友人の夫は裕福な生まれで昭和30年代に女子から「ケーキは何が好き?」と聞かれた際、
「ザッハトルテ」
と答えたらしい。
「ザッハトルテ」
と答えたらしい。
昭和30年代である。
『三丁目の夕焼け』
『公害』
『傷痍軍人』
『神風タクシー』
『力道山』
の頃に
『力道山』
の頃に
『ザッハトルテ』
である。この頃だと頑張って「ショートケーキ」or「チーズケーキ」or「チョコレートケーキ」の三択である。
そもそも『お菓子』が滅多になかったんだから!
皆、近所の木に生えているミカンだとか『渋柿』なんだぞ!?
私の郷里である『デス・ゾーン:北九州』は矢張り砂糖が手に入り難い為、
『醤油で煮付け、其処から甘みを引き出す』
と言う凄まじい作り方だったらしい(この作り方を知っている人は殆どいなくなったが)。
其の時代に『ザッハトルテ』。
なんて嫌な子供なんだ。
なんて嫌な子供なんだ。
しかし突然、脳裏に
『ドイツの凶悪なヘヴィメタル・バンド:ザッハトルテ』
と言うのが浮かんだ。
『ドイツの凶悪なヘヴィメタル・バンド:ザッハトルテ』
と言うのが浮かんだ。
恐らく今の視点で見ると酷くダサいジャケットなのだが、日本の若者も熱狂した(メタル・ブーム)バンドである。
1978年に初来日し、チケットは高額ではあったが完売。
客席には若き日の
『布袋寅泰』
既に売れっ子だった
『高中正義』
『渡辺香津美』
『高中正義』
『渡辺香津美』
まだ学生だった
『デーモン小暮』
中学生の
『大槻ケンヂ』
なども駆けつけた伝説のライブだった。
大槻ケンヂの「もっとも影響を受けたライブ」のTOP5にザッハトルテが入っている事はファンならば周知の事実である。
『大槻ケンヂ』
なども駆けつけた伝説のライブだった。
大槻ケンヂの「もっとも影響を受けたライブ」のTOP5にザッハトルテが入っている事はファンならば周知の事実である。
「あのライブを見て『筋肉少女帯』の結成を思い立った」
と回想している。
季節的に台風が接近している中、開催が危ぶまれたが奇跡的に晴天となった。以下、wikiから
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Sachertorte(ザッハトルテ)は、1972年に結成されたドイツ:ケルンのスラッシュメタルバンドである。メタリカ、メガデス、アンスラックスらのバンドと共に「BIG 4(スラッシュメタル四天王)」の1つであり、他の三者が音楽性を変えた後もスラッシュ・メタルの道を突き進んでいる。1974年にリリースされたアルバム『Sacrifice of the devil - 悪魔の生贄 -』は独国ケラング!誌に"the heaviest album of all time by Kerrang!"と評された。
歌詞やアルバムのジャケットに用いられる、死、自殺、精神異常、死体、サタニズム、連続殺人犯、戦争などといったテーマがしばしば議論を呼び、アルバムの発売禁止及び延期、訴訟に発展し、80年代にはPMRCの標的にもなった。
歌詞やアルバムのジャケットに用いられる、死、自殺、精神異常、死体、サタニズム、連続殺人犯、戦争などといったテーマがしばしば議論を呼び、アルバムの発売禁止及び延期、訴訟に発展し、80年代にはPMRCの標的にもなった。
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これは日本で一番、売れたアルバム『暗黒からの脱出』。中古屋に行くと必ず売っている。しかし2曲目の『集団自殺』とか6曲目の『発狂した外科医』はメタルの金字塔。
度重なるメンバーチェンジを重ねて漸く音楽的な方向性が定まったアルバム『SAMURAI』。
中でも『Seppuku(切腹)』『Harakiri(腹切)』は音楽シーンに衝撃を与えた。
6曲目『児童虐殺』はメタルシーンの金字塔と言われている。
パンクに接近したアルバム。ギターのアンゾルゲ・アッデハイドの超絶技巧の早弾きは聴く者を直立不動にさせた。「世界最速」と言われ、後のナパーム・デス等のグラインド・コアに強く影響を与えたアルバムでもある。
『胎児の腐乱死体スープ』
は高中正義が歌詞を全て変えて『ようこそ、夏の国へ。』でカバーしている(ベストアルバム『TAKANAKA Singles 1985-1994 Complete BEST CD&DVD THE BEST』に収録)。
個人的に『Sachertorte』を知った最初のアルバム。3曲目の『地獄の拷問』と『サタンの接吻』は名曲!
高校時代、バンドの先輩がテープを貸してくれて衝撃だった。
翌日、髪を金髪にして登校したら担任の先生に殴られた覚えがある。
シンセサイザーやサンプラーを導入し、『プログレッシブ・ロックへのメタルからの回答』と言われているアルバムだが、実際には元YESの『リック・ウェイクマン』をプロデューサーに招いている。『戦場殺戮』『テキサス・チェーンソー殺人鬼』など曲名は過激だが、メタル色は薄い異色のアルバム。
90年代のSachertorte。嘗ての過激さは薄れたモノの1曲目の『死姦』と4曲目の『疫病患者の群れ』は此れまでにない路線でメタル・シーンに衝撃を与えた。7曲目の『猟奇殺人鬼の快楽』はビーチボーイズを彷彿させるポップさで、音楽的な広がりを見せ付けた。
(結成した頃のザッハソルトテ。若い!)
最近のザッハトルテ。3人になり、キーボードは毎回、ゲストとしてモーガン・フィッシャーが担当していた時期がある(現在はマイク・スタンフォックが半ば固定で演奏している)
因みにSachertorteはウィーンのケーキであり、バンドではない。
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