.com/btn/compactdisc.html
2015年1月1日木曜日
2014年12月17日水曜日
HANDMADE EFFECTOR/BOOSTER
Effectorを作ろうと思った。
何故か判らないが、どうしても
『クリーン・ブースター』
が欲しかったのである。だが、買うと高い。と言うか単体と言うかコンパクトエフェクターは中身を見ると単純な仕組みなのに、意外と高い。
以前、Bossの『ワウペダル』をジャンク品で2000円で買ったのだが、スイッチ部分に不具合。
修理可能かどうかを見るために中を開けたら、小さな基板しか入ってなくて泣けた。修理は簡単だったが。
で、BOOSTERは簡単な部類に入るらしい。
矢張り買うと高いので『自作』である。此処が2000円で売っている。
『初心者用かんたんブースターキット』!
漢だったら自作だ!作るしか無い!
楽しみに待ちながら、今日、届いたので早速、作ってみた。唸れ!半田ゴテ!
4時間も延々と半田と戦い、漸く完成。右手の薬指を火傷した。
早速、電池を入れて試奏。
電池を入れて電源をONにすると
「ッパチ!」
と言う音と共にLEDランプが爆発。
「・・・まさかな」
と思いながら、接続し直して弾いてみる。
・・・音が出ない。
ウントも寸とも言わない。「ブー」と言うハムノイズはするのだが、BOOSTERの音ではなく単にアンプの電源が大きいだけ。
つまり
失敗!
である。恐らく「抵抗」と「端子」の付け間違えである。だが、全て半田で固定しているので取替えは難しい。
しかも近視の私には苦しい部分。
しかも抵抗の一つを無くしたので不要なエフェクターから取り外す(因みにフェイザー。購入して以来、使ったことがないし使う予定もない)。
だが
無音
である。スイッチを入れたら無音になるのであれば話は分かるがスイッチをONにしようとOFFにしようと無音なのである。
つまり
失敗
である。そんなワケで途方にくれている。
実際、ブースターじゃなくてもARION ( アリオン ) 1『オーバードライブ』を持っているので、此れをブースター代わりに使うことは出来る。
実際、ブースターもファズもオーバードライブも仕組みは其処まで変わらない。
しかしなぁ。
やっぱり切ないな。
『電子工作』って漢の浪漫だが、其処に大失敗ってのは少し凹む。メーカーのHPを見ると
『#このキットに関しては組み立てサービスは承っておりません。ご自身で悪戦苦闘していただくのが狙いですから(笑)』
と書いてある。
悪戦苦闘したが、結論としては
「二度とエフェクターを自作しない」
と言う事である。
はぁ・・・切ない。
何故か判らないが、どうしても
『クリーン・ブースター』
が欲しかったのである。だが、買うと高い。と言うか単体と言うかコンパクトエフェクターは中身を見ると単純な仕組みなのに、意外と高い。
以前、Bossの『ワウペダル』をジャンク品で2000円で買ったのだが、スイッチ部分に不具合。
修理可能かどうかを見るために中を開けたら、小さな基板しか入ってなくて泣けた。修理は簡単だったが。
で、BOOSTERは簡単な部類に入るらしい。
矢張り買うと高いので『自作』である。此処が2000円で売っている。
『初心者用かんたんブースターキット』!
漢だったら自作だ!作るしか無い!
楽しみに待ちながら、今日、届いたので早速、作ってみた。唸れ!半田ゴテ!
4時間も延々と半田と戦い、漸く完成。右手の薬指を火傷した。
早速、電池を入れて試奏。
電池を入れて電源をONにすると
「ッパチ!」
と言う音と共にLEDランプが爆発。
「・・・まさかな」
と思いながら、接続し直して弾いてみる。
・・・音が出ない。
ウントも寸とも言わない。「ブー」と言うハムノイズはするのだが、BOOSTERの音ではなく単にアンプの電源が大きいだけ。
つまり
失敗!
