2012年4月21日土曜日

Everybody needs someone to Love


19日はライブだった。珍しくファンク系。


今回は

「お客を踊らせる」


と言う事を念頭に新高円寺UFOクラブへ。「よっしゃぁ!」と気合十分。会社を1時間半早めに早退して会場へ行く。いつも着ている白シャツが流石に駄目になったので前日に新たに購入までして。

で、会場へ着いたら直ぐにリハで、そのままライブだった。

演奏開始、って事でカーテンが開くと「ガンガンに躍らせまっせ!」と思ったら








踊るはずの客がいなかった





と言うか。私も余り宣伝しなかったし(スタジオに入るまでイベントの詳細は分からなかったし、そもそもイベントの詳細は当日になって知った感じだったし)、他の出演者もそうだったし、仕方がないんだけども、お客さんは15人位(10人位?)だろうか。

キャパ150のライブハウスはガラ~ンとしている。

こう言う状態で「踊らせる」なんて芸当が出来るのは多分、ジェームス・ブラウンでも無理だと思う。皆、椅子に座っちゃってるし。


カーテンが開いた瞬間に行き成り『暗礁』に乗り上げた。

と言うか「糞!」と逆にファイトと言うか「ヤケクソ」と言うか、当初の予定では余り吹かない予定だったのだが(演奏時間40分のうちtpを吹く時間は10分以内にしようと思っていた)、ヤケクソでブロウし捲くり。
エフェクターも控えめにしようと思ったのだが、フルテン。
音もマイクを調整して歪ませ捲くった。


当初の予定ではこんな風にする予定だった。



(ウィルソン・ピケット先生)


だが、ライブと言うより公開リハーサル。


既に客席が想定外だったので、可也、野蛮なステージになったかも。



あと、UFOクラブとJAMは一番、通った店だったし出演者からも聴いていたので覚悟はしていたのだが



モニターが全然、聴こえない



予想以上に聴こえなかった。モニターアンプの向きもあるだろうし、店の作りだから仕方がないが之ほどとは思わなかった。
とは言え、こう言う劣悪な環境は慣れている・・・とは言え聴こえない。エフェクトをフルにして漸く、って感じだった。

PAじゃなくてギターアンプに繋げば良かったなぁと思った。昔はそうしていた(PAがない店でライブをやっていたので)。だから店のモニターが云々と言うより私の判断ミスである。

ちょっと反省。


ヨシノトランスさんが録画してくれていた。会社から帰ってきて観てみたが、


『ハカラづしも電気マイルス』



と言うか、そんな感じが・・・しないでもない。しかし電気マイルスとはやっぱり違うな。同じ事なんて出来ないし、やれるけど、やったら馬鹿ですよ。それは。





そう言えば『エレクトリック・マイルス』のコピーバンドを『俺はこんなもんじゃない』の子がやっているのを見かけたことがある。あれはやっぱり笑っちゃうんだよな。高校生が文化祭で『ラルク・アン・シェル』のコピーをやっているのを見るのと同じで、やっぱ笑ってしまう。 
利害関係もないから言っちゃうんだけど『俺はこんなもんじゃない』のリーダーの子ってミュージシャンと言うよりリスナーなんだろう。体質的にも。だから、演奏しているサウンドが、ダサかろうと、アホだろうと、パクリと言うよりコピーだろうと、関係ない、って言うか。其れを好む人もいるだろうけども、私だったらTUTAYAで300円で借りる方を選ぶ。


