判らない、とかじゃなくて純粋に音楽が好きじゃない、と言うだけである。他にも『キング・クリムゾン』『『T-REX』『ユーロビート』『村八分』なども偉大さは認めるが、好んで聴きたい音楽ではない。
とは言え高校生~学生時代に好きになろうと思い、頑張って聴いたのだが、どうもピンと来なくて今に至る。
で、灰野敬二に関しても好きになろう!と思いライブは3回、CDは2枚ほど買って頑張ったのだが、どーしても好きになれない。
此れは、ピクルスを好きなれるか否か、って言うもんだと思うんだよな。
とは言え『ノイズ~サイケデリック』と言う音楽で成功した(?)ミュージシャンとしては恐らく灰野敬二が国内では初である。
海外での知名度や影響力を考えると、紅白歌合戦に出てもおかしくないはずなのだが。
女子アナと交際していて、デート中をスクープ誌にすっぱ抜かれる、とか『NHKの朝ドラの主題歌』を担当するとか。
しかし、其れは聴かないが「大変だなぁ」とは思う。
何と言うか『アンダーグラウンド文化』の最後の牙城なのか、どうしても個人的に「何もかも押し付けられている」感じがしてしまう。
海外の著名ではないがちょっとビミョーなミュージシャンが来ると競演は灰野敬二だったり、灰野敬二と誰々の組合せだったり、『4分33秒』に対抗する作品を作ったり。
最近、驚いたのは音楽ばかりの灰野敬二氏だが今度は
『ポテトチップス』
らしい。
(商品名:『金環蝕』山芳製菓)
12月から全国で自然食品系のお店で買えるらしい。コンビニだと『ナチュラル・ローソン』が取り扱うんだとか。
灰野氏と言えばベジタリアン。なので当然、ノンフライらしい。
しっかし、ポテトチップスに『金環蝕』って言う商品名はないよな、と思う。山芳製菓も何を考えているんだ。
山芳製菓のホームページにある灰野敬二氏のインタビューを読むとますますワケが判らない。
http://www.8044.jp/index.html
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>なぜ、今回、ポテトチップスなのか?
「やっぱり、僕がロックだから。それは聴覚だけではなくて、味覚も刺激するのがロックなんだよ。ロックって聴覚だけじゃないんだよ。視覚、聴覚、味覚、全てを体験出来る音楽がロックなんだよ」
「海外とかでライブをやると、色々な国の食べ物を食べるよね。勿論、僕には食べられないものもあるけど(笑)。ただ、ポテトってのは世界中、何処にでもあるんだよ。家庭料理だったり、食品メーカーだったり。ポテトチップス・・・アメリカ的なモノは僕は食べられないけど、家庭料理で作られたポテトチップスは僕は好きなんだよ」
「今の子達を見ていると貧しいモノばかり食べているんだよね。貧しいって言うか、アメリカのジャンクフードだよね。で、ポテトって本来はノンフライのはずでしょう?。本来は家庭で作るオヤツなわけでね。添加物とか使わないはずなのに。やっぱりロックを味覚って言うか食文化もロックで居て欲しいんだよね。NYのハードコアみたいにさ。彼等は音楽だけじゃなくて食文化も変えたでしょ。時代がそうなっていると思うんだよ。日本はファッションばかり取り入れて、食文化に関しては音楽からのアプローチは全くないよね。そこが駄目だと思う。ハードコアのバンドは沢山あるけど、食べ物も変えていかないと」
「山芳製菓の部長さん(行橋企画部長)は若い頃に僕のライブを観ていたらしいんだよね。彼は全共闘だったから成田空港反対運動にも関わっていたから、そのときかな(ロスト・アラーフで三里塚幻野祭に出演していた)。今の僕のやっている音楽とは全く違うモノなんだけど、それ以来、ファンになっちゃったみたい(笑)。
彼の息子さんがハードコア・パンクをやっていて、それでストレート・エッジを知って・・・何故か僕にお願いしてきたんだよね。不思議だよね(笑)」
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一体、味はどう言うモノなんだろうか。
『宇宙が泣いている味』
と言う噂もあるが(ツイッターでの噂だが)、食べてみないと判らない。
しかし、音楽系の人がお菓子をプロデュースって前代未聞で面白いとは思うなぁ。
ちょっと期待。
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