2013年5月22日水曜日

渡韓直前ライブ


昨日はSDLXでテストトーンに出演。




2年ぶりに『KO.DO.NA&人魂』と言う私がやっている唯一の爆音ドローン・ユニットである。

今回は『蓄音機』を久し振りに『楽器』と言うかノイズ・マシンとして使った。



っつかな!?



俺、風邪、ひいてんねん!って感じである。平熱35度台の私が37度台をキープ。普通だったら38度。
もう、フラフラですよ。

で、派遣会社が「入管所を返せ」と言うので新宿センタービルへ。ウダウダと何かしら言う。

「ウダウダと何かしら言いました」
とクライアントに言うのが派遣会社の役割なのだが、んな事ぁ言わずに「言った」って言えば良いじゃないか。

とりあえずクビである。


で、重たい機材を持って六本木へ。リハは通常リハになってしまった。エフェクターが上手く作動しなくて、ケーブルのどれかが怪しいのだが、大量に使うので、どれか分からない。

何とか動かしてリハ。

デイブの音がデカ過ぎて自分の音がよく聞こえない・・・が、「まぁ。いいか」と思い終了。



唇のウォーミングアップをしていたら客が来たので楽屋へ。その後、食事を食べる。今回は3年前に初演だった『KO.DO.NA&デイブ』の再演に個人的には近かった。デイブは珍しくギターだった。

ベルツや実ズが好評だったので「うーん。この後かぁ」と少し憂鬱になる。何しろ2年ぶりで、デイブも私も風邪っぴき。
だから体力的にも自身がなかった。


で、始めてみたらエフェクターが作動しない。困った。冷や汗を流しながら15分位で何とか動かす。

で、スタート。

蓄音機にエフェクターをかけて・・・・って既に『蓄音機』である意味を喪失しているのだが、其処からスタート。で、TP。

デイブのノイズがデカ過ぎて自分の音がモニタリング出来ない。って言うかPAの女性がミスっていて、モニタースピーカーをOFFにしていた。途中から聴こえてきたが、其れまではフロアスピーカーだけ。之は厳しい。











今回は映像等を撮影しなかったので写真だけ。演奏中は何故か演奏とは全く無縁の事ばかり考えてしまう。
不思議だ。

終わってみると、物凄く大好評だったから良かった。デイブの友人は「先日、ブラック・サバスを観にいったが今日の方がサバスより良かったぜ!」と言っていたらしく「ぶ・・・ブラックサバスか・・・」と其れが比較対照になるのか、ならないのかサッパリ分からない感じ。

友人女性に香水を貰った。

こう言うのは凄く嬉しい。



しかし、疲れた。


機材重量は20キロを超えるし、矢張り重たい。そもそもトランペットを吹くのに何故、20kもの機材が必要なのか自分でも理解に苦しむ。



で、之から数時間後に韓国である。

因みに怒涛のテストトーンが終わり、汗だくにはなったが風邪は治らず!


只今、頭痛中と吐き気中・・・。


で、休もうかと思って横になったが初めて成田空港って事もあるし荷物は必要な機材だけで

24k

アシアナ空港のトラベルだと

20k

である。

4kをどうするか?

手荷物にエフェクターとケーブルを移す、という方法もあるが一応、アシアナ空港のHPでは「手荷物は10kまで」
とある。アメリカン空港だと手荷物の重量を測られなかったが、最低限の着替え等で『7k』である。ここに4kを足すと1kオーバー。

webで調べてみると「重たそうな荷物を持っている奴は重量を測られる」と言う、まるで魔女狩りのような、隠れキリシタン狩りのような事が空港では行われるらしい。其れは困るなぁ・・・。

さてさて。

どうなるのか・・・。とりあえず7時に家を出る予定。


到着は多めに観て9時。10時半に受付開始だろうが空港でボンヤリするのも悪くないかなぁと。

今回はパイプ煙草を持参してみる予定。吸えるかなぁ。。。



飛行時間は3時間。眠るには中途半端な時間だし、起きているにはボンヤリな時間である。

空港へYukieさんが迎えに来てくれるらしい。NYで痛感したのだが『土地勘』ってのが皆無に等しい私である。

そう言えば『猫』と言う生物も意外と土地勘はなくて「やべ!迷った!」となると行き成り『ジッと』してしまうのである。で、何だかんだで野良猫になっちゃったり、他人の家の猫になってしまったりするのだが、残念な事に私は『猫』ではない。


色々と大変である。


昨日、今日と睡眠時間は合計4時間である。今日は眠れない、ってのも大きいのだが。

会社はクビになったし、怒涛の韓国ツアーが始まるのである。


《Asian Experimental Performance Night》
5月16日(木) pm7:30 ソウル文来 Salad Boom Tel.02-2254-0517
http://www.salad.or.kr/
出演:KO.DO.NA.(from 日本)、佐藤行衛(guitar improvisation)+キム“Natalie”ギョンミ(dance improvisation)

《キム・ヨンジン個展“音を描く”祝賀公演》
5月17日(金) pm8:30 ソウル弘大 弘大 Yogiga Gallery Tel.02-3141-2603
http://yogiga.com
出演:KO.DO.NA.(from 日本)、キム・ヨンジン・バンド(キム・ヨンジンb,vo+佐藤行衛g+伊藤孝喜ds)


《Sunday Matinee Show: Japanese experimental musician Ko.Do.Na.》
5月19日
https://www.facebook.com/events/243167555808231/
Links:

http://mfk.dreamlog.jp/?p=2
http://www.youtube.com/watch?v=BMSBMbv6lR0

Daejeon's Drea Marilyn to open the show!
https://www.facebook.com/drea.marilyn?fref=ts

Show to be at Palomino's in Daehung Dong.
http://blog.daum.net/jimmy1230
http://cafe.daum.net/jimmyleemusic


で、帰国すると赤貧を洗うような極貧生活が待っている。思えばNYから帰ってきたときも無職だったのだが、大昔のマイルス・デイビスの自叙伝のフレーズが浮かぶ。

フランスへツアーに行き「ジャズがヨーロッパで認められた!」「アメリカのジャズがパリへ来た!」って事でマイルスは国際的スターになった。

しかし、帰国してみると無職。無職と言うか仕事が無い。

「国際的スターであるにも関わらず、無職ってワケだ」
「フランシスとの失恋もあり」
「それで俺はドラックに手を出すようになった」

だそうで。私は全然、国際的スターではないが無職は同じ。


さて、行ってきます。











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