2015年7月30日木曜日

呪いのFACEBOOKチャットⅡ/リング~螺旋~遠藤

アホみたいだった『縫部憲治追悼 ランゲルハンス島異聞』。


全く面倒臭い公演だった。原田のオッサンはコスプレをしに来ただけだし、室野井洋子は『公開同窓会』をやっただけ。

其れで前売り2500円、当日3000円は可也、強気の値段設定である(因みに深谷&KO.DO.NAは絶賛だった。だが、誰も記録を取ってないので私は判らない)。

しかも、当日に遠藤から脅迫メールがFACEBOOKチャットで来るし。

大体、メールじゃなくてFACEBOOKチャット、と言うのがチープな感じがする。思えば統合失調症とか鬱病の人の妄想とかって『UFO』『FBI』『CIA』『謎の組織』と言ったチープな題材が多いが、そんな感じなんだろうか。

松沢病院で作業療法士助手として働いていた頃も統合失調症の子はクレヨンで必死になって意味不明なイラストを描き、「悪魔が」「天使で」「神様で」と意味不明な説明をしていたが(書道の時間に、書道で作業療法士助手の女性にラブレターを渡し捲くっていた奴もいた)、『クレヨン』と言うチープさが泣けた。
遠藤君がマトモな神経を持っているとは思えないが。



で、灼熱の阿鼻叫喚の公演が終って本日。


仕事が休みなのでPCに向かっているとメッセージ。開いてみると



またもや

遠藤 寿彦


からのメールだった。



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通報のほうは済んだのかな、ボクちゃん。

オマエは本当にダセェ野郎だな。
人にあれだけ悪態ついておきながら
いざ自分が責められると今度は指一本触れられたわけでもないのに
警察かよ。情けねえ野郎だ。

オレが金曜日に送ったメールは、
暴行予告でも脅迫でもない。

それはそもそもオマエの違法行為による
暴言に対応して書かれたものだ。

もし表現が行き過ぎてそのように感じさせる部分があったなら
その点についてだけは詫びよう。

だが警察を持ち出せばオレがビビって萎縮して
物事が終了するとでも思ったらオオマチガイだ。

そもそもそのような表現にならざるを得なかったのも
もともとオマエの違法行為および迷惑行為である、オマエのオレに対する
実名入りの誹謗中傷文(facebook上 2014年10月18日 0:25)が
極めて悪質だったからこそであり、
それに応じた怒りによってやむなく出たものに過ぎない。

すべてはオマエの自業自得だ。
根本原因はオマエ自身にこそあるのだ。
(そもそも喧嘩を売ってきたのはオマエのほうだ。)

それをあたかも自分が被害者然として
何事もなかったかのように装うのは全くの筋違いだ。

もともとそんな気はなかったが、
オマエがそれほど警察警察と騒ぐのなら
ちょうどいい機会だ。
望みどおり法と言論の場で
オマエの悪事をはっきりさせ、
他者の恐ろしさを存分に味あわせてやる


もちろん記録は保存してある。
オマエの誹謗中傷文は名誉毀損罪/侮辱罪、および私的なメールの無断公開による
プライバシーの侵害として親告する。

オレの文章表現が暴力的にならざるを得なかった理由のもう一つは、
オマエが先のメールにおいて、言語的コミュニケーションを拒絶し
自己保身を図ろうとしていたことだ。

『そもそも、私が書いている文章の9割は、一発ギャグで、
それを本気にしたのは前の彼女以来ですね。皆、判って読んでいるので』
『facebookの文章って、エンドーさんfacebookをどう言うポジションとして捉えて
いるのか判りかねますが。こんなもん、ツイッターと同じで文書なんて適当ですよ。』

このように「適当に言ってるだけなのに本気にするほうがおかしい」と
他人による批判を封じておきながら、好き放題の誹謗中傷を書き連らね、
自分の発言については責任を一切負わないというのがオマエの方式だ。

このような卑劣極まりないやり方、しかもfacebookのホームという
オマエにとって有利な場に対してではまともなやり取りなど無意味に
ならざるを得ない。


ついでに言っておくが
自分が散々こき下ろした敵対する人間に対して、
自分にはありもしないのに最低限の礼儀とか作法に託つけてお門違いの
温情を要求してくるとはオマエどういう神経してんだ。

脳みそ膿んでんじゃねぇのか。
脳外科行ったほうがいいのはオマエのほうだ。

なんでオレがオマエの都合を考慮しなきゃならねえんだ。
オマエは自分の行為については
まったく無自覚なんだな。

甘えるのもほどほどにしろよ、ゴミ野郎。
オマエの脳には「恥 」という文字がねえのか。

しかも今まで追悼イベントを否定していた人間が、自分の都合のいいときだけ
「追悼公演というモノ(縫辺氏への公演)を弄ぶ事になる」
などとのたまって笑わせないでいただきたい。

縫部の「部」の字も満足に書けないバカのくせに。

それからオレの公演を観たなどと得意げに書いているが
何様のつもりでいるのか、何か勘違いして思い上がってるんだろうが、

オレはオマエに、ダンスを見る目、見る力があるなどとは
これっぽっちも思っていない。まったくの論外。

同様に、縫部の知り合いだというので声を掛けてやっただけで
それ以外何の理由もない。

無名で三流のミュージシャンもどきのゴミノイズなどに
何の用事もない。

オマエは極端に自己中心的にしか物を考えられない浅ましい人間であり、
自分に都合の悪いこと、触れられたくないことについては
ウザいと言ってればそれで済むと思ってんだろうが、
単にオレはもともとオマエから仕掛けてきたことに
合わせて対応してやっているだけだ。

それを品性がないと感じるなら、
それはオマエのようなクズのレベルに合わせているからだ。

ナメてんじゃねえぞ、この下衆野郎。
うざい × 50000回でも唱えてやがれ。
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怖い、と思った。


何処に怖い、と思ったか?と言えば矢張り此処である。

他者の恐ろしさを存分に味あわせてやる

どう考えても、こう言う事を言っているようにしか思えない。


















他者の恐ろしさを存分に味あわせてやる






他者の恐ろしさを存分に味あわせてやる







他者の恐ろしさを存分に味あわせてやる






他者の恐ろしさを存分に味あわせてやる




他者の恐ろしさを存分に味あわせてやる






他者の恐ろしさを存分に味あわせてやる





他者の恐ろしさを存分に味あわせてやる







他者の恐ろしさを存分に味あわせてやる





他者の恐ろしさを存分に味あわせてやる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





 此れは本当に嫌だなぁと思う。

実際、遠藤氏と会ったのって私は多く見積もって3~4回しかない。話した時間も合計で30分くらい。

だから

遠藤 寿彦が気合の入ったガチホモではない!と言う可能性は『0』ではないのだよ!!!





大体、公演が終って5日後に此処まで・・・最早、ラブレターの領域に入っているが、送ってくるか?フツー。

どう考えても、屈折した恋心を感じざるを得ない。

だが、遠藤君はイケメンでもショタでもない。出っ歯の40代半ばの無名どころの騒ぎではない暗黒舞踏家である。
女性のファンがいる、と言う話は聴いたことがない(男性のファンがいる、とも聴いた事はないが)。



ついでに言えば私は性的にはノーマルである。男性よりは女性の方が好きだし、性行為は出来れば異性と行いたい。

よしんば、

『止むを得ず』

『如何ともし難い』

『忍び難きを偲び』

『断腸の思い』


で、同性と行う事があったとしても(例えば妹の子供が心臓病になってしまい、心臓移植を担当する医者は名医なのだがガチホモで「一発やらせなければ手術はしない!」と言われるとか)、やはり、どーしても


遠藤 寿彦とは嫌である。



遠藤氏がこう言うルックスなら、可愛いもんだ。






だが、実際の遠藤 寿彦は手書きで申し訳ないが、こう言うルックスである。






遠藤 寿彦(40代半ば/職業:不明/趣味:暗黒舞踏)


此れは私が異性だったとしても嫌だな、と思う。こう言う人にアナル・ヴァージンは奪われたくない。




しかし、考えてみると前回のブログで書いたように遠藤君は『舞踏界隈で無料で使われる』事でしか、存在意義・存在価値がない人である。

舞踏公演と言っても、劇場を借りると矢張り数十万の金が飛ぶ。遠藤君は衣装を可也、安上がりにしているので(サウナスーツとか)衣装代はさて置き、劇場は何処でも高い。

確かテレプシコールでも10万円+αだし、バビロンでも其れ相応の値段がする。
で、照明や機材を使うと機材費と言うのが発生する。此れが結構、高い。

で、告知するとなるとフライヤーだがフライヤーと言っても手書きのコピーじゃないので、其れなりの値段になる。

それ以前の稽古場の確保などもある。


で、公演を行ったら『名誉』『賞賛』『金銭』などのリターンを求めたくなるが、遠藤君には何のリターンもない。


ただ、舞台パフォーマンスって難しく考えずに『最低限』の事を行えば「なんとかなる」モンである。
ただ、彼は最低限すら出来ない。


只、『舞踏』と言うジャンルの敷居が妙な処で低い事も確かで。

知人の著名な舞踏家が言っていたが

「舞踏なんてさぁ。何にも出来ないし、何にも努力したくないって人の最後の牙城だからねぇ」

と言っていたが、まぁそんなジャンルである。と言うか、そう言う事が堂々と許されるジャンルでもある(全てではないが、そう言うスタンスでやっている人は可也、多い事は事実で。其れは音楽も同じだが)。


彼がムカついているのは、単純にグズグズでグダグダに終った

縫部憲治追悼 ランゲルハンス島異聞』

が「アイツが出るなら、俺ぁ出ねぇ!」と言ったにも関わらず、イベントが成立して・・・自分、と言うモノが必要不可欠だと思っていたら実は、そうでもなかった、と言うか。其処に対して激怒しているのだろう。


誰もが第三者に『承認欲求』を持っているワケで。


公演数が桁外れに少ない彼にすれば『音響スタッフ』として関われなかった事がイコールで『見捨てられた』感があるのかも。



人間は社会性の生物だから、群れたい。


それが普通である。

ただ、既存の社会に馴染めない、と言う人がアングラァ~な事をする(詩の朗読だったり、小劇場だったり、インディーズ系の音楽だったり、暗黒舞踏だったり)。

ただ、最終的に『何処にも所属出来ない』と言う事が出来ないと、其れこそ遠藤君みたいに

『コスパが良いスタッフ』

で終ってしまう。


ただ、普通ならば当日のイベント主催者だった岡田氏、室野井洋子に苦情を言うべきであり、私に対して言うのはお門違いだ。

恐らく彼は私に対して『ボーイズ・ラブ』的な恋心なのか(その可能性はゼロではないのだよ!ゼロでは!!!)、単なる執着心(この執着心がガチホモ感があり不気味だ)なのか、単なる『疎外感』なのか。


って、『疎外感』なんだろうが。


彼が室野井洋子や岡田氏に何故、クレームを入れないか?と言えば簡単に言えば、彼は非力で、クレームの文章を読めば判るように余り頭がキレる方でもない。

遠藤君にすれば室野井洋子や原田ノブオ、岡田氏の事が怖いのだろう。

以前、知人の(当時、50代)の男性に上記のようにキレて、逆にフルボッコにされた経験があるらしく、其れがトラウマなのか、怖くて仕方がないのだろう。

もっと言えば彼が『怖い』と思っている人に『保護』『承認』して貰いたいのだろうが、其処まで暇じゃないし、室野井洋子も原田ノブオも自分の事だけで精一杯で。


その疎外感を与えたのは私ではなく主催者である。


元々、私の参加と、遠藤の云々で悩んだ室野井洋子である。だったら私に「参加はNO」と言えば良かっただけの話である。

仕事ではないのだから。



実際、40過ぎのガキのようなブサイクの世話をしたがる奴なんて『介護従事者』『精神病院のスタッフ』くらいしかいないが。


ただ、悲しい気がする。

このメールを晒しているのは『面白いから』だけなんだが、遠藤君と言う人物を想うに何だか途方もなく悲しい・寂しい気がしてくる。


例えば遠藤君が其れなりのキャリアを積み、其れなりの固定客と評価があったら、ジャンル違いの私に激怒する事はないだろう。
しかも彼は当日、出演者ではなく『裏方』『スタッフ』なのである。

舞台スタッフはとても大事な人材だが、彼がやる予定だった事は『音響スタッフ』で、此れは誰でも出来る。

室野井洋子の音響スタッフは私がやったし、原田ノブオの音響スタッフは彼が連れてきた弟子がやったし(大体、弟子を連れてくるんだから使うのが当然である)。


其処で「誰にも必要とされていない私」と言うのに彼は直面したくないんだろうな、と言う気がする。
実際には誰も、誰かを必要とはしていないのだけども(恋人とか親友は別だが)、彼は必要とされたがっていたんだろうな、と。

其れは『縫部憲治追悼』と言う事よりも彼には大事な事でさ。

ただ、実は高度な芸術と言うモノが余りにも身近にあり過ぎる日本人にとって、必要とされる人材って簡単に言えば

『経済的価値がある人材』

でしかない。『クール・ジャパン』の枠組みに入る人材である。じゃあ、暗黒舞踏が『クール・ジャパン』に入るか?と言えばフランス以外で暗黒舞踏を手放しで喜んでいる国はない。

じゃ、フランス行けよ。フランスならばお前程度でも食えるぞ?と言いたいが、こう言う人ほど行くはずがない。


ちょっと思い出したのだが。


以前、楽器の練習をしていたらアルト・サックスを抱えた青年が話しかけてきた。
彼はサックスを買ったばかりでモダン・ジャズがやりたい、と言っていた。で、頑張って練習しているのだが・・・と言う。

1年くらいして、私に興奮して話しかけてきた。

「阿部薫って知ってます?!」

「うん。昔、好きだったよ」

「あれ、スゲーっす!!!」

と言う。で、延々と話すのだが



①モダン・ジャズをやろうと思い池袋の『マイルス・カフェ』のセッションに通う

②バップのコードがどうしても理解出来ず怒られる日々

③其処で阿部薫

④無茶苦茶やって良いのだ!

⑤フリージャズをやるのだ!


と言う『如何にも』な流れだった。

彼とスタジオに入った事があった。矢張り『阿部薫』を聴いてサックスを始めた女の子を中心に確か管楽器だけで5人。

ところが楽器の・・・と言うか、その女の子も「何をすれば良いのか判らない」「とりあえず管楽器ばかり集めたら面白いと思って」と言う。

スタジオ代が無駄になるのが嫌でミニマルと言うかドローン的な構成の曲を無理矢理、でっち上げて演奏した覚えが。

で、帰りに彼と一緒に帰ったのだが

「俺は魂を削るような、ぶつけ合うような演奏がしたいんっす!」

と言う。

「日本人は駄目だ!」

と。

「じゃあ、アメリカにでも行ったら?」

「・・・金がないっす・・・」

と言う。


彼は『阿部薫』的な生き方に憧れていた。破滅的な、退廃的な、貧乏臭い生き方に。

正直、サックスの腕前は良くなかった。五月蝿いだけだった。フリージャズ~フリーフォームと言うスタイルは彼の中ではイコールで『阿部薫』であり、『アルバート・アイラー』『コルトレーン』『セロニアス・モンク』『セシル・テイラー』『オーネット・コールマン』ではく、矢張り『阿部薫』だった

独自のサウンドを産みだそう、と言うワケではなく「如何に阿部薫のように」だった。

其れが主な目的なので告知は殆ど行わない。だから観客は少ない(1人か2人・・・其れは店のスタッフを含めた人数で)。

で、彼も年月を重ねて30代半ばになった。

明大卒なのだが、就職もしていないし、派遣と言っても安月給。単発仕事が多かったらしいが。
で、そもそも告知をしないのだから人が来るわけがない。

音楽的な評価はゼロだった。

其処で「っは!」と我に返ったらしく「貧乏生活は嫌だ」と言う事でサックスを捨て、田舎に帰郷した・・・と言うのを聞いたのが先月だった。


何だか悲しくて、寂しい気がした。


遠藤君のメールは、其れよりも寂しい。途方もない孤独感と、何と言うか地下1km位の穴の底から一人で叫んでいるような、と言うか。


ギリシャ悲劇にありそうな話だ。

だが、実話だ。

此方まで寂しい気になってくる。仕方がない事だが。













縫部憲治追悼公演「ランゲルハンス島異聞」

昨日、『縫部憲治追悼 ランゲルハンス島異聞』と言う舞踏公演で演奏。









散々、愚痴ったので自分の中では若干、落ち着いているのだが個人的な感じで。


①フライヤーに私の名前がなかった

フライヤーは両面印刷で表面には『トランペット:KO.DO.NA』とあるのだが、裏面には記載がない。
田中トシとか記載があるのだが私にはない。
それを主催の室野井洋子さんに尋ねると

「だって、深谷さんが送ってこなかったから」

と言う。しかし、出演者の詳細を記載し把握するのは主催者の領分である。

「それで、ですか?」

「・・・」

と。facebookのイベントページにもなかった。

私は室野井さんのメルアドを知らないので此方から送る事は出来なかったしなぁ。

なめてんのか?


②全体的にゴミのようなイベントだった


酷いな、と思った。室野井洋子さんは出演者として『田中トシ』をクレジットしていた。だが、現場にはいない。

「遅れてくるのか?」

「または俺は会った事がない人なので顔を知らないのか?」

と思いながらも、どう考えても一人足りない。で、イベントが始まってみると舞台にいるのは室野井洋子と後飯塚僚さんだけ。

で、プロジェクターで何か映っているのだが、実は田中トシは


『スカイプ』


での参加だった!!!だから彼はサンパウロにいながら『スカイプ・ビデオ』なんだよな。

ちょっと、其れは酷いんじゃないか?って「今回はスカイプで参加」と本来は記載すべき・・・と言うかアンダーグラウンドの鬼才と言われてる人なんだから、彼に期待する人もいるだろうに。

で、蓋をあけると「スカイプで-す(^o^)/」って、そりゃねーだろ。

あんまりだ、と思った。

室野井洋子さんのパフォーマンスは素晴らしいけども、ちょっと、其れは・・・例えば田中トシを観に来た人がいたら、何て言い訳するつもりだったんだろう。

フライヤーには出演者として、あたかも『当日、舞台でパフォーマンスしますよ!』的に記載している。
ところがスカイプビデオです、と。

俺が客なら返金を要求するな。




③原田伸雄が酷かった。

これまで観た舞踏公演で最も酷かったんじゃないか?と思うのが原田さんだった。嘗ては舞踏界隈をウロウロしていたので、「こりゃ酷いな」と言う公演は多々見てきたのだが、もう、別格と言うか

『他の追随を許さない』

程の酷さだった。アレを超える酷い公演は二度と見れないだろうな、と。
元々、程度の低い舞踏家ではあるが、もう最高峰!暗黒舞踏界のエド・ウッド!


舞踏家にせよ、ミュージシャンにせよ、演者って『登場→退場』までが演者である。勿論、その際のハプニングってのは予想される。

ミュージシャンだったら楽器の不調や、体調。パフォーマーならば

『台詞を忘れる』
『登場の切欠を間違える』
『テクニック不足』
『キャリア不足』
『その他』


舞踏にせよ、コンテンポラリーダンスにせよ、演劇にせよ、バレエにせよ「その場のアクシデント」と付き合わざるを得ない。

で、予め書いておくが『原田伸雄』って言うダンサーは、『良いor悪い』で言えば


『悪い』ダンサー


である。ってか『悪いダンサーの典型』のような人と言うか。



なんつーか、60年代or70年代のアングラ・カルチャーの中で活動し始めた人なのだが、所謂『アングラ・カルチャー』って今だと想像を絶する程、チープだし、雑だし、不手際だし、と言うものである。

ただ、ヤング・カルチャーの萌芽と言う意味では良いのかもしれないが。

で、原田伸雄と言う人は、その『雑』『チープ』『不手際』を体言する人で、もっと言えば、それ位しかない。

元々、彼が主催している青龍会って東京のグループだったのだが、金と女と人間関係で東京に居られなくなって、福岡に『都落ち』と言う人である。

で、福岡県の事を言えば今もそうだと思うのだが舞踏グループって二つしかないんだよな。

『天使館系列→青龍会』

『白虎社系列→万華鏡』

だから、舞踏やろう!と思うと二択しかない、って言う。だから原田伸雄氏は思う存分、偉そうに生きていける。


で、当日だが「自分が出演中はクーラーを切ってくれ」と言う。

だが、当日の東京の気温は36度。しかも台風の影響で湿度も高い。
劇場内の体感温度としては38度。
これで客が入って照明をつければ40度を遥かに超える。



「自分は心臓が弱い」

「クーラーがついた状態でjは良いパフォーマンスが出来ない」

「歳だから身体が云々」




と言う。これに関しては30分くらいゴチャゴチャとした。で、最終的に

「自分は最後に出演なので、その前までは冷房をガンガンに効かせて置けば、残りの自分のパフォーマンス時間の30分は冷気で持つ!」

と言う持論で行く事になった。

だが、そうは問屋がおろさない。




当日、客席はフルハウス。


満員御礼も良い所。50~60がキャパのテレプシコールに70人入った。



で、室野井グループ→深谷さんと私→原田伸雄だったのだが、幾ら冷房を効かせても70人の客は暑くて仕方が無い。

私も演奏中に脱水症状になるかと思った程である。着ていたシャツなんて『オシボリ』みたいになった程で。





其処へ原田伸雄が登場。

まぁ、アングラなブトーをやる。カンブリア紀みたいな舞踏である。

「ほほう。60年代はこう言う感じだったんですね」

と言う程度だわな。


で、途中で原田伸雄が

「うっぐぅ!」

と言いはじめた。別に性的に感じているワケではない。


「あ・・・あ・・・あぁ・・・アクシデントが起こりました・・・!」

因みに公演中に言っているのである。

「し・・・心臓が・・・!心臓が・・・・!」

「ゼェゼェ!」

「心臓がぁ・・・」


其処へ原田伸雄は殆ど意味も無く弟子を4人くらい引き連れて上京してきていたんだよな。
で、面長な顔(馬面)の女性が原田伸雄のメイクと衣装を担当している、と。ビジュアル系かよ、と思うのだが本人がそう言うのだから仕方がない。

その面長(馬面)な女性が突然、最前列で

「師匠!飴、いりますか!?」

「師匠!塩飴、いりますか!?」

「師匠!ポカリスウェットいりますか!?」


と言う。



本番中だぞ?演者が演じている真っ最中だぞ?

で、原田伸雄は

「いらない!」

と言う舞台で言う。思わず「仕込みなのか?そう言うパフォーマンスなのか?」と思ったが、仕込みとは到底、思えない『不手際感』がある。


客席の温度は40度を超えている。

私はテレプシコールの照明宅のところ(客席より上の部分)で観ていたのだが、

「踊らんかい!」

と激を飛ばす。

「・・・踊りとは何か・・・!手を上げれば踊りか・・・ゼェゼェ」


要するに自分でクーラーを切ってくれ、と言ったは良いが照明の暑さと、舞台の温度で自分の身体が持たなくなって酸欠になって「ヤベェ!」となってんだよな。



「心臓が止まりそう」



みたいな。別に原田伸雄が出番直前にスタッフの女性に恋をしてしまい

「心臓が止まりそう」

になっているワケではない。単に『暑いから』である。



青龍会は、青龍会で公演は福岡でやっているのだが事務所公演が多いのと、大規模な公演は行っていない。少なくともテレプシコールみたいな中規模だが、設備は大規模なホールではやってない。

だから福岡と同じ感覚でやってみたら、死にそうになった、と言う馬鹿げた状態。

しかし

「師匠!飴、いりますか!?」

は凄かったな。


で、30分の予定が20分で原田氏は舞台に倒れた。倒れた、と言うか大の字になった。

「ぜぇぜぇ」
「あぐぅ」

とか何か言っている。別に性的に感じているワケではない。



25分くらいの処で

「お・・・岡田君・・・水を・・・水を・・・かけ・・かけてくほしい・・・」

当日、舞台監督だった岡田隆明氏に水をかけてもらいグダグダの状態で終了。


本来ならば原田ノブオが退場してから室野井洋子、岡田隆明が挨拶をしてイベントは終了だったのだが、


66歳

バーコードヘアー

白塗り

ウェディング・ドレス


と言うコスプレ以外、何者でもないオッサンを舞台に転がしたまま終焉となった。


「退場しなかった舞踏家なんて始めてみたぞ!」



と思った。


で、岡田氏と室野井さんが挨拶をするのだが、室野井さんがボソボソと挨拶をするんだよな。
だが、室野井さんは元々、声が『蚊の泣く声』と言う按配。

「聞こえねーぞ!」

と罵声が飛ぶ。


客席は40度を遥かに超えているのである。そりゃ不快指数は桁外れだろうに。


で、40度でも「キチンとしたパフォーマンス」「良いパフォーマンス」をしてりゃ良いワケでさ。
其れこそライブハウスとか・・・例えば『ドリーム・カム・トルゥー』のライブの客席の温度とかも40度を超えると思うんだよな。
フジロックとかでもさ。

ただ、そこでクレームが出ないのは

『観客を満足させる事が出来ているから』

と言う単純な理由でしかない。逆に言えば

『満足どころか不満足で終わっているからクレームが出る』

ワケですよ。ってか、昔のテント芝居なんて当日のテレプシより酷かったし、私が上京して初めてテレプシコールに行ったときも(向井知恵さんのイベントだった)無茶苦茶に人が入っていて、息苦しい程だったもんなぁ。

ただ、罵声が飛ぶほどじゃなかった。


熱くて酸欠状態になって「やべぇ!」となるのは別に構わないのだが舞台を続行出来ない、と言うのは『あり得ない』

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話題変更

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大昔に唐十郎の劇団に居た。

唐十郎の劇団の『劇団唐組』って元々は学生演劇だったので、何処か『学生演劇のノリ』が残ってんだよな。

で、私が裏方をやっていたのだが、その際に『岩倉さん』と言う役者が舞台のクライマックスの

『切欠』

の台詞を担当していた。

「俺達にはカンケーねぇ!」

と言う台詞だったと思う。その台詞と共に岩倉さんは手に持った石(発泡スチロール製:底に血糊が仕込まれている)を天高く振り上げる。

で、集団で主人公の手を石で打ちまくる。

眠り草

だったと思うが、この戯曲の中で唯一の暴力シーンであり、同時にクライマックスへ向かう為の重要なシーンである。


ところが


この岩倉さんってのが当時、32歳だったのだが老け顔で50代にしか見えない。岡山弁剝き出しで非常に、格好が悪かった。

で、台詞覚えが異常に悪かった。

「俺達にはカンケーねぇ!」

と言う台詞が切欠なのに初日の公園で岩倉さんは台詞を




忘れてしまった




石を天高く振り上げたは良いが、酸欠の金魚みたいになっている。で、感づいた別の役者が台詞を言って何とかなった。

で、岩倉さんは後ろで殴られていた。


岩倉さんは、その後も何度も台詞を忘れ、重大なミスをしていた。

冷静に考えると初日でミスった役者は唐さんがキャスティング変更すべきだったんよな。今後も同じ事をやるかもしれないから。

で、岩倉と言う役者の台詞覚えの悪さは事前に分かっていた事だったし。


だが、唐さんはキャスティングを変更する、と言う事はなかった。役者が怪我か何かで出演出来なくなった際は公演を中止したほどである。


これって『学生演劇のノリ』なんだよな。


唐十郎としては自分が充てた役者を変更するなんて事は自分の戯曲を変更する事であり、同時に否定する事になっていたのかもしれない。

『作・演出:唐十郎』

だったが、唐さんは矢張り戯曲家であり、演出家ではないんだよな。

恐らく浅利啓太だったらキャストを変更しただろうし、役者が怪我しても公演は続行するだろうし(因みに劇団四季も劇団唐組も『有限会社』である)。


で、唐十郎は何処に行く時でも弟子を引き連れて行っていた。少なくとも『唐十郎』と言う名前で行動する際はそうしていた。

本名である『大鶴』と言う名前では子供を自転車に乗せて買い物をしていたが。

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当日の原田伸雄も全く意味もなく弟子を4人連れてきた。男性の座員もいるんだろうが、何故か女性ばかり。
で、「ドヤ!」と言うか。

この子達が舞台のスタッフをやってくれたか?と言えば全くの役立たず

「居ただけ」

と言うか。何の為に居たのか判らないが。



しかし。



此処からはアレなんだけどもさ。

当日、上記の通り原田伸雄は舞台で大の字で倒れたまま済崩し的にイベントは終ったんだよな。
だが、演者って『登場して退場する』と言う事が絶対の約束である。



例えばスーパーボウルとか、サッカーワールドカップとかに素っ裸になって会場を走り回るパフォーマンスをする人が時折いるが、あれも『警備員に捕まって退場』と言う事が前提である。

だから『退場しない』と言う事は『登場していない』と言っても過言じゃない。

歌舞伎の『黒子』は舞台に存在しているが彼等は『舞台に居ない』と言うお約束である。


だからさ、原田伸雄氏は福岡空港からアホな弟子を4人引き連れて、


『66歳』

『バーコードヘアー』

『白塗り』

『ウェディング・ドレス』


と言う「ちょっと、アレ」な格好をしたは良いが、



『何もしなかった』

『観光』

『会場のリハーサルを見に来た』


だけだった、言う事になる。飛行機代や宿代も馬鹿にはならない。

「・・・原田氏は一体、何をしにきたんだ?」

と言うか。



③打ち上げ

私が知らない処で実はゴチャゴチャと揉めていたらしい。

私に脅迫メールを送ってきた遠藤君だが、当日、彼は室野井さんと原田氏の音響を手伝う予定だった。


って、室野井さんの音響って田中トシさんのスカイプの音量調整だけで5分で済む話なんだよな。
ってか、俺がやったし(ハウリングしない程度に調整すれば良かっただけで、フェーダーは固定だったから)。

だが、使える予定の奴がKO.DO.NAのお陰で使えなくなった!と。




それで室野井さんは、私を恨んでいるらしい。



この室野井洋子さんだが、矢張り面倒な人物で

『箪笥の角に小指をぶつけたら、一生涯、箪笥を恨み続ける』

と言う人である。

昔の舞踏家ってのは、そう言う面倒臭い人が矢鱈と多い。



その為、私の出演に関して主催者として、どーしよう?と彼是とあったらしい。其れを原田氏から聞いた。

「喧嘩はしても良いんだよ!昔の舞踏なんて喧嘩ばかりだったんだから。私もね!土方さんと喧嘩するつもりでやってきたし!」

って、あんた、土方巽と殆ど接点なかったじゃん。笠井叡の横にいただけで喧嘩するほどの仲じゃなかったし、格も違ったじゃん。

ってか話を総合すると


①遠藤がバックレた

②KO.DO.NAが参加するからバックレた

③遠藤君とKO.DO.NAが揉めたから(揉めてないが)

④お陰で音響スタッフを別に用意しなきゃならなかった

⑤KO.DO.NAが悪い!


と言う事らしい。


「はぁ?遠藤と俺の事はカンケーないでしょ?今回は縫辺さんの為の公演でしょ?遠藤が云々だとか、其れは今回の公演とカンケーあるんですか?」

「いや、だから云々」

「いや、遠藤と俺の関係性と今回の公演に何の繋がりがあるんですか?」

「いや、だからゴチャゴチャ」

「今回の公演は何の為の公演ですか?」

「いや、室野井から相談を受けてね」

「だから、なんですか?」


と。先に書いたようにフライヤーに記載がなかったのは其れだったのか・・・と思った。
室野井さんとしては私が出演する事は嫌だっただろうし、私の事を恨んでいる、と。


だが、室野井洋子さんも叩けば埃が万年床の如く出てくる女性である。
原田ノブオも東京から追い出された過去を持つほどだから、誰かをdisる資格があるわけがない。


室野井さんも原田氏も、言ってしまえば遠藤君に対して酷い扱いをしたいワケである。

この遠藤君だが、私に脅迫メールを送ってきたり、突然、キレてみたり吼えてみたり。で、舞踏家orパフォーマーとしては本人も気がついているようだが、本当に駄目な人である。
と言うか、精神的に異常な人でもある。

だが、アングラの人にすれば遠藤君みたいな奴ほど使い易い奴はいない。


①自分の舞台を食われる程の力量は持ってない

②無料で使える

③舞台スタッフとしては音響程度なら使える

④フライヤーも撒いてくれる

⑤頼めば断る事は殆どない

⑥むしろ自分から手伝いに来るほど



だが、遠藤君は舞踏界隈での存在価値もないし、存在意義もない。
舞踏公演をやっても人は来ない。
誰から競演を頼まれる程の力量もない。

だから舞台スタッフとして舞踏公演に関わる事でしか、自分の存在感を誇示する事が出来にない。

だから非常に残酷な事をしてんだよな。室野井さんも原田さんも。

40過ぎの無能男を舞台に上げてあげるワケでもなく『無料だから』『コスパが良い』と言う事だけで、あたかも信頼関係があるかのように使っているワケだから。

とは言え遠藤君としても、そう言う『虚構の関係性』でしか生きていけない。


まぁ、この辺は否定はしない。


双方が合意の元でやってるんだろうし、少なくとも遠藤君にすれば、そうする事でしか舞踏界隈と関われないのだから。






だが、である。


音響スタッフなんて誰でも出来るんである。私はクラブでアサブキさんと言う舞踏家と会ったら

「お!KO.DO.NA!音響やってくれ!」

と行き成り言われて、CDを掛けるポイント(何曲目の何分何秒から、とか)だけ指示されてやったほどで。


で、遠藤がキレる相手は「KO.DO.NAの出演を了承した主催者:室野井洋子」に対してであり、私に対してではない。

で、室野井洋子が悩んだ&私の参加に対して悶々と悩んだ、と言うのであれば彼女が主催者なのだから、私の出演を取り消せば良かっただけである。


どの道、ノーギャラである。


私としても「今回は辞退して貰えませんか?」と言われたらOKするだけである。


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俺は舞台は『神聖な場所である』と教えられてきた。福岡の劇団である

劇衆南組

大耳グランギニョル

劇団唐組

舞踏結社:青龍会(舞踏靑龍會


でも、だ。

公演をやるからには死んでも続行であり、其処に人間関係が云々は関係ない。



実際、原田ノブオと室野井洋子は嘗て(って30年以上前だが)、男女関係だった。原田氏は既に結婚していたから不倫関係だが。


で、私が青龍会に居た頃に室野井洋子が時折、手伝いに来ていた。
その頃には既に原田氏には別の恋人がいて(不倫関係だが)バッティングする事が多々あった。

その時の雰囲気は二十歳の私でも判るほど、凄まじい空気感だった。

だが、「まだ福岡で活動し始めたばかりの青龍会の為に」と言う事で室野井さんはノーギャラでスタッフをやっていた。

既に舞踏家として知名度があった室野井洋子さんで、其れを判った上で原田氏はオファーしているワケでさ。


で、今回は違った。


縫辺さんの為ではなく「田舎にいる自分がトーキョーでドヤ顔する為に」と言うモノだった。


室野井さんは舞台でフライヤーには記載していた人をサンパウロからは呼べずに(呼ばずに)スカイプで競演と言う不始末。

原田氏は舞台で酸欠で倒れて何も出来ずにコスプレをしただけ。


だから、追悼の為に・・・として挑んだのは深谷さんと私だけだった、と言うか。オファーを受けたのが2ヶ月前だったから、当日の為にトレーニングや練習も組んだのだが、実は


『田舎のオッサンとオバサンの発表会』


だった。



室野井洋子さんに対しては上京する際に家に泊めてもらったり、相談に乗ってもらった事があったし、年上の素敵なお姉さん!という感じで、好意があった。

「室野井おねーさーん!」

みたいな。初対面の頃の室野井さんはまだ若かったし、私は20歳である。そりゃ憧れるわさ。
ダンスも凄まじかったし(パフォーマンスは今も健在だが)。

原田ノブオに対しても、一定の信頼感はあった。1年とは言え世話になったし、教えてもらった事は多々あるわけだしさ。


しかし、第一線で活動するパフォーマーではなかった、と言うか。舞台監督だった岡田氏も酷かったし。

だから『アングラ世代』と言うモノの、最も醜い部分を見せられた、と言うか。

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原田氏に関しては福岡県でやっているが、東京から追い出された格好で都落ち。
だが、郷里である福岡県に舞踏をやっている奴が殆どいなかった。
つまりライバルがいない状態である。


其処で開拓と言えば聞えは良いが、まだ時代的に90年代なので

「60~70年代のトーキョーで活躍していた前衛美術のお方!」

と言う扱いで受け入れられた。


で、舞踏グループを再結成した。

ライバルも、自分の存在を脅かす存在も居ない状態である。彼は70年代~80年代初頭に掛けて作った自分のフォーマットが一つだけあり、其れを延々と飽きもせず続けるだけで拍手喝采なのである。


で、室野井洋子さんも舞台パフォーマーとしてではなく、恋多き女性なので舞踏家としての自分ではなく恋を選び、札幌に移住した。


私は『東京と言う第一線を退いた人』と言いたくなかった。


私も地方出身者だし『第一線』と言うのは東京だけじゃなくて鹿児島だろうと、福岡だろうと網走だろうと、第一線は第一線であり、

『ステージでパフォーマンスを行う』

と言う事の意味合いの深さ・重さ・厳格さは何処の土地でも世代でも関係ない!と。



だが、原田氏も室野井さんも明らかに『第一線を退いた人』『田舎でやっている人』になっていた。


で、舞台でミスったら次はない、と常に思っていたし、そう教えられてきた。

私はアングラ育ち。

その連中から、そう教えられてきた。


だが、連中には限りなく『次』があるんだよな。幾らミスっても、ともすると当日、バックレたとしても『次の公演』があるんだよな。

其れが『アングラ』であり『暗黒舞踏』だ、と。

しかし、追悼される縫辺氏は厳格に舞台を作っていた。認めたくはないが東京都と言うのは矢張り『第一線』なんだろう。

だからこそ慎重に、厳格に、大胆に舞台に挑んでいた人だったし、だからこそ私は縫辺氏と関わる事で大嫌いだった舞踏界隈の人だったとしても絶対の信頼を寄せていた。





追悼公演なんて1回で良い。
だが二回目があった。

彼等・彼女達は、いつまで友の死を弄ぶんだろうか。

『縫部憲治の死』

と言うのは彼等・彼女達にとっての『公園』『砂場』『ジャングルジム』であり、それ以上でも、それ以下でもない。

今回の公演はフライヤーも、舞台の仕込みも、公演内容も酷かった。

だが、第三回もあるだろう。第四回もあるだろう。10年後もあるかもしれない。

連中が花の都:トーキョーのテレプシコールで何かやりてぇな、と思っている間は永遠に続けるだろう。

追悼の名の下に。

死は二回ある。

自己の死。

友に忘れられる死。

だが、連中は『弄ぶ死』を選ぶ。

縫部憲治と言う人物は弄ばれる為に活動していたワケではないし、田舎のオッサンとオバサンの為に死んだワケでもない。

弄ばれるような舞台は一度もやっていなかった。

死人に口無し。



2015年7月26日日曜日

呪いのFACEBOOKチャットby遠藤 寿彦からの暴行予告

全く・・・。俺は何処まで『憎まれ役』を勤めりゃ良いんだ?。
『遠藤 寿彦』と言う出っ歯の舞踏家から、たった今、こう言うメールが届いた。
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おまえのような追悼イベントなんて無理と断言して散々わめいていたやつが、
あっさり出演とはご都合主義にも程があってお笑いだなあ。

おまえのことをもう少しまともな人間だと思って以前声を掛けたが、
実体は知的障害というか発達障害のとてつもなく
性格の歪んだイカレ野郎だったんだな。

おれはおまえに対して批判したわけでも攻撃したわけでもない。

おまえが、おれの発言とは違ったことをFacebook上にアップし、
それをムカツキ話として書いていたので、
あくまで私信として事実誤認を指摘し
今後追悼イベントに誘うことはないことを
淡々と伝えただけであり、それ以上でも
以下でもない。こちらはとくに怒っていたわけでもないし
思い違いも甚だしい。

ところがおまえは意味不明の過剰反応で一方的に逆ギレし逆恨みして
おれが書いたメールを自分の都合のいいように勝手に操作して捏ち上げたうえで、
ヒステリックな攻撃を行いFacebook上に公開でおれを侮辱した。
おまえは、自分が書いているものについて一発ギャグで適当だから本気にするほうが
おかしいと責任回避する一方で、デタラメにやりたい放題で相手を貶めるような
卑劣で最低のゴミ野郎だ。

ちょっと身内に、文才あるとかセンスあるとかおだてられて舞い上がってんだろうが
お前くらい幼稚でヒステリックにほとんどオタクネタを書き立てて悦に入ってる
ナルシスティックで程度の低いバカは少なくとも男性では初めてだ。

舞踏周辺にはおまえのようなナイーブで自意識過剰の勘違い野郎が
多いので別段驚きもしないが、その中でもおまえは最も質の悪い
自分の内部にある矛盾や感情を、他人のせいにして外部に撒き散らすことで
ごまかし隠蔽し、自分の現実とその醜さに向き合うことのできないみじめなクズだ。

おまえが書いていることはすべてSNSの身内を前提にした非常に偏った
身勝手な妄想に過ぎない。
おまえのふざけたやり方など、おまえが何か共有できてると思い込んでる
身内どもには通用しても、おれには何の関係もない。

おまえには他者というものが決定的に欠落している。

(これもおまえのような舞踏周辺の無知どもに典型的な傾向だが)

まあおまえのようなまともに話のできない、論理もエチカもへったくれもないやつに
何を言っても意味がないことは承知している。

おまえのような、不条理な暴力を平然と突きつけてくる輩には
こちらも暴力を行使するのみだ。自業自得と知れ。

おまえがしでかしたことの代償はおまえの身体で必ず払わせてやる。

おまえを殴って殴ってボコボコに痛めつけてやるから覚悟しろよ。

おまえがどうあろうが容赦しねえ、この落とし前は必ずつけてやる。
お前のようなクズに好き放題書かれてコケにされて黙って放置しておくほど
おれは寛容じゃねえ。(余りにも読みにくいので改行:KO.DO.NA)

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風の噂によると私が『縫部憲治追悼 ランゲルハンス島異聞』で私が参加する事に遠藤 寿彦氏が激憤しているらしい。上記の文面を読む限り、マトモな奴ではない。
実際、舞台は酷い。

確か、昨年の10月に縫部憲治追悼』ってのがあり、それに誘われたのだが、遠藤氏にせよ、周囲が「公演を行う口実が出来た!」とハシャいでいる印象があり、其れが凄く嫌で断ったのだが、遠藤氏の被害妄想(出っ歯だからか?出っ歯は人相学的に非常に悪いらいし)により何故か私に激怒のメールが来たことがあった。

しかし、2014年10月の出来事。
1年弱前の話だ。
で、彼は最初は参加(と言っても彼はスタッフなんだが)する予定だったが私が参加する事を聞いて
「KO.DO.NAが出るなら俺は出ない!」
とバックレたらしい。

・・・と言うのを知ったのは当日だったが。

然しおまえがしでかしたことの代償はおまえの身体で必ず払わせてやる。(略)おまえがどうあろうが容赦しねえ、この落とし前は必ずつけてやる。」
恐い。
脳裏に浮かんだのは当然、此れだ。



おまえがしでかしたことの代償はおまえの身体で必ず払わせてやる。」





おまえがどうあろうが容赦しねえ、この落とし前は必ずつけてやる。






おまえがしでかしたことの代償はおまえの身体で必ず払わせてやる。」






おまえがどうあろうが容赦しねえ、この落とし前は必ずつけてやる。。」





おまえがしでかしたことの代償はおまえの身体で必ず払わせてやる。」





おまえがどうあろうが容赦しねえ、この落とし前は必ずつけてやる。。」


























だが、文面を良く読むと「おまえを殴って殴ってボコボコに痛めつけてやるから覚悟しろよ。」とあるので安心した。アナル・ヴァージンを奪われるよりは遥かにマシだし、遠藤君とそう言う関係になりたいとは望んでいないし、出来れば勘弁して欲しいからだ。

意味不明だが仕方がないので返信。
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ゴチャゴチャ言うのは楽だが、怒りの作法ってのもありますよね。
出演者に対して当日にこう言うメールを送ってくる事自体が貴方の品性って言うものでしょう。
言っておきますが、私は貴方の公演を一度、観ていますよ。残念な事にね。
正直に言わせて貰うと、非常に良くなかった。
「良くなかった」
とSNSで書くのも嫌になるくらい良くなかった。
あと、弱い犬ほど良く吼える。
貴方はチワワだ。
可愛いチワワ。小さなチワワ。
あと、殴るつもりで来るのであれば、
『公演が終ってから』
来ていただけますか?。最低限、それが礼儀でしょう。
公演前に来てゴチャゴチャとするのは少なくとも追悼公演というモノ(縫辺氏への公演)を弄ぶ事になるでしょうから。

あと、このメール。立派な暴行予告となるので、警察へ通報させていただきます。 暴行予告が成り立つケースってのは、今年に入って貴方で2人目。なので警察から教えてもらっているんですが、実名で送ってきていますから。 スミマセンが、通報させて頂きますね。 貴方との身体的・暴力的コミュニケーションにお付き合いするほど私は子供でもないので・・・。
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と暗に国家権力をちらつかせて見た。ってか、実際、其れしかないもんなぁ。遠藤君を殴っても仕方がないし。
彼を殴って損するのは私である。
唯でさえ悪名高き私である。
これ以上は勘弁願いたい。

ってか、公演当日に出演者に、こう言うメールするか?
一体、どう言う神経してんだ?営業妨害か?
すると遠藤君

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おまえ自分のエチカの無さを棚に上げて 「怒りの作法」とか品性とはまたしてもお笑いだな。 おれはおまえほど品性の無いやつを知らねえ。 このようなメールをなぜ受けることに なったのか少しでも考えてみろ。 自らがまいた種だろうが。 おまえがおれの公演を見ていようが その程度がどうだとか、そんなことは どうでもいい話だ。 おまえの演奏などに何の興味もない。 殴る云々については、予告ではないし 今日どうこうするなどとは一言も書いていない。 それについては冗談だと言っておく。
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・・・はぁ?! 「警察にチクりますよ」 と言ったら
「警察?上等じゃねーかよ!」
と言うのかと思ったら

それについては冗談だと言っておく。』

ってなんだ???。脳味噌、腐ってんのか?。早急に脳味噌をCTIとMRIで見て貰う必要があると思う。
で、ブラックジャックに馬の脳味噌と入れ替えて貰うべきだろう。
正直、此れは日本政府の福祉・医療の怠慢であり、彼の責任ではない。


で、エチカ、エチカと書いているが「駅が近い」と言う意味なのかと思った。


おまえ自分のエチカの無さを棚に上げて 「怒りの作法」とか品性とはまたしてもお笑いだな。


あの、私の家は駅から徒歩5分なんですけど、と。調べてみると、こう言う意味らしい。

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[エチカ(倫理学)と題されているが,スピノザ哲学の汎神論的体系全体が織り込まれている。 そこでは,少数の定義と公理から出発して,神と人間精神との本性が説明され,〈神即自然〉ということと,人間の最高の善,人間の救済および真の幸福は神の認識と神への愛においてのみ成立するということとが,ユークリッド幾何学の形式にしたがって演繹的に論証されており,厳密な合理主義精神と深い宗教的心情とがみごとに統一されている。]
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と言う意味らしい。

ほほう。スピノザでござんすか。アホほどこう言う言葉を使いたがるのは何故なんだろうか。
実は狂牛病は彼にだけ潜伏中で、脳のプリオンが枯渇しているんではないだろうか。
そう考えると彼はアメリカ型畜産業の犠牲者でもある。

で、返信
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申し訳ありませんが、冗談とは思えないですし、今後のとことを考えて通報はさせて頂きます。
これに関しては『暴行予告』『脅迫罪』ですから。
本日はいらっしゃらないのですね。
では、明日にでも通報させていただきますので宜しくお願いします。
念のため、メールのやり取り(2014年10月から)はIPアドレス込みで保存しています。
申し訳ございません。警察へ提出させて頂く書類となるので、ご了承をお願いします。
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実際、休みの日に杉並警察署に相談に行こうと思うが。すると、またもや遠藤クンは謎の言葉を吐く。

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それではこちらも名誉毀損罪の準備をさせていただくことにします。
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・・・名誉毀損?

因みにメールを貰ったこのブログでは『出っ歯』と書いているが実際に出っ歯であるので名誉毀損ではなく

『事実』

である。実際、彼を「あ~、あの歯が前に出た人ね!」と記憶している人も多い。舞踏家なのだが、余り舞踏家としての代表作もなければ公演も多くはないので『出っ歯の人』として認知されているのが現実である。

話によると「KO.DO.NAが出るなら俺は出ない!」と言ったは良いが、当日になって孤独感に悩まされたらしい。

「俺は出ない!」

って、彼は音響スタッフなので私でも出来るのだが。だが、言い出しっぺは自分であり、自分で『出ない』と言ったのだから仕方がないじゃん?と思うのだが、自己解決出来ない体質らしい。

ってか、一旦、オファーを受けて突然、去ったので『バックレた』ワケである。

だが、舞踏界隈なんてナァナァで済む部分が多々あるので(多々、と言うより全体的に)

「いやー!つい、カッとなっちまってw。へっへっへ」

で済むのだが彼の『エチカ的』には駄目なんだろうか。

ってか、その孤独感の八つ当たりって俺じゃなくて主催者へ相談すべきなんだが(俺は単なる出演者なんだから)、何故か私の処に来る。


大昔。


いわゆる『メンヘラ系の女性』にモテ捲くった時期があった。
対処に困って、話を延々と聴きてあげ、家に上げたら食われる、と言う感じである。

だが、私は女系家族の悲しさか『少女漫画』で育っているのである。

『王家の紋章』

『かぼちゃワイン』

『ときめきトゥナイト』

『あさりちゃん』

『ルナティック雑技団』

『お父さんは心配性』

『動物のお医者さん』
『有閑倶楽部』


で、「セックスって汚い!」と真剣に悩み、一時期は本気でキリスト教の洗礼を受けるか、牧師になるか?と悩んだほどである。


しかし、そう言う時期は過ぎ。

今度は『男性メンヘラ』に好まれるのか?と言う気がしてくる。

歳は取りたぁないねぇ。






2015年7月1日水曜日

みんなのEバンド!


久し振りにスーパーデラックス。私はマコクベックさん曰く「メンバー」らしい。

サザンオールスターズで言う処のパーカッションの「三沢またろう」人みたいなもんだろうか(準メンバーらしい)。

前回の『みんなのEバンド!』は2~3人だった。演奏中でも流動的なので途中でデビットと私だけになったり、または増えたり。
演奏中に増えたり減ったり。
マイクがある場所じゃない、可也、遠い場所で演奏している人もいたり。





何と言うか『水溜りの微生物』みたいなバンドである。





私はギターは友人に貸したまま未だに戻ってこないのでトランペットだけ。
古いカシオトーンを持って言ったが余り使う事はなかった。

本日は

①ギター×4人(私含む)

②尺八

③クラリネット

④トランペット(私)

⑤ピアノ

⑥DJ

だった。他にいた気がするが、どうだったんだろう。

呑みながらダラダラと演奏。このバンドは主催のデヴィット氏が熊本県に移住している為、彼が上京したときにしか行われない。

なので非常に不定期。


「音楽は動詞だ!」


と言う事でギター(アコースティック楽器)で只管『E(ミ)』を演奏し続ける、と言うミニマル・ミュージックのようなコンセプトなのだが、矢張り


飽きる


ので途中から『Eのスケール』とか『Eでブルース』とか、ゴチャゴチャとしたり。
何しろ酔っ払っているので致し方がない。
思えば私も最初は『E』だけを「プー」と吹いていた気がするが、酔いが回ってキュルキュルやっていた覚えが。
緩くて楽しかった。



此れにて怒涛の6月のライブは終了。

何故か6月は忙しかった気がするし、妙に長かった気がする。ふぅ。