である。恐らく「抵抗」と「端子」の付け間違えである。だが、全て半田で固定しているので取替えは難しい。
しかも近視の私には苦しい部分。
しかも抵抗の一つを無くしたので不要なエフェクターから取り外す(因みにフェイザー。購入して以来、使ったことがないし使う予定もない)。
だが
無音
である。スイッチを入れたら無音になるのであれば話は分かるがスイッチをONにしようとOFFにしようと無音なのである。
つまり
失敗
である。そんなワケで途方にくれている。
実際、ブースターじゃなくてもARION ( アリオン ) 1『オーバードライブ』を持っているので、此れをブースター代わりに使うことは出来る。
実際、ブースターもファズもオーバードライブも仕組みは其処まで変わらない。
しかしなぁ。
やっぱり切ないな。
『電子工作』って漢の浪漫だが、其処に大失敗ってのは少し凹む。メーカーのHPを見ると
『#このキットに関しては組み立てサービスは承っておりません。ご自身で悪戦苦闘していただくのが狙いですから(笑)』
と書いてある。
悪戦苦闘したが、結論としては
「二度とエフェクターを自作しない」
と言う事である。
はぁ・・・切ない。
2014年12月10日水曜日
地底アイドル哀愁歌
Composed for the idle .But , it became rejected .It seems " image and different ."
地底アイドルの紹介用ビデオの為に作ったが音速でボツになったトラック。全体的に「作風と合わない」らしい。
作曲時間数時間だったが、ミックスとマスタリングは殆どしていないに近い。
地底アイドルの紹介用ビデオの為に作ったが音速でボツになったトラック。全体的に「作風と合わない」らしい。
作曲時間数時間だったが、ミックスとマスタリングは殆どしていないに近い。
宮脇さくら
書きたい事がない。
どうすれば良いのか。
そう言えば友人が地底アイドルの紹介用動画のBGMを作れ、と言ってきた。なので作ってみた。勢い余って6〜7曲作ったのだが、そのうちの一曲「動画と作風に合わない」と秒速でボツになった。弾けもしないギターにオクターバーでベースラインを作り、ギターで意味不明なメロディーを出し・・・と。
本来ならばボイスの部分は、その地底アイドルにやってもらう予定だったのだがデモの時点でボツだったので、仕方がないからHKT48の
『宮脇さくら』
のインタビュー音声を拾ってきて、切って張った。
ヤケクソで作ったようなもんだ。因みにOKなテイクは一番、手が掛かってない曲だったりする。そう言うもんか。
しかし、録音は1時間。ミックスは適当。マスタリングも可成り、適当。
だから非常にテキトーな曲になってしまったが、DUBは私は個人的に好きだが、私がやっているジャンルじゃないし。まぁいいか。
実はトランペットを載せる予定だったのだが、面倒臭いから止めた。
因みに私と宮脇さくらは全くの無関係者ではない。
関係としては
私の
母の
母の
姉の
息子の
息子の
娘
である。此処まで来るとハトコとか従姉なんぞを超えて「全くの無関係ではない」程度である。
だが、遺伝子上は私と宮脇さくらは25%か12%ほど同じ血が流れている事になる。
重いDUBになってしまったが、私がエイドリアン・シャーウッドが好きだったからだろう。
因みに彼女の親とは会っているのだが、本人とは当然だが会ったことはない。
どうすれば良いのか。
そう言えば友人が地底アイドルの紹介用動画のBGMを作れ、と言ってきた。なので作ってみた。勢い余って6〜7曲作ったのだが、そのうちの一曲「動画と作風に合わない」と秒速でボツになった。弾けもしないギターにオクターバーでベースラインを作り、ギターで意味不明なメロディーを出し・・・と。
本来ならばボイスの部分は、その地底アイドルにやってもらう予定だったのだがデモの時点でボツだったので、仕方がないからHKT48の
『宮脇さくら』
のインタビュー音声を拾ってきて、切って張った。
ヤケクソで作ったようなもんだ。因みにOKなテイクは一番、手が掛かってない曲だったりする。そう言うもんか。
しかし、録音は1時間。ミックスは適当。マスタリングも可成り、適当。
だから非常にテキトーな曲になってしまったが、DUBは私は個人的に好きだが、私がやっているジャンルじゃないし。まぁいいか。
実はトランペットを載せる予定だったのだが、面倒臭いから止めた。
因みに私と宮脇さくらは全くの無関係者ではない。
関係としては
私の
母の
母の
姉の
息子の
息子の
娘
である。此処まで来るとハトコとか従姉なんぞを超えて「全くの無関係ではない」程度である。
だが、遺伝子上は私と宮脇さくらは25%か12%ほど同じ血が流れている事になる。
重いDUBになってしまったが、私がエイドリアン・シャーウッドが好きだったからだろう。
因みに彼女の親とは会っているのだが、本人とは当然だが会ったことはない。
2014年11月8日土曜日
ハンドメイドパイプ
また、パイプを作ってみた。
今回のテーマは「やり過ぎない」である。前回は無駄にデザインに凝ってしまい、結果的に『かぼちゃ』みたいなパイプになってしまったので、今回は
『どんぐり』
と言う当初のテーマに戻った。
しかし、矢張り凝ってしまう。
ダンヒル(世界一のパイプ・メーカー。一本10万円位する)はパイプの原木を
『オイル・キュアリング』
と言う手法で彼是しているらしい。
話によると『軽くなる』んだとか。
口に咥えるものだし、軽いほうが良い・・・と思い実行する事にした。
調べてみると
『オリーブオイルに浸した原木をオーブンで焼く』
と言うモンなんだとか。しかし、どの位の時間、オイルに浸すのか?どの位の火力で、どの位の時間、焼くのか?
全て謎。
実際、ダンヒルも其処までは公表していない。
なので『感』である。
本来ならば原木に含まれる不純物等が出て行くはずなのだが、オリーブオイルの美味しそうな匂いしかない。
出来上がりが此れ。
殆ど、『炭』である。
まだ諦めてはならない。好きな漫画ではなかったが、この台詞が脳裏を過ぎる。
ガリガリと悪魔の如く堅い原木を削るのだが、どうしても炭っぽく黒くなった部分は取れない。
諦めるしかない。
『オイル・キュアリング』でオーブンで焼いているのはダンヒルだが、他のメーカーは
『油で揚げる』
と言う方法なんだとか。『YAHOO!知恵袋』では
『マイクロウェーブキュアリング』と言う方法を考案した人が「どうだ!」と書いていたが、内容は
『オーブンではなく電子レンジでチン!とする』
と言うものだった。効果は皆無らしい。で、その人は更に考えに考えて
『マイクロ・ウォーター・キュアリング』
と言うモノも考えた。此れは
『水で濡らした原木を電子レンジでチン!とする』
と言うモノ。当然、意味がない。しかし、当人に言わせると
『煙が金粉のように立ち上り、吸うだけで感動の涙を流し、もうパイプはこれ以上いらないやと思いたくなるような劇的なパイプが欲しいんですよ……
煙草を百倍にも千倍にも美味くする、最高のパイプを。』
と熱心らしい。しかし
>煙が金粉のように立ち上り
と言う部分が詩的で良い。だが、所詮は喫煙具だ・・・と言いながらも殆ど半日もかけてオーブンで焼いているのだから人の事は言えない。
で、『原木が軽くなった』か?と言うと
全く変わらず!!!!
若しかしたら0・1グラム位は変わったかもしれないが0・1グラムの為に半日は全く無意味。
若干の徒労感を観じながらも削る。
お、中々、良い塩梅。良いシェイプになってきた。
よっし、よっし。
此れをさらに削る。削る、と言うか紙やすりの600~1000番と言った半ば『荒い紙』みたいなモノで削るというより『撫でる』だが。
次はいよいよ着色である。
前回は完全に失敗だった。本来ならば黒を塗って、削って、其処から着色だったらしいのだが行き成り着色した為、妙な色になってしまった(気に入っているが)。
今回はお手本どうりにやろう。
・・・・・・と思ったが、そうも行かない。こう言う事は大いなる無駄を存分に行わなければならない。
どの道、吸う奴ぁ私だけなんだから。
なので
①黒を着色
②剝がす
③再度、黒で着色
④剝がす
⑤黄色を塗る
此処でフト、後ろを振り返ったら『ウィスキー』があった。折角なので塗ってみる。
⑥ウィスキーを塗る
⑦黄色を塗る
⑧少し削る
⑧ウィスキーを塗る
此れで一晩。
翌日、仕事中に「やっぱり赤が良いな」と思い立ち、帰宅してから直ぐに『赤いニス』を取り出す。
⑨赤を塗る
⑩再度、赤を塗る
⑪ウィスキーを塗る
⑫赤を塗る
⑬ウィスキーを塗る
⑭赤を塗る
⑮ウィスキーを塗る
何回、やったか。
思えば、黒を塗り始めた頃から頭痛が酷くなった。未だに痛くて病院に行ったほどなんだが、今日になって
『ニスによるシンナーでの頭痛』
と言う事が判った。締め切った部屋で延々とこんな事をしているんだから当たり前だ。シンナーでの頭痛は3日くらいは来るらしい。
余りの頭痛に仕事を1日と半日、休んだほどだったが会社には口が裂けても言えないマヌケな事情である。
最後はワックスを力一杯、塗りこむのだが国内でも数少ない『パイプ作家』のページを見ると
「最後はパフ掛けをしましょう」
とある。しかし、パフ掛けをする機械なんて買えるんだったら俺は派遣なんてやってねーよ!と。
冗談じゃない。
こう言うニッチなジャンルのマニアってのは紳士的な口調で押し付けがましいモンである。私はそう言うマニアに好まれるのか新宿の『加賀屋』で原木をボンヤリと手にとって見ていたら『ギャル男が崩れた感じの男性』から突然、話しかけられた。
「ハンドメイドパイプにご興味があるのですか?パイプを作られるならビリヤードタイプから御作りになられた方が良いですよ」
「いやー、ビリヤードパイプは持っていますから・・・」
「私は関東パイプオフ会で柘植さんから『オマエはもっとビリヤードを極めなければ駄目』と言われましたから」
「つ・・・柘植さんからですか!!!」
「ええ・・・。ですから、経験者として、最初はビリヤードの方が宜しいのではないか?と」
これ、脚色しているワケではなくて本当にこう言う口調だったんだよな。宮内庁の役人とか、公家かって。
「因みに御作りになられたパイプの写真とかありますか?」
「いや、そんなに沢山はありませんけどね・・・ふっふっふ」
と自慢げにipoenを出す。すると結構、マヌケな形が多い。ハート型とか。
「此れは友人女性の為に作ったパイプですね。此れは2本目で・・・。これはパイプを咥えてキメ!のポーズをとっているところです」
こう言うニッチなジャンルで「アホか」と言う言葉はタブーである。
「スゲー!カッコいいですね!」
と褒め称えるのがマナー。そう言う意味でボディビル界隈と似ている気もする。
しかし、後日になって
「作りたいモンを作って何が悪い!」
と思ってビリヤードタイプ(一般的なパイプ)はやめた。
で、ワックスだが加賀屋で買って塗る。二回塗るのだがパイプ作家のページでは、万力で固定して、ひも状にした布で左右を握りしめ、1~2時間ほど「左!右!」と擦る、とある。
万力で固定する場所もないし、そんなに頑張らなくても良いと思う。
ってか、パイプ作家の事は余り信用なら無い事に気が付いた。
普通に力をこめて握って、ギュウギュウと擦りつける。此れで十分だろう。
そんなワケで完成したのが、これである。
赤を着色しながら上から見ると女性のヴァギナみたいだなぁと思った。
ワックスを掛け過ぎたのか、吸うと濡れるところも中々、エロティシズムではないか。ってか、単に私がワックスを多く付け過ぎただけで、暫くすれば枯れるはずが。
漸く完成。
味はどうか?となると、其処まで美味しくない。シェイプは良いのだが、私が吸っているのが『甘い香り』と言う事もあり本来であれば
吸い口がデカイ
ボウルがデカイ
のが良いのである。しかし、今回はボウルの大きさは良いとして吸い口が少し小さい。
其れとワックスがまだ染み出てくるので、其処も問題である。我慢して吸っていれば、良いパイプになるはずだが、まさに
『調教』
である。ったく、労力を考えたらパイプなんて買った方が全然、良いんだよな。パイプ熱が覚めてきたからやってみたんだが、良い勉強になった。
パイプは買う物であって、作るモノではない
そんなもんだ。
今回のテーマは「やり過ぎない」である。前回は無駄にデザインに凝ってしまい、結果的に『かぼちゃ』みたいなパイプになってしまったので、今回は
『どんぐり』
と言う当初のテーマに戻った。
しかし、矢張り凝ってしまう。
ダンヒル(世界一のパイプ・メーカー。一本10万円位する)はパイプの原木を
『オイル・キュアリング』
と言う手法で彼是しているらしい。
話によると『軽くなる』んだとか。
口に咥えるものだし、軽いほうが良い・・・と思い実行する事にした。
調べてみると
『オリーブオイルに浸した原木をオーブンで焼く』
と言うモンなんだとか。しかし、どの位の時間、オイルに浸すのか?どの位の火力で、どの位の時間、焼くのか?
全て謎。
実際、ダンヒルも其処までは公表していない。
なので『感』である。
原木をオリーブオイルに1時間ほど浸す。
オーブン(トースター)で4時間くらい焼く。
本来ならば原木に含まれる不純物等が出て行くはずなのだが、オリーブオイルの美味しそうな匂いしかない。
出来上がりが此れ。
殆ど、『炭』である。
まだ諦めてはならない。好きな漫画ではなかったが、この台詞が脳裏を過ぎる。
頑張って更に削るのだ!。
ガリガリと悪魔の如く堅い原木を削るのだが、どうしても炭っぽく黒くなった部分は取れない。
諦めるしかない。
『オイル・キュアリング』でオーブンで焼いているのはダンヒルだが、他のメーカーは
『油で揚げる』
と言う方法なんだとか。『YAHOO!知恵袋』では
『マイクロウェーブキュアリング』と言う方法を考案した人が「どうだ!」と書いていたが、内容は
『オーブンではなく電子レンジでチン!とする』
と言うものだった。効果は皆無らしい。で、その人は更に考えに考えて
『マイクロ・ウォーター・キュアリング』
と言うモノも考えた。此れは
『水で濡らした原木を電子レンジでチン!とする』
と言うモノ。当然、意味がない。しかし、当人に言わせると
『煙が金粉のように立ち上り、吸うだけで感動の涙を流し、もうパイプはこれ以上いらないやと思いたくなるような劇的なパイプが欲しいんですよ……
煙草を百倍にも千倍にも美味くする、最高のパイプを。』
と熱心らしい。しかし
>煙が金粉のように立ち上り
と言う部分が詩的で良い。だが、所詮は喫煙具だ・・・と言いながらも殆ど半日もかけてオーブンで焼いているのだから人の事は言えない。
で、『原木が軽くなった』か?と言うと
全く変わらず!!!!
若しかしたら0・1グラム位は変わったかもしれないが0・1グラムの為に半日は全く無意味。
若干の徒労感を観じながらも削る。
お、中々、良い塩梅。良いシェイプになってきた。
よっし、よっし。
此れをさらに削る。削る、と言うか紙やすりの600~1000番と言った半ば『荒い紙』みたいなモノで削るというより『撫でる』だが。
次はいよいよ着色である。
前回は完全に失敗だった。本来ならば黒を塗って、削って、其処から着色だったらしいのだが行き成り着色した為、妙な色になってしまった(気に入っているが)。
今回はお手本どうりにやろう。
・・・・・・と思ったが、そうも行かない。こう言う事は大いなる無駄を存分に行わなければならない。
どの道、吸う奴ぁ私だけなんだから。
なので
①黒を着色
②剝がす
③再度、黒で着色
④剝がす
⑤黄色を塗る
此処でフト、後ろを振り返ったら『ウィスキー』があった。折角なので塗ってみる。
⑥ウィスキーを塗る
⑦黄色を塗る
⑧少し削る
⑧ウィスキーを塗る
此れで一晩。
翌日、仕事中に「やっぱり赤が良いな」と思い立ち、帰宅してから直ぐに『赤いニス』を取り出す。
⑨赤を塗る
⑩再度、赤を塗る
⑪ウィスキーを塗る
⑫赤を塗る
⑬ウィスキーを塗る
⑭赤を塗る
⑮ウィスキーを塗る
何回、やったか。
思えば、黒を塗り始めた頃から頭痛が酷くなった。未だに痛くて病院に行ったほどなんだが、今日になって
『ニスによるシンナーでの頭痛』
と言う事が判った。締め切った部屋で延々とこんな事をしているんだから当たり前だ。シンナーでの頭痛は3日くらいは来るらしい。
余りの頭痛に仕事を1日と半日、休んだほどだったが会社には口が裂けても言えないマヌケな事情である。
最後はワックスを力一杯、塗りこむのだが国内でも数少ない『パイプ作家』のページを見ると
「最後はパフ掛けをしましょう」
とある。しかし、パフ掛けをする機械なんて買えるんだったら俺は派遣なんてやってねーよ!と。
冗談じゃない。
こう言うニッチなジャンルのマニアってのは紳士的な口調で押し付けがましいモンである。私はそう言うマニアに好まれるのか新宿の『加賀屋』で原木をボンヤリと手にとって見ていたら『ギャル男が崩れた感じの男性』から突然、話しかけられた。
「ハンドメイドパイプにご興味があるのですか?パイプを作られるならビリヤードタイプから御作りになられた方が良いですよ」
「いやー、ビリヤードパイプは持っていますから・・・」
「私は関東パイプオフ会で柘植さんから『オマエはもっとビリヤードを極めなければ駄目』と言われましたから」
「つ・・・柘植さんからですか!!!」
「ええ・・・。ですから、経験者として、最初はビリヤードの方が宜しいのではないか?と」
これ、脚色しているワケではなくて本当にこう言う口調だったんだよな。宮内庁の役人とか、公家かって。
「因みに御作りになられたパイプの写真とかありますか?」
「いや、そんなに沢山はありませんけどね・・・ふっふっふ」
と自慢げにipoenを出す。すると結構、マヌケな形が多い。ハート型とか。
「此れは友人女性の為に作ったパイプですね。此れは2本目で・・・。これはパイプを咥えてキメ!のポーズをとっているところです」
こう言うニッチなジャンルで「アホか」と言う言葉はタブーである。
「スゲー!カッコいいですね!」
と褒め称えるのがマナー。そう言う意味でボディビル界隈と似ている気もする。
しかし、後日になって
「作りたいモンを作って何が悪い!」
と思ってビリヤードタイプ(一般的なパイプ)はやめた。
で、ワックスだが加賀屋で買って塗る。二回塗るのだがパイプ作家のページでは、万力で固定して、ひも状にした布で左右を握りしめ、1~2時間ほど「左!右!」と擦る、とある。
万力で固定する場所もないし、そんなに頑張らなくても良いと思う。
ってか、パイプ作家の事は余り信用なら無い事に気が付いた。
普通に力をこめて握って、ギュウギュウと擦りつける。此れで十分だろう。
そんなワケで完成したのが、これである。
赤を着色しながら上から見ると女性のヴァギナみたいだなぁと思った。
ワックスを掛け過ぎたのか、吸うと濡れるところも中々、エロティシズムではないか。ってか、単に私がワックスを多く付け過ぎただけで、暫くすれば枯れるはずが。
漸く完成。
味はどうか?となると、其処まで美味しくない。シェイプは良いのだが、私が吸っているのが『甘い香り』と言う事もあり本来であれば
吸い口がデカイ
ボウルがデカイ
のが良いのである。しかし、今回はボウルの大きさは良いとして吸い口が少し小さい。
其れとワックスがまだ染み出てくるので、其処も問題である。我慢して吸っていれば、良いパイプになるはずだが、まさに
『調教』
である。ったく、労力を考えたらパイプなんて買った方が全然、良いんだよな。パイプ熱が覚めてきたからやってみたんだが、良い勉強になった。
パイプは買う物であって、作るモノではない
そんなもんだ。
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