2014年3月23日日曜日

ムーミン谷のKO.DO.NA

デンマークに行く前に変圧器を買わなくてはならない。





何故、日本は100Vで50Hzなのか?他の国を見ていても韓国も200V以上だし、NYは120V。
お陰で糞重たい変圧器を購入しなくてはならない。


韓国に行った際に変圧器は買ったのだが結構、重たいので確かゲストハウスに置いて帰ったのである(ハンジュ、ゴメン)。その時は既に体調は可也、酷くて39度位あったんだろうけども、海外で演奏する機会が直ぐには来ないだろう、と思っていたのである。

ところが1年後にコペンハーゲンだ。


TOMMY氏からは「変圧器を用意するよ」と言われたのだが「変圧器くらい、此方で用意するよ」と答えたