2013年12月25日水曜日

闇のクリスマス

皆様、メリークリスマス!




如何、お過ごしでしょうか?。
大切な人と過ごしている人、
恋人と過ごしている人、
家族と過ごしている人、
仕事をしている人、
今日も残業の人、
メタボリックなのにピザとチキンとケーキを食べている人、
『FC2アダルト』XVIDEO』の二本立ての人、
風俗に行っている人、
サンタの衣装を着てバイトをしている人、

様々な過ごし方があると思います。今日はクリスマス。穏やかに過ごしたい処ではあります。



し!か!し!



今日、帰宅すると部屋が暗い。つまり



電気を止められていた。




これほど屈辱的なクリスマスがあるのか?なぁ!!!?クリスマス・・・聖なる夜に電気を止められた事がお前等、あるか?

主だぞ?主が産まれ、聖なる一夜に『電気を止められる』なんて聴いた事があるか?

ゴッホにしろ、灰野ケイジにしろ、大野一雄にしろ、80年代インディーズにしろ、知人の旦那の若い頃にしろ、ゴーギャンにしろ、晩年のモーツァルトにしろ、皆、最底辺の貧乏暮らしをしていたたらしいが


『クリスマスに電気を止められる』


と言うのは聞いた事がない。そもそも『聖なる夜』に『電気を止めよう』と言う東京電力の方針がおかしい。普通の感覚なら

「この人、止めなきゃならないが年末だしクリスマスが終わったら正月だろ?じゃあ、1月15日に止めよう」

となるだろ?之って人情とかそう言う問題じゃなくて企業のコンポライアンスとしてそう言うもんだろ!!!!



だが、私は36歳で、既に大人だ。だからこそ人生の酸いも甘いも嘗め尽くす処か『皿まで食』ってきた私は皆にクリスマスの真実を伝えようと思う。
こうやって電気を止められてこそ痛感するのである。


「クリスマスは『冬至』を過ぎた頃に来るので聖なる夜、と言うよりは単に凄く寒いだけ」


である。聖なる夜と言うか、考えてみるとキリストって中東の人なんだよな。今のイスラエル。

だから、この時期でも最低気温8度とかで、そんなに寒くないんだよな。だって新約聖書を読んでも「寒くて仕方がねーよ」と言う記述は一言もない。いや、マジで。
当時は地球温暖化がなかったから、もう少し寒かったとしても東京よりは暖かいだろう。


だから気候的にクリスマスってのは日本には余り無理がある、と言うか。何と言うか

『ボツワナ共和国』で『雪祭り』

を行うのに近い、と言うか。



しかし、暗いし寒い(うちは電気ヒーター)。冗談ではない。このままでは凍死してしまう。


「電気を止められたんですが」


糞の東京電力に電話する。

「おやおや、お気の毒に」

「お気の毒に、じゃねーぞ!お前等!クリスマスに電気を止める事ぁねぇだろ!

「しかし、電気料金をお支払い頂いていないので止めるのは道理にかなっております」

「確かに正論だ。しかし、今日は『聖なる日』であり『聖なる夜』だぞ?そんな日に電気を止めるってのは企業コンポライアンスとして、間違っているだろ!」

「いえ!お客様・・・否、電気料金をお支払い頂いていないの『お客様』ではありませんな

「な!」

「なぁ、KO.DO.NA君」

「なぬ!」

「確かに今日はカレンダーで言えばクリスマスだ。だが、クリスマスとは行ってもキリストに『戸籍』『住民票』があるのか?」

「紀元前だからあるわけがないだろ」

「じゃあ、今日がキリストの誕生日だってのもおかしくないかい?確かに『天皇』に関しては産まれた日が判っているから祝日だ。だが、大昔に死んでいる上に『ローマ兵』にレイプされて産まれた『不幸な子』の誕生日って事を誰が証明出来る?」

「・・・!」

「それに私達に感謝して欲しい。君に『キリストが産まれた頃のクリスマス』を忠実に再現しているのだから。つまり、之はサービスって奴さ」

「サービスって!俺の部屋が寒いって事の何処がサービスなんだ!」

「キリストが産まれた頃、そしてキリストが存命中の頃に電気があったと思うのか!!!!」

「っは!った・・・確かに・・・」

「電気は1879年10月21日にエジソンが発明するまで、この世は暗闇であり漆黒の夜だった。其処へ我々が苦労して電気を通したんだ。だが、知るところによると君は『なんちゃってクリスチャン』。ならばクリスマスにキリストと同じようなシュチュエーションを、と会議で決まったのだよ」

「嘘付け!俺の為に会議を開くほどお前等、暇なのかよ!」

「確かに私達は原発とか放射脳の糞サヨを潰し捲くるのに大変だから会議は開いてない。だから嘘と言えば嘘だが、ジョークと言って欲しいな」

「俺はオマエのジョークを聴く為に公衆電話に100円突っ込んでいるわけじゃねーぞ!この『聖なる日』に電気を止めるなんて、幾らなんでもあんまりだ!今すぐに電気をつけろ!」

「聖なる夜、と言っても先ほどから言うように誰がキリストの誕生日だと断定しているのかね!」

「エルサレムだ!」

「エルサレム?」

全ての道はエルサレムに通じる!『乳と蜜の流れでる約束の地』であるエルサレムが断言している!お前等、東京電力とは格が違うんじゃい!格がぁ!

「しかし『乳と蜜の流れでる約束の地』とは言っても現実には乳も密も流れてないではないか

「それはメタファーだよ!メタファー!そう言う風に言わないと当時のユダヤの奴隷は動かねーだろ!ギャンブルと同じで夢見させておかないと馬鹿奴隷は動かないんだよ!」

「まぁな。大体、『神の声を聴いた』とか言うモーゼなんて現代医学だと単なる統合失調症患者だしな」

「とりあえず『エルサレム』が『今日は聖なる日』って決めてんだよ!そんな日に電気を止めるなんて言う暴挙が許されると思っているのか!さっさと俺の家の電気をつけろ!もっと光を』!」

「エルサレムが言うならば仕方がない・・・と言いたい処だが、実は我々はキリスト教徒でも仏教徒でもないのだよ」

「なんだと?」

「東京電力は『天皇制』です!今上天皇陛下の誕生日には電気お付けしておりました。陛下の誕生日に臣民に苦労をかけるのは成らぬ!と言う上層部からのお達しが御座いました」

「なんで急に口調が変わるんだよ」

「陛下について語る時、お言葉を選ぶ運用になっておりまするるでございまするるので御座いまするるる」

「で、天皇制だと『クリスマスに電気切断』なのかよ」

「左様。陛下はクリスマス等と言う西洋の慣わしなぞ祝いませぬ!陛下が祈るのは我ら臣民の平穏と眞子内親王様が『処女ではない』事が世間にバレない事で御座りまするるるる」

「じゃあ、今の俺の『苦労』は?ヘーカは祈ってねぇのかよ!」

「否!しかし、陛下は311の際、被災地の人々の苦労を偲んで電気を一切、つけない生活を送っておりました。何しろ戦中産まれの金ばかり食う糞老害・・・ごっほん!失礼致しました。立派な方で御座いますので『電気がない』程度では苦労とはお思いになりませぬ。貴方も被災地の方々の方々の苦労を体験する事が出来て、さぞかし陛下もお喜びかと思われます」

「うるせぇよ!俺はマルスク主義だぞ!」

「え?さっきは『なんちゃってクリスチャン』って言ってたではないですか」

「マルクスとキリスト教は矛盾しない!」

「そうですか」

「だから、あの糞天皇の苦労なんてしらねーよ!さっさと電気をつけろ!大体、なんで部屋で凍えなが過ごさなきゃならないんだ!俺は被災者か!」

「まぁ、放射能は東京にも焼夷弾の如く降り注ぎましたので被災地と言えば被災地かもしれませんな。ってか過去形じゃなくて現在進行形ですが」

「その放射能をバラまいたのはテメー達だろ!」

「否!キュリー婦人です!」

「はぁ?」

「あの糞女が放射能なんぞを発見したからこそ、あの発電所があるのです。大体、あんた、知ってますか?うち等が原発を作りたいから作ったワケじゃなくて過疎地の自治体が『原発カモーン!』って言うから作ってんですよ?維持費とか人件費を考えると原発なんて割に合わないこと位、サルでも知ってますよ。しかし私どもは臣民の為に尽くさなくちゃなりませんからねぇ。311以降、色々な自治体から『原発事故の一つや二つで、原発撤退なんてするんじゃねーだろうな!』と激怒されたもんですよ(これ、実話。ソースは明かせないが実話)。

「いいから電気をつけろ!」

「ならば10月分1590円を最寄のコンビニエンスストアでお支払い下さい。さすれば我々の尖鋭部隊が電気を付けに行くでしょう」

「ち・・・ちくしょー!」




こうやって私は日本を覆う糞fuckな『天皇制』によりクリスマスの夜を凍えながら過ごしているのである。なんて事だ。



で、現在、23時16分。

電気はついてない。


明日から高知県だと言うのに旅支度すら出来やしない。嗚呼・・・・

2013年11月25日月曜日

フリージャズ

フリージャズを志していた時期があった。





「何年前の事だっけ?」と思ったのだが911前後だったので2000~20003年頃である。当時は本気でフリージャズを志していた。

『フリージャズ』

と言うフォーマットであれば自分が見ている森羅万象、異性、人、感情、その全てが表現出来ると思っていた。

当時、20代前半。

思えば当時は洋服を買うときにメンズだとブカブカになるのでレディースしか着れない程、私は細かったし華奢だったし、外見通り内面も華奢だった。



で、


ニュージャズ・シンジケート』と言うジャム・セッションに通っていた。恐らく当時、都内最大音量を誇るジャムで、年齢層は高かったがキャリアのある人が多かった。

怖かったけども必死で通っていた。


当時はまだTPも下手糞で(今も下手だが)、20分も吹けば唇はバテバテ。30分を過ぎるとGから上が出なくて、1時間となると音が出なくなっていた。
コードなんて判らなかったし、リリックやフレーズの貯蓄も皆無。テクニックも皆無。

全くのズブの素人だった。

それでも必死で周囲にあわせて45kgの身体で吹いていると吐気がしてくる。ステージを走って降りて、トイレでゲロを吐いて、水で口を濯いで、そのままステージに上がって、また吹きまくる。

翌日は全身が筋肉痛のようにボロボロになっていた。


そのNJSを主催していたのが『庄田次郎と言う男で、ボディビルで静岡県チャンピオンになってしまったような人物。で、同じくトランペット。

http://www.ne.jp/asahi/miz/njs/profile.htm

今、思えば庄田次郎氏のTPは下手糞と言うか、力任せに吹くだけのアナクロなトランペットなんだが、その『肉体派トランペット』と言うか大音量で、強力なスタミナに驚愕した。


氏と3回り以上、年下の私では到底、敵わない人物だった。伝説の『阿部薫』の兄弟弟子だった、と言うキャリアもあり凄く尊敬していたし、憧れでもあったし、同時に「いずれは倒さなくては」と思っていた。その日が何時になるのか検討も付かなかったが。
何しろ当時は基礎練習のやり方すら判らなかった位である。庄田氏にすれば私は、ガキで、熱意はあれども何もかもが追いついていないウスノロ。

そう言う事もあったのか可愛がって貰った覚えがある。庄田氏が贔屓にしていた糞みたいなバーに連れて行かれたり(店主が若干、狂っていた)。

当時の庄田氏はウィスキーをロックでバカスカと呑みながら狼の如く吹き捲くっていた。バラードのような演奏もしていた。
桁外れの酒豪で、其処にも「すげー!」とか思っていた。


当時、NJSに通っていた『若手』としては

①岡庭さん
②コヒヤマさん
③私
シークレットカラーズの面子

だった。私を含め『若手』(と言っても皆、30手前だったのだが)の共通項目は

「如何にして庄田次郎を倒すか」
「どうすれば庄田次郎以降を作れるか」

だったと思う。口には出さなくても、そう言う気持ちだった。だからタンテの奴が居たり、岡庭氏は大音量ギターを弾いたり、エフェクティブな演奏をしたり、私は溺れる子猫の如く必死に吹いたり。


多分、丁度、分岐点だったんだと思う。


思えば世界共通時期なのだが『音響系』と言う演奏スタイルがシカゴ~日本~ユーロ圏で登場し始めた頃だった。で、其れまでとは全く違う演奏スタイルと、70年代の肉体派の演奏スタイルがぶつかり捲くっていた。

何しろ演奏する場所がないのでフリージャズのセッションに行くしかなく、其処でエレクトリックと肉体派が、心理的にも具体的にも衝突していた。

その最前線に居たのは岡庭氏でもあり、コヒヤマ氏でもあり、私(NJSに行かなくなってからだが)でもあり、シークレット・カラーズの面々でもあり、同時に庄田次郎だった。


今、思い出したのだが入谷の『なってるハウス』のJAMに行った時にオクターバーとディレイを持ち込んだら露骨に嫌な顔をされた。で、「使わないでくれ」と言われた。
あと、年長者だったフリージャズの人とセッションしてディレイで音を加工したら死ぬほど嫌がられた。

「ジャズは電気を使っちゃ駄目」

と言う不文律のようなものが確かにあり、要するに50年代と同じようなセッティングでやらなくてはならなない、と言うような感じだった。



信じられないような話かもしれないが、本当にそうだったんである。



そう言った雰囲気と不文律の象徴が『庄田次郎』だった。だからこそ倒すべき存在だった。


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ミュージシャンは10代の男の子みたいなもんで、好きな相手と一晩、ヤレるとなると雑種の犬の如く尻尾を振りながら、何処にでも行く。

照内央晴』氏

とは、10年以上前に知り合い、その頃に一度だけセッションしているのだがセッションの内容は確か精神障害者が経営するライブハウスのJAMで、しかも『寅さん』のテーマソングをファンク風にアレンジして、と言う思えば黒歴史である。

とは言え照内央晴氏。多分、都内TOP3のピアニスト。

こんな美女とやりたがらない男は男とは言えない。音の中に居る奴なら必ず勃起するピアノを弾く男である。



場所は『神奈川県金沢文庫』と言う辺境にある『ブルームーン』と言うジャズバー。


電車に乗って目的地に向かうが何時まで経っても到着しない。

「永久と言う名の列車・・・」

と中二病っぽい事が頭を過ぎる。持参したエフェクター(ループマシン、マルチ)が重たくて疲れる。

改札で照内さんと合流し、ドトールで世間話。


其の後、『ブルームーン』へ。


行くと店には庄田さんが居て「お!来たか!」と昔と同じく大声でベラベラと喋り捲る。何と言うかニュアンスとして唐組の唐十郎を彷彿させる感じである。体型も似ているし、

「この人、多分、一人のときは暗い表情しているんだろうなぁ」

と思わせる部分も似ている。力任せで、肉体派って処も同じ。


幸い唐さんはギターが少し弾けるだけで、JAZZやROCKは大嫌いな人だからジャズバーに来る事は100%ないが(若い頃は頑張って行っていたらしいが、嫌だったんだとか)。
(因みに唐十郎がギターを習い始めた理由ってのが「芝居じゃ食えないし、流しのギターで食うしかないかなぁ」と思ってドイツ人のギター講師について習っていた。動機がそんな消極的なモノなので、あまり上達しない。ある日、そのドイツ人講師に「大鶴君!月光を弾いてみなさい」と言われて弾いたら、講師から「大鶴君(唐さん)!君には才能がない!出て行け!」と怒鳴られて泣きながらギターを止めたんだとか。だが、当時の状況劇場の劇中音楽は機材がなかったので唐さんや、当時の劇団員がギターを弾いたり、弾き語りだったりしたので良かったのかもしれない)


WEBでは綺麗な感じのジャズバーだが行ってみると薄汚かった。店のママさんも来てないので、ビールを買って呑む。

で、ママさんが来たので照内さん、私、矢野さん(バイオリン)のトリオでやる事に。演奏する前に一寸、ハイな庄田さんが

「まずはオマエ達がやれ。な!で、俺が後で徹底的に壊すから、な!完成したものを壊すのが俺の役目だから、な!」

と言う。

「っけ!。そうは行きませんよ。そうそう、ヤワじゃありませんよ。此方も伊達でやってるワケじゃないですからね。上等ですよ」

と言い返すと

「な!テメー、言いやがったな!おい!●●!聴いたな!こいつ、言いやがったぞ!よーっし。じゃあ、見せてみろ!」

と言う。庄田さん、こう言うのは嫌いじゃない。



で、行き成りハムノイズからスタート。


実を言えば結構なプレッシャーだった。庄田さんもあるが照内さんの存在もデカい。この二人に負けない演奏、となると此方も芸の総動員。

ノイズからスタンダードプレイまで。

ハウリングならお手の物。だが、途中でエフェクターが不調。帰宅後に調べてみたらケーブルが断線していたのだが。で、マイクがもう一本あったのでブレス音と、色々。



で、次のセットが庄田さんと、ドラムのディオ。


トランペット同士だと判る雰囲気ってのはあって、庄田さんが明らかに此方のTPを意識しているのがわかった。

3セット目は庄田さん、ドラム、バイオリン、照内さん、KO.DO.NA。



借りた芸の恩は芸で返さなくてはならない。伊達や酔狂で15年も吹いているワケではない。庄田さんが出来る事を此方も出来る上で、庄田さんが出来ない事を見事にやらなきゃ駄目。
で、照内さんの音にも対応しつつ・・・。


ビールを便ごとラッパ呑みしながら、犬の如く二人で叫びながら演奏。庄田氏が上半身脱ぐので(ボディビルをやっていた為か脱ぎたがる)、此方も上半身だけ脱ぐ。


完全にバトル状態。


で、終わり。


店のママさんから「マイクをハウリングさせないで」と言われたが、ケーブルでハウリングさせている事を説明。

「機材は大丈夫だけどお客さんの耳が壊れちゃう」

「この位で壊れるほど耳は脆くない。壊れても3日程度治る」

と呟く。



終わって照内さんに「今日は此方の完全勝利ですな」と伝える。感触として「圧勝」と思った。音楽は勝負事じゃないけども、どこか『勝ち/負け』はある。私自身、10年間、負けっ放しだったから。

勝利は嬉しい。


終わってから庄田さんに

「今日は有難う御座いました」

「おう」

「昔、NJSで僕を含めて『どうやって庄田さんを倒すか』って言うテーマがあったんですよ」

「あ~。それは当時、凄く感じてたよ」

「昔、シゴかれたし、だから今日は失礼だとしても全身全霊で挑ませて頂きました」

「嬉しいね。オマエの演奏は面白かった。絶賛はしないが面白かった」

と言う。


まぁ、ちょっとは借りを返せたかな、と思った。照内さんとも濃厚な時間を過ごせたし、本当に良い夜だった。



15年越しのリベンジ



店のママさんが「またライブしてねー」と抱きついてきた。

「もう、ズーっと抱きしめちゃいたい!」

「お望みなら私は朝まで抱きますよ」

と頬にキスして帰宅。



音響派はCOOOOOOO+++++Lじゃなきゃね。

照内さんとノンビリと帰宅。思えばユックリと話すのは初めて。だけど、1000回目の会話のように話せる。不思議だ。多分、照内さんの前世は中国の傭兵とかで、私も同じ部隊だったに違いない。



さて、最大の恩師である唐十郎に借りを返せる日は来るのだろうか・・・。


2013年11月15日金曜日

キュノポリス(犬狼都市)LIVE@六本木SuperDeluxe

http://www.youtube.com/v/cOe339k_y-k?version=3&autohide=1&showinfo=1&feature=share&autohide=1&attribution_tag=CIbxcbPqYVOx1LI2hD8seQ&autoplay=1

2013年11月6日水曜日

いもーと

妹が結婚した。 



10代の頃は手が付けられないヤンキーで、ヤンキーが過ぎて『番町』になってしまった程の愚か者で、「この様子だと田舎の風習的に『出来ちゃった結婚』となるかねぇ」と当時は思っていたのだが、何故か三十路過ぎまで売れ残り。 

まぁ、妹にしろ姉にしろ私にしろ、過激で過剰で滅茶苦茶だった父の影響が強すぎるのが直接の原因なんだが。 

父は『父親』としては最低最悪だったが、男性として見れば途方もなく魅力的だった。しかし、フロイト式に言えば父親こそが理想の男性となってしまう。だが、父親は途方もなく無茶苦茶で、出鱈目で、第三者に殺されずに死んだ、と言う事が奇跡だ、と言われてしまう程だったので、そう言う人物は滅多にいない。居たとしてもかかわりたくない。
私は長男だが、子は親を超えたいと思うものだが、親父はさっさと死んで(死ぬ時期まで自分勝手な奴だった)しまったので 


『勝ち逃げされた』 

と言う感じが未だにする。 


とは言え、妹は結婚。相手は×1である。田舎で三十路の独身なんて×1に決まっている。 


だが、大事な妹である。妹に電話して夫と話す。黒木家の伝統と家訓と伝えなくてはならない。それが長男の勤めである。この辺が長男の辛いところである。 



私「おい!お前の旦那に電話を変われ!」 


妹「えー」 


私「良いから変われ!」 

夫「あ、どうも〜。若田です」 

私「兄です」 

夫「どうも、どうも」 

私「あの、『ムトゥ・踊るマハラジャ』と言うインド映画はご存知ですか?」 

夫「いえ、知りません」 

私「その映画の中で男女が結婚する際のルールが説かれるんですよ」 

夫「はぁ」 

私「インドでは『一日9回愛している、と伝え、一日6回キスをして、一日3回SEXしなさい』と。で、黒木家と山本家は実は 


『インド式』 


で御座いまして、9・6・3は家訓でもあり、伝統なんですね。」 

夫「あ、え?はぁ?」 

私「人並み以上の事は言いません。只、家柄と言いますか伝統ですので9・6・3は必ず守って頂けますでしょうか?」 

夫「いやー、はっはっはは」 

私「お互い、三十路過ぎですので365日、毎日、一日3回もSEXするのは大変、辛い事であることは承知の上なのですが『亡き父』の遺言でしたので・・・」 

夫「あ、はい」 

私「9・6・3で頑張って下さい」 

夫「わかりました」 

私「何故、黒木家と山本家がインド式なのか私にも判らないのですが、伝統とかはそう言うものですから」 

夫「あっはっはっは」 

私「父も死ぬ間際に『良いか・・・グッフ!インド式だけは必ず守るんだぞ・・・ゲッホゲッホ!他は何をしても良い。だから『インド式』だけは必ず守るんだぞ・・・パタリ』『とーさーん!』と言う経緯もありますので・・・」 

夫「頑張りますw」 

私「それさえ守ってくれれば、それだけを守ってくれれば他は何も言いませんから。宜しくお願いします」 

夫「よ・・・宜しくお願いします」 


この伝統さえなければ姉も嫁に行けるのだが、何しろ『家訓』『伝統』『家柄』な上に亡き父の『遺言』なので守っていただくしかない。 
黒木家にしろ山本家にしろ、いつから『インド式』になったのかは判らないのだが(九州とインドは遠い)こう言う伝統やシキタリは意味不明なもんである。インド式なんだから仕方がない 


と言う電話の後、30分後に母親から激怒の電話が来た。 

「あんた!妹の夫に何を言ってるの!馬鹿じゃないのか!何がインド式じゃボケェ!恥ずかしいとは思わないのか!一族の面汚し!」

と言った内容で25分。 



長男は辛い。

2013年10月11日金曜日

『riunione dell'uccello #1/鳥の会議』

『riunione dell'uccello #1/鳥の会議』


 http://trkg.web.fc2.com/
https://www.super-deluxe.com/room/3500/




鳥の会議を行います。皆様のご出席を心よりお待ちしております。

riunione dell'uccelloと言うタイトルですが『レオネーネン・デル・ウィッチェロ』と読みます。
イベントの名前はピーター・ブルックと渋澤達彦から頂きました。


今回から『#1』と付け始めました。riunione dell'uccelloは08年から延々とやっているのですが、今回から『#1』にしたのはイベントのコンセプトに変更があるからです。


柄にもない事を書きます。



個人的に『311以前』『311以降』と言うモノがあると『私』は思います。



個人的な事を言えば311前までは『その場限り』で良かった。その時のイベントが成功だったら、それで良かったし、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。

勿論、イベントを行う際に『次回に繋げる』と言う事は念頭にはありましたが、それは『次回』であり、数ヶ月~半年以上の余りにも不定期なイベントでした。



311以降、色々なイベントが行われました。其れは今も行われています。

『プロジェクトFUKUSIMA』
『FREEDOMMUNE 0<ZERO>』
『原発ゼロアクション』


311以降と言うのは震災以降と言うよりも『放射能』が降り注ぐ時間を生きる』と言う事だと思います。
単なる大地震であればボランティアに行き、瓦礫を撤去する作業で良かったでしょう。しかし、撤去出来ない事柄が多すぎる。


簡潔に書きたいと思います。


私は311以降の人達、『次世代』に何かを残したいと思います。『次世代』とは一体、何世代先までの事か?と言えば明確には言えませんが、しかし、私達がバッハやウェーベルンに感動するように時間は問いません。

そして私達が十代の頃に音楽に感動した時、その感動した時の音楽はいつの時代のモノだったでしょうか?
感動する事柄に時間は問われない。


私の年収は一般の人達よりも低いものです。

ですので『FREEDOMMUNE 0<ZERO>』のような大規模な事は出来ない。
大卒でも経産省と繋がりがあるわけでもないのに『プロジェクトFUKUSIMA』のような事は出来ない。
人徳はないので『『原発ゼロアクション』』のような事も出来ない。

只、311以降、偏差値39の底辺高校卒業のガラクタのような脳味噌を振り絞って考えたのが、


『イベントを定期的に継続する事』


でした。その事が『次世代』に何か繋げられるのか?と言えば判りません。単なる定期的なイベントでも構わないのですが、其処を念頭に置くのと、置かないのでは可也、違うのではないか?と。


来場する方々に、それを意識して欲しくはないし『脱原発』『反原発』と叫ぶつもりは一切、ありません。現実的・冷静・冷酷に考えれば『脱原発』『反原発』が滑稽無糖な夢物語でしかない事は小学生でも分かる事です。
殆ど『萌え』や『ラブコメ』のような世界でしかありません。



私達に出来る事は自分が、36年間と言う長くもなく短くもない時間の中で得てきたモノを多くの人達に提供していきたい。

否。

提供すべきである。




『鳥の会議』はチャージフリーイベントです。つまり出演者に対してギャランティをお支払い出来ない、と言う事です。

『演奏』『パフォーマンス』と言うのは立派な職業です。ストリップであれ、小澤征爾であれ、全ては同じ事。
普段であればストリップであれば3500~6000円。または数万円から10万円以上するステージもあります。
それを『無料で行ってください』と言うのは正直に言えば、私自身もプロとして活動していた時期があるので、それが非常に失礼なお願いである事は承知です。

幸いな事に「そう言う意味」で依頼しているワケではない事は之までの出演者の方々は理解してくれているようです。



あと、もう一つ。



個人的な志向はさて置き。私が10代だった頃。

『非常階段』
『灰野敬二』
『メルツバウ』
『ボアダムズ』
『ケン・イイシ』

等は私が当時、住んでいた場所が田舎だった事もあり、彼等・彼女達がライブに来る事は稀と言うより皆無でした。

だから音源や雑誌媒体等で知る事しか出来ません。

只、私が彼等・彼女達に感じていた感情は「灰野敬二『様』」「非常階段『様』」と言った

『私』と『あの方々』

と言うモノではなく


『我々』

『俺達』


でした。『世間』と言うモノと上手くやっていけない『私達』と言うか。上記の人達が当時、どう思っていたかは判りませんが、まだ10代の私は彼等・彼女達は『希望の星』でした。

「世の中と上手くやれなくても、なんとかなる・・・のかも?」

と。


今はどうなのでしょうか?個人的には、10代の頃に憧れだったミュージシャンやパフォーマー達は『国営機関』『国』『企業』と言った組織の絡みに居たりします。
それは間違いではないし、当然の評価ではあります。


ですが、『役人』と『私達』は違います。


『歌舞伎の大御所』と『小劇場の役者』が違うように。


私は再度、『俺達』『私達』と言う状況を作りたいと思います。


『私達』『俺達』


とは何でしょうか?


其れは之を読んでいる貴方・貴女達、そして、その友人。そして私、私『達』。






高層ビルの中でウンザリするような仕事をしながら窓を見るとカラスが高層ビルに吹き荒れる風を利用して、ウットリするような滑空を見せてくれます。

身も心もボロボロになりながら帰宅していると街路木ではスズメ達が、その日の報告を行っています。

夕方、善福寺川に行くとカラス達が沢山のお喋りをしています。



鳥達は何をしても美しい。


人間は何をしても醜い。



只、一瞬だけ。または数時間だけでも鳥のような時間を提供出来れば、と思います。


皆様のへの『pray』でありたい、と思います。そして『pray』であり続けようと思います。

2013年9月16日月曜日

皆様へお願い

皆様へお願いがあるのです。

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前略

「お前は30歳まで生きられない、と言う気がする」
と高校時代、よく言われておりました。実際、何度も生命の危機には遭遇しましたが不思議と生きています。

先日、自宅に『エホバの証人』が来て「人間が生きる意味とは何だと思います?」と聞かれて「生きている意味なんてないでしょう。理想としては野良犬みたいに生きる事でしょうね。そうは行かないのが人間の面倒臭さでしょう」と答えたのですが、野良犬にしろ人間にしろ『生きる』だけでも実は精一杯。

欠陥人間である私が生きている事も思えば奇跡みたいなものです。


あと、数時間で36歳になります。


30歳まで生きられないはずだった私が6年も長生きしています。

全て皆様のおかげです。私はいつも皆様に生かされている。私は皆様が居なければ死んでいます。
毎日、毎日、助けられています。

皆様、本当に有難うございます。私は何とか生きています。本当に有難うございます。



35歳の誕生日は高知県の山岳地帯で迎えました。36歳の誕生日は埼玉県の最果ての地で迎えています。
どうも『都内』で誕生日を迎えられないようです。

35歳から今日まで。

NYで小規模なツアーをやり、東京で演奏し、韓国で小規模なツアーをやり。言葉も風習も判らない場所を25kgの機材とトランペットを抱えて行わせて頂きました。特に韓国ではトイレの習慣が日本とは可也、違った為、驚きました。

海外に行った理由は色々とあります。
私は役立たずな人間です。トランペットがなかったら之ほど迷惑な人間はいないと思います。
118回も転職しているのですが、それにしても118社と会社の関係者に途方もない迷惑をかけているのですから最悪です。社会人としては「どうしようもない」どころか「害」そのもの。


私が人様に何か与えられるとすれば『音楽』だけです


仕事や生産、経済と言うモノは全く駄目ですが『音楽』だけには誠意をもって尽くせるから。

しかし、皆様に提供している私の音楽がどう言うモノなのか?
私の音楽は実は東京ローカルと言うか、単に『SDLX』『BULLETS』と言う場所のブランドなのか?
私は、私が皆様に与えたいモノを本当に与えられているのか?

それだけではないですが、それも理由。


明確にはなりませんが少なくとも『全く駄目』ではない事は判りました。

ただ、当初は『全く駄目』だった私が『全く駄目、ではない』になる為には皆様、と言う存在が10割です。
若い頃は「一人で生きていくさ!」「駄目になったら死んでやらぁ!」と豪語していましたが、三十路を過ぎると、自分と言う存在が皆様の助けと愛情と優しさと厳しさの中でしか有り得ない事を思います。

本当に皆様、私を生かせてくれて有難うございます。


誕生日には誕生日プレゼントと言うものがあります。此処で皆様にお願いがあります。




大切な人に「あなたが大切だ」と言ってください。

好きな異性には「愛している」と言ってください。

仕事をしている方は残業をせずに帰宅してくだい。

美味しいモノを食べてください。

お酒が呑める方は美味しいお酒を呑んでください。

音楽が好きな方は一番、好きなCD(またはLP)を聴いてください。

絵画が好きな方は一番、好きな絵を見てください。

映画が好きな方は一番、好きな映画を1シーンでも良いから見てください。

音楽を演奏する方は自分の為に素敵な音を奏でてください。


窓の外から見える空を眺めてください。

季節が変わる時間の空気を沢山、吸ってください。

鈴虫のラブソングに耳を傾けてください。

野良猫達の求愛を邪魔しないで下さい。

政治に、国に怒っている方は今日だけは政治や国ではなく『自分』と言う国を愛してください。どの
道、政治なんて腐っているのですから、腐った部分から目を逸らし、休む時間も必要です。





『大切』と言う言葉はキリスト教の牧師が作ったそうで。『愛』と言う言葉は恥ずかしいから言えない。じゃあ、って事で『大切』と言う言葉に置き換えたそうです。

私は皆様を大切に思っています。愛してます。

私のフレンドにはアメリカ人、韓国人、日本人、無心論者、政治運動家、精神的に不安定な人、仕事をしている方、無職の方、結婚している人、独身の人、寂しい人、楽しい人、いろいろな人がいます。

皆様の全てを私は愛しています。若干、面倒だなぁと思う事もありますが、私にとって、とても、とても大切な人です。


皆様、糞面倒な私ではありますが、これからも宜しくお願いいたします。


黒木一隆
兵庫県神戸市産まれ
福岡県北九州市小倉育ち
現住所は東京都杉並区。
36歳
O型
乙女座
身長160cm
体重56kg
職業:無職
好きな言葉は
『なんとか、なる』
あらあらかしこ云々。

2013年9月4日水曜日

「美しい ending」

思えば古い付き合いである門眞妙の個展に行ってきた。


■ 2013年8月30日(金)~9月18日(水) 12:00~20:00 (最終日~17:00) ※木曜日休廊
■ 門眞妙個展
■ 「美しい ending」


http://www.gankagarou.com/sche/201308monmatae.html




そう言えば彼女の初めての個展に私は足を運んでいる。2009年らしい。
当時の事を日記に書いているが、作品よりも彼女の内面を垣間見たような気がして、其処にだけ「ふーむ」と思っただけだった。

確か、まだ美大の学生だったはずである。



それから5年。



諸所の事情があり彼女の個展には行っていなかった。久し振りに観る個展。


画廊に入り最初に受けた感情は

 
『ショッキング』
『衝撃』


だった。作品の前で立ち竦んでしまう程だった。そのクオリティと完成度の高さに愕然・唖然とした

その次に嫉妬すら覚えた。


其の位、彼女の作品のクオリティは高かった。



私は音楽をやっているが諸所の事情でソロとして演奏を始めるのが遅かった。『KO.DO.NA』の最初のライブは27~28歳だったはずである。其れまで何していたか?って言えば何もしていないに等しい。友人のライブに参加させて貰ったり、と言う程度である。

だから彼女の27歳と、私の27歳を比べる事は出来ないのだが、矢張り「修練してきた」と言う部分での嫉妬心と言うのは大きい。
創作が年月を得て完成度が高まっていく。そのスタート地点からして私は遅かった。彼女は早かった、と言う部分で。

其れと自分が『音楽』である事への落胆、と言うか。

彼女は絵画だ。で、『視覚』と言うのは可也、強い。人間の感覚で

1:視覚
2:嗅覚
3:味覚

は甲乙付けがたいTOP3だ。だが『聴覚』は可也、下になる。TOP3に比べれば可也、下だ。


「あらゆる芸術の中で音楽だけが時間軸の中で自由になれる唯一の手段なんだ」

とダモ鈴木は言うが、私はそうは思わない。

音楽は多分、漫画や演劇に近い。

その時間を追わないと物事がわからない、と言うか。もっと言えば音楽は

①紙芝居
②漫画
③パラパラ漫画
④演劇
⑤映画

と言ったモノに近いのではないか?と。紙芝居の1ページだけを見せられても困るし、映画を一瞬だけ見せられても意味が無い。

音楽も同じでルイ・アームストロングがどんなに偉大だろうと3秒程度では判りにくい。

音楽は此方側の自由を奪う。最初から最後まで聴いて下さいな、と言うのが音楽。最初辺りで帰ってしまう人もいるが、其れは演奏者側の不手際である。
で、45分とか25分とか、一定の時間を演奏者側と観客側で共有する、と言えば聴こえは良いが、平たく言えば『其の時間の拘束』なワケで。




絵画は違う。




此方側の自由を余り奪わない。クリスチャン・ラッセンにせよ、ゴッホにせよ、クラナッハにせよ、一瞬で観る事も、長時間掛けて見ることも可能で。
尚且つ、保存が出来る。だからラスコー洞窟の4万年前の壁画も観る事が出来る。

だが、音楽の保存は譜面が登場するのも可也、後年。しかも初期の譜面は「再現する為」と言うよりは演奏の為のヒントでしかなく、「其れを演奏できる人のメモ帳程度」でしかない。

音楽メディア自体の登場が20世紀からで、其れまでは譜面か『言い伝え』程度である。


音楽の脆弱さ、と言うのは他ジャンルと接すると嫌になるほど判る。其の作品のクオリティが高ければ、高いほどウンザリする。

音はストップボタン、または演奏するのを止めれば消えてしまう。風みたいなモンだ。




門眞妙さんは27歳。恐らく絶頂期に向っている処なんだろうなぁと思う。年齢的にも体力的にもそう言う時期だと思う。
女性の27歳と、男性の27歳は可也、違うから簡単に比較は出来ないが多分、一番、良い仕事が出来る時期ってのは、男女ともにそんなに変わらない気がする。

此れからも此方が愕然とするような作品を残し続けるだろう。

観なかった奴は人生を大幅に損していると思っても良いと思う。




諸所の事情があり、自分が20代後半の時に作った曲を聴き直した。「若気の至り」と思っていて、余り聴きたくなかったのだが、聴いてみると悪くない。

「あれ?俺、意外と出来ている・・・」

と思った。と言うか当時と今のコンセプトやアプローチの仕方等は余り変わってない。録音方法が違うだけで、そんなに悪くない。思えば再度、取り組みたい曲もある。

ライブでは殆ど理解されなかったけども、其れは『録音』と言う事だけに重点を当てていたからだと思う。ライブで再現するような曲は多くなかった。




確か、其の作品を作ったのも28歳の頃だった気がする。遅いスタートだ。




「頑張らなくっちゃね・・・」

と思った。最近は音楽を聴いて「俺も!」とは余り思わなくなってしまった。寧ろ他ジャンルのモノに触発される事が多い。

良い刺激だった。

2013年8月31日土曜日

肺の奥まで吸い込んじまいな!

夕食を材料を買いに行ったついでに道端に『ザ バリウムピルズ』と言うバンドのフライヤーが落ちていた。
http://thebariumpills.jimdo.com/



1stCDの発売と発売記念ライブのフライヤーで、なんと言うか『村八分』のフォロワーと言うか、そんな感じである。
>


私は『村八分』の魅力が全く判らないのだが好きな人には溜まらないんだろう。世の中には
『老女』
『幼女』
『イラスト』
に欲情する人がいるようなモンで、趣味嗜好は文句は言えないが。だが、こう言う『フォロワー』のバンドって『それ以上』を求めないよな、って言うか。『現状維持』がモットーと言う気がする。


フライヤーに書かれている文言が泣ける。



「最高のロクデナシ・バンドによる極上のイカレ・ロケンロールがここにある!!
バリウムピルズのロケンロールは、世界中のクダラねぇ嘘を暴き出し、どうでいい常識やしきたりをぶっ壊す!発売禁止になる前に、すばやく手に入れ、肺の奥まで吸い込んじまいな!」

この文章を書いた人は『鳥井賀句』と言う人でソウル・キッチンと言う店の店主で、80年代にロック評論家をやったり、バンドをやったり、色々としていたらしい。あと書籍も出ているらしい。

そう言う経歴はさて置き



この人、日本語知ってるのか?



と思うほど酷い文章だ。実は『鳥井賀句』と言うのはペンネームで、実は東工大に交換留学生として来たアラブ人とか、実は嘗て虐待児童でネグレクトの為、小学校もマトモに出ておらず漢字や文章、句読点とか全く知らない、とか何か『事情』があるんだろうか。

そもそも
『世界中のクダラねぇ嘘を暴き出し、どうでいい常識やしきたりをぶっ壊す!』
と言う件も凄いんだが、『クダラねぇ嘘』の定義は何なんだろうか?


「力道山は在日朝鮮人で韓国に妻と子がいた」

「安部総理は選挙中、ずーっと下痢だった」

「野田元首相はガチ・ホモ」

「ケネディ大統領は女癖が悪かった」

「マイルス・デイビスは実はバイセクシャル」

「デビット・ボウイがゲイってのは嘘」

「ネッシーはいない」

「ツチノコは実は手足が凄く短いトカゲがいて、ちゃんと『ヒガシアオジタトカゲ』と学名もついているんだけどもUMA扱い」

「ニューネッシーはウバザメの死体」

「アンドレ・ザ・ジャイアントの前職は『木こり』とされているが、
実は普通のサラリーマンだった。そんなアンドレの副業はフラ
ンス料理店のオーナー。一人でユックリとフランス料理を食べ
たかったから、らしい。」

「アントニオ猪木の芸名は『アントニオ・ロッカ』から取られた、
と言う説があるが実は『ブラジル帰り』と言うエキゾチック感を
出す為に『アントニオ』と付けられただけで『アントニオ・ロッカ』
とは何の関係も無い」

「アントニオ猪木vsウイリアム・ルスカ戦は八百長。ルスカは当
時、経済的に困っていたから」

「柔道王の『木村政彦』がプロレスをやっていたのは妻の結核
治療費を捻出する為であり、プロレスに興味があったワケでは
なかった」

「天皇はチンポに癌が出来た事があった」

「AVの『素人』モノの大半は嘘」



とかを、ザ バリウムピルズは歌っているんだろうか?

「ネッシーなんてぇー♪/いねぇー♪/大半は見間違いー♪」

「ツチノコとぉ♪/ヒガシアオジタトカゲを♪/間違えんじゃねぇー!」


とか歌っているバンドがロケンロールになるのか?


もう一つ、気になるのは

『どうでいい常識やしきたりをぶっ壊す!』」

である。『どうでもいいしきたり』『常識』の定義は何なんだろうか?



①七五三

②桃の節句

③お正月

④お盆

⑤一周忌

⑥赤ん坊に『餅』を背負わせる

⑦神社で参拝する時に手水場で手を洗う

⑧夏にベランダに風鈴を吊るす

⑨夜中に箒をかける

⑩年賀状

⑪お中元

⑫除夜の鐘

⑬秋茄子を嫁に食べさせない

⑭クリスマス

⑮入学式

⑯卒業式

⑰成人式

⑱天皇誕生日

⑳墓参り



を一切、やらない!とかだろうか。大抵の『しきたり』ってのは意味はないしなぁ。七五三に関しては当時は新生児の死亡率が桁外れだったから願掛けしていただけだし。


「夏にぃー!♪風鈴を吊るしてもぉー!俺の部屋には扇風機しかねぇから暑いだけぇー!」

「秋茄子をぉ♪嫁に食わせちゃ♪駄目だぜベイベー!秋茄子は旨いけど♪茄子には身体を冷やす作用があるから♪嫁が妊娠していたりしたら♪ヤバイぜ♪ベイベー♪」


『夜中に箒をかけるとぉー♪良くない事が起こる♪と言う昔からの言い伝えがあるけどぉ♪今時、皆はぁ♪箒じゃなくて掃除機だから気にしない方が良いぜぇ♪』


とかか?こう言う文言が『8ビート』『ロック』に乗るのか?ってか乗せてたら凄いと思うんだけども、多分、乗らない。

あと『常識』だろうか。これもぶっ壊すらしい。
どう言う風に『常識』をぶっ壊すんだろうか?


①男性が女子トイレに入る

②小学生に無修正のUSポルノを視聴させる

③未成年に飲酒・喫煙させる

④未成年との猥褻な行為をする

⑤電車で並ばない

⑥電車の中で年寄りや妊婦に席を譲らない

⑦信号無視(徒歩)

⑧脱税

⑩年金未納

⑪会社にスーツではなくジャージで出社

⑫ロック・バンドなのに編成が『マンドリン6人』と『バラライカ4人』だけ

⑬痔であり、尚且つカツラを使用している事を事を公言する

⑭会社に7時間遅刻する

⑮選挙に行かない

⑯シャツの裾をズボンに思いっきり突っ込む

⑰ネルシャツの裾を鳩尾で結ぶ

⑱ストーンウォッシュでスリムジーンズを愛用

⑲付き合い始めて最初のデートで行き成り『野外セックス』を
要求する

⑳葬式から帰ってきても塩を撒かない


等だろう。矢張り考えられる事と言えば、こう言う事になるんではないだろうか。⑭の『会社に7時間遅刻』は私もよくやるのだが、そのたびに「社会人としての常識だろ!」と言われるので、此処はマストだろう。

だが『脱税』に関してはどうなんだろうか。1stCDが出たばかりのロックバンドに『脱税』するほどお金があるのか?と。
そうなると、『消費税』だろう。だから100円均一店に行ってもキッチリ、100円だけ払って走って逃げる。

「あのバンド、スゲェよ!年金、払った事がねぇんだぜ!将来、どーすんだよ?!」

「あのボーカル、ネルシャツの裾をズボンに突っ込んでる!超、ヤベェ!」

「バリウムピルズはヤベェよ!ロック・バンドなのに『マンドリン』と『バラライカ』しかいねーだぜ?それでブルース・ロックやってんだからスゲェよ!」

「バリウムピルズは凄いよ。小学生にUSポルノを見せたりしてんだって!」

「バリウムピルズのベースは凄いよ。何しろ痔とカツラを使用している、って言い捲くるんだぜ!何の為にカツラなのかわからねーじゃん!


と、私が知らないだけでライブハウス界隈では有名な話なんだろうか。吉祥寺~高円寺周辺でお年寄りや妊婦に席を譲らなかったり、信号無視をしている奴がいたらバリウムピルズと考えても良い、とかネルシャツの裾を鳩尾で結んでいる奴がいたらバリウムピルズ特定、とか。




しかし




高校~学生時代はロック少年だった私である。

少なくとも『ロックな人』と言うかエルビス・プレスリーからマリリン・マンソンまで『年金未納』『脱税』『会社に7時間遅刻』と言う話は聞かない。
プレスリーの前職は電気技師だったが、「勤怠の悪い電気技師だった」とは書かれてない。
マリリリン・マンソンは音楽ライターだったが多分、シャツの裾をズボンの中には入れてなかったと思う。
あと、マーク・ボランはマンドリンも弾いていたが『マンドリン』『バラライカ』だけのバンドを組んだ事はないし、そう言う編成はロシア民謡楽団以外、ありえないしロシア民謡しか出来ないと思う。

ついでにプレスリーは愛国主義だったから反戦派のジョン・レノンの事を内心、嫌っていた(プレスリーは軍隊にも入っているし)。で、ストーンズはイギリスの税率の高さを罵る曲を作った位だから税金は納めていたと思う。あと、沢田研二は65歳なので年金を貰っている。貰っている、って事は年金は払っていたワケである。



だが、鳥井賀句氏は「しきたり」「常識」をぶっ壊すバンドだ、と書いている。


そもそも、ブルース・ロックって言う時点で『伝統』『常識』『しきたり』の音楽じゃないか、と思うのだが、どう言うバンドなんだろうか。


大昔だが、『組織暴力幼稚園』と言うバンドがいて、そのバンドの初企画ライブが高円寺2万Vと言う地下にあるライブハウスで開催されたのだが企画名が

『高円寺地下大空襲』

と言う相当に矛盾したタイトルで笑い転げた事がある。いつか見たいと思っていたのだが最近は紆余曲折あり

『ギターの弾き語り』

になっているらしく少し寂しい。


あと、一時期、熱心に音楽的に研究していた『グラインド・コア』。CDを聴いたり、ライブに行ったりして「音楽的に何かインスパイアされる部分があるのではないか?」と思っていたのだが研究成果は全く無かった。
だが、面白かったのがハードコア~スラッシュ~デス・メタル~ミクスチャーで1曲が数十秒程度の過激なバンド達が実は


年功序列

礼儀作法

和をもって尊しとなす


である事だった。「何だか会社員みたいだな」と思ったほどである。


ロックって大変だ。俺にゃぁ無理だ。

2013年8月14日水曜日

処女童貞免許試験

仮免学科を勉強中。 





流石に一日中やっていると疲れてくる。疲れる、と言うより脳味噌のブドウ糖が枯渇してくる。ついでにカルシウムも枯渇してくる。
昔、取得した時は、まだ19歳だったから集中力が持続したが35歳ともなると脳は萎縮し、手先は震え、そして痴呆が始まる。 

「徐行しなければならないワケは無い。が、~の場合はその限りではない」 

と言うような『間違った日本語』にもイライラしてくる。どうして、こんなアホみたいな日本語なのか?と言えば問題集を作る際に警察が「此れじゃ簡単すぎるから、もっと回りくどく!」と指定が来るのだとか(作っている人の話)。 
糞ポリ公がぁ! 

車なんぞ動かす事ができりゃ其れでいーだろ!何が『クリープ現象』だって!お前等は『ためしてガッテン!』か?糞くらえだ。 


ふと、今、思ったのだが此れで 

『童貞研修』 
『処女研修』 

とかが仮に(仮に!)あったとしてだ。 

(急に話題が変わるが俺は疲れてんだよ。判ってくれよ。このブログは俺の母親が時折、読んでいるらしいんだが「あんたの文章は無茶苦茶!」と言われたりしてんだけども、どちらかと言えば『当たり障りが無い』事をシリアスだったり、真面目に書いてんだからたまには意味不明な事を書いても良いじゃないか!。) 


で、一応、都の条例では10代はセックスしちゃ駄目なんだから二十歳になったら、そう言う研修があって合格しないとセックス禁止!だとする。 
問題集を作るのは矢張り国家公安委員会だろう。 こう言う問題が出題される。


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「挿入の際は十分に愛撫し、愛液が満たされてであるが、相手がローションなどの市販薬を使っている場合はその限りではない」 
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「陰茎に口を含み性的刺激を与える際、十分に歯を当て、刺激を高める」 
------------------------------------------------------------------------------ 

「相手が中で出しても良い、と言うので膣内で射精した」 
------------------------------------------------------------------------------ 

「性行為に順番はなく、行為を行なう場所は人目につかない処であれば何処でも良い。」 
------------------------------------------------------------------------------ 

「相手が20歳を超えている場合、15歳の男性は挿入する事が出来る。だが、15歳の女性に20歳の男性は挿入出来ない」 
------------------------------------------------------------------------------ 

「家や所定の場所で行為を行なう事が出来ない場合、普通自動車、軽自動車、大型特種自動車、大型乗用車、中型自動車、中型特種自動車、軽車両などで行為を行なう事が出来る」 
------------------------------------------------------------------------------ 

「お互いの性フェロモンを確認しなければならない為、行為を行なう3日前から入浴は控えるべきである」 
------------------------------------------------------------------------------ 

「初めて行為を行なう際は出血などに注意し、バスタオルなどを敷くべきである」 
------------------------------------------------------------------------------ 

「公園や保育園、幼稚園、学校などの傍で幼児を見かけたが、注意して行為を続ける」 
------------------------------------------------------------------------------ 

「性行為によって広がる膣の大きさは相手の性器の2乗に比例する」 
------------------------------------------------------------------------------ 

「性行為を拒否するサインは相手から手前30m前までに行なわなければならない」 
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「交差点、及びバス停のから15m以内での性行為を行なってはならない」 
------------------------------------------------------------------------------ 

「拒否のサインを出し終わったら直ぐに止めるべきである」 
------------------------------------------------------------------------------ 

「性行為を依頼する際、相手への前後15m以内で行なうべきだが、依頼者が複数名いる場合はその限りではない」 
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「職場などで性行為は禁止されているが、ゼロックスのコピー機がある際は同僚の目を気にしながら音を成るべく立てずに行なう事が出来る」 
------------------------------------------------------------------------------ 

「緊急車両が来たので、ベットの左端により一時、中止した」 
------------------------------------------------------------------------------ 

「将来の見通しの悪い相手と性行為を行なう際は二段階挿入にて確認すべきである」 
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「この標識をつけている相手には成るべくユックリと行なうべきである」 
------------------------------------------------------------------------------ 

「この標識がある場所では同性間同士の行為が認められている」 
------------------------------------------------------------------------------ 
「これは射精禁止のマークである」 
------------------------------------------------------------------------------ 

「この標識がある地区で性行為を行なう際は腰の前後の動きは最高時速30kmであり、許可された人以外は、その速度を超えてはならない」 
------------------------------------------------------------------------------ 
「淫乱女性出没注意の目印であり、既婚者や18歳に満たない青年・少女はこの地区に行ってはならない」 
------------------------------------------------------------------------------ 


「浮気許可の目印であり、この標識がある場所では既婚・未婚を問わず性的行為を行なう事が出来る」 
------------------------------------------------------------------------------ 

「複数人での同時性行為が許可されている地区である」 
------------------------------------------------------------------------------ 


「陰部の剃毛済みの目印である」 
------------------------------------------------------------------------------ 
「この標識がある地区ではアクメ声を大声で出さなければならない」 
------------------------------------------------------------------------------

「児童ポルノ禁止地区」
------------------------------------------------------------------------------ 
「勃起可能地区であり、この標識がある場所では服装や時間、性癖に限らず勃起しても良い」 
------------------------------------------------------------------------------ 


「このマークの場所では挿入後の中折れ禁止である」 
------------------------------------------------------------------------------ 
「獣姦注意」 
------------------------------------------------------------------------------ 

「未成年者性交許可地区」 
------------------------------------------------------------------------------ 
「夜這い禁止地域」 
------------------------------------------------------------------------------ 




とか言う問題が出るんだろうか。ってか10代の性行為を禁止してんだから、こう言う免許があっても良いはずである。 
と言うか、淫行条例で言えば女性は16歳、男は18歳で結婚出来るが東京だと男女ともに結婚はしても良いが、女性の年齢が18歳を超えるまでHしちゃ駄目、って事になる。 
可也、無理のある条例だが。 

しかし、条例で決まっていて逮捕者まで出てんだから、やはり『免許制』にすべきだろう。 




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「70歳以上が性行為を行う際は、このワッペンを指定された場所に張り、過度な動きや激しい行為はしてはならない」 
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「処女・童貞を喪失した者は1年間は、このワッペンを指定された場所に張り、顔面への射精、明るい場所での行為、異物の挿入をしてはならない 
------------------------------------------------------------------------------ 



とか。 


 以前、中野でトランペットの練習をしている時に所謂『不良少年』に話し掛けられた事があった。「俺、中学の時、ブラバンにいたんっすよ」と。
 典型的な『不良主年』と言う感じで憎めない。追い払う感じにもならないので、話を聴くと何故か『セックス』の話ばかりする。 

16歳と15歳だったが、16歳の方は愛撫などは一切しない!と言う。 

「もう、スパ!っと入れて突くだけっすね!」 

「それじゃ面白く無いじゃん?」 

「だって、面倒じゃないっすか?」 

「うーん。デートとかはしないの?」 

「冗談じゃないっすよー!だったら男同士でいる方が面白いじゃないっすか」 

「プレゼントとか」 

「嫌っすね」 

「でも、相手が濡れてない時に入れたら相手、嫌がらない?」 

「突きまくっていたら濡れるから大丈夫」 

「ど・・・どうなの?それって」 

「だって、手とかに(愛液が)ついたら嫌じゃないっすか」 

「うーん・・・。そう言うセックスで面白い?」 

「面白いっすね!」 



だそうで。『不良少年』のセックスは殆ど野良猫以下。こう言う行為は禁止し、双方の感情、本能の抑制を高め合う為にも 

『処女・童貞免許』 

は必要だと思うんだよな。 

で、車と同じで 

『仮免学科試験』 

『仮免実地試験』 

『本免学科試験』 

『本免実地試験』 

とかあって、夏休みの合宿免許とかで皆、取る。教えるのは当然、国家公安委員会から認定を受けた警察、または指導員だ。 

運転教習所で講師を指定する事は出来ないので 


「うわ!アタシ、あの腋臭のオッサンが今日の講師!?」 

「えー!俺、50代後半のデブのオバサンなんだけど!しかも愛撫講習!!!」 

「え?!同姓間講習・・・。俺、まだアナルが広がってねーんだけど!」 

「ってかリヤカーの中でセックスって、どうやるんだったけ?」 

「うわ・・・。アナル性交、苦手なんだよな・・・」 

「まぁまぁ。最初は皆、苦手だよ。得意な奴はいないよ。練習あるのみ!」 

「そうですかねぇ・・・。入れる時は良いんですけど入れられる時がちょっと・・・」 

「だから、入れられる時は相手が入れそうになった時の腰のラインを見て素早く力を抜くんだよ。腰のラインが目印ね」 

「そのラインが各講師で判り難くて」 

「大丈夫かよ~。そんなんじゃ仮免も突破できないぞ?試験所では誰が入れてくるか判らないんだから」 



と皆、『嫌な思い』をしながら免許を取らないと駄目なので頑張る・・・みたいな。で、講師も講師で、 



「ほら、もっと腰を動かす!」 

「おらぁ!往ったかどうかキチンと目視で確認!確認が忘れてる!感覚で覚えるな!」 

「愛液が十分出てない!もっと舐める!指の角度が違う!」 

「はい!射精寸前、一旦停止!・・・ちゃんと腰の動きを止める!おい!腰が動いている!ちゃんと止めろ!」 

「服を脱がす手順が違う!それは夏服の時だろ!冬服の時と夏服の時の手順を間違えるな!目視とミラーで確認!」 

とか怒鳴っちゃうワケである。 



つまり、俺が何を言いたいか?って言うと、日本の少子化問題を食い止める為には、このくらいの事をしなくちゃならん!と思うわけだよ!!!君ぃ! 
俺の周囲には四十路過ぎても(そろそろ50代だ)童貞、って奴がいるし、そう言うカワイソウな人々をだな?この日本国は放置している現状では日韓関係も改善されないし、日中とも駄目だろうし、TPP交渉も暗礁に乗り上げるだろうし、このママではフクシマ第一原発の収束は程遠い! 

原発収束は汚染水や放射線ではなく、日本の少子化と『処女・童貞免許』設立後じゃないと無理だ!と言いたいワケですよ! 
其処をだなぁ、全く無視して「ゲンパツ、はんたい!」とか「フクシマを返せ!」とか叫んでも無駄なワケですよ! 
ゲンパツ問題はぁ! 

判ってんのか?!此れを読んでいるお前等! 

判ってんだたら俺が出題した問題を解け!兎に角、話は其処からだ!


ってか、勉強は疲れる・・・。何だか意味不明な事を書いているが、読み直さずにUPする。