で、終わってから『噂のDJ』である


『ラリーズDJ』


が登場。このDJ。幼い頃にPOSO紛争に巻き込まれた経験があり、其れがトラウマとなり、


『裸のラリーズしか掛けないDJ』


と言う特殊なDJとなり、そして世界紛争撲滅を目指している、と言う狂った青年である。

「そういう変なDJがいる」と言うのは噂には聞いていて「どんなDJなんだ?」と思っていたのだが、会ってみると「俺ぇ、サ~イケー!」と言うより普通に好青年

傍らに猫。



「その猫はどうしたの?」

「捨て猫だったんですよ。見てください。片目が潰れていて・・・。ほっておけないから拾ってきました」



と言う。そんなワケで彼の自宅は猫や犬が合計30匹も居り


『江古田のムツゴロウ』


と近所では言われているらしい。『裸のラリーズ』のブートから公式盤(?)まで『ラリーズ漬け』。


思えば私も『蓄音機DJ』なんて言う愚行を年に数回やっているので、人の事は言えない。猫は拾わないが、今日も会社の近くの野良猫に求愛を受けて

『愛の甘噛み』

の連続攻撃にて手が未だに少し痒い(猫アレルギーなのだが野良はねぇ)。



確かに噂に違わぬ凄まじいDJだった。やっぱ良かったなぁ。ああ言うハコで大音量で聴くとドロンドロンで。MIX CD作ったら3000円だったら買うな。

終わってからヨシノトランスさん、ヨウジ氏、私、ラリーズDJ(大江君)と


『バッキー事件』

『梶原一騎の娘』


について語り合いながら帰宅。



そう言えば今日、帰宅して、上記の動画をチェックする前に『熊牧場の熊が逃げて老婆2人を食べて逃走』のニュースをチェックし捲くった。

熊が人を襲う(食る)事件系に私は、特に最近はテディベアを作って一緒に寝ている事もあり胸が躍る。

何ら生産性もない熊に対して『牧場』と言うのもヒットでもある。『熊牧場』って何だよ?っていう。

食べられた人には申し訳ないが(しかし気になるのは熊と言う危険な動物の飼育を高齢の女性がやっていた、と言う事である。何故なんだろう?)やはり

熊が脱走して大暴れ

は「野生の証明」と言うか、素晴らしい。


そう言えば戦前に上野動物園から黒ヒョウが檻から逃げ出した事があるらしい。で、東京中が大パニックとなったんだとか。226事件や515事件があったと言うのに、何だかほほえましい。しかも、その事件は後年『映画』にまでなったんだとか。澁澤達彦は「既に時代は戦争に向かって暗い時代のはずなのに、何と言うかマヌケと言うか」と書いている(その頃、澁澤達彦は子供だったが)。


で、6匹の熊が猟銃会のメンバーにより熊達は無念の銃殺となったらしい。リーダー各の熊が新人に言ったらしい。熊語で。



「お前の目の前にいるのは英雄でもなんでもないただの熊だ、撃て!!」


「落ち着け、そしてよく狙え。お前はこれから一匹の熊を殺すのだ。」



嗚呼、熊・・・。

ちょっと、そこに憤慨している。





何故、カラテ家が向かわなかったんだ!!!!




『カラテ』と言えば『牛』と『熊』だろ!?違うか?!一時期、間違いなく世界最強だったウィリー・ウィリアムはグズグリーと戦ってんだぞ?小熊だけど。『梶原一騎』の『空手バカ一代』でも大山マスタツは熊と戦った、と言う事になっている(フィクションだが)。

こう言う事だから総合格闘技でカラテは常に負けるんだよ!

熊の一匹も倒せないで、何が『カラテ』だ!

多分、木村政彦が生きていたら、即効で熊退治に行っただろう。
塩田剛三でも多分、やったな。うん。
あとはカール・ゴッチ先生だろう。ゴッチ先生さえ生きていれば、世界初の『熊にジャーマン・スープレックス』を、あの美しいアーチを描いて決めた事だろう。
そして言うのだ。ジャーマン・スープレックスで倒した熊を横に

「それともカール・ゴッチは偉大ではない、と言うのかね?」

と!(by『プロレスラー・スーパースター列伝』より抜粋)


嗚呼、最強と言う名は何処へ・・・。



因みにイベントの主催者が作った『裸のラリーズ』のWEB。20代とは思えないほど物凄く良く出来ていて、私も時折、見ている。
http://lesrallizesdenudesexperience.web.fc2.com/top.html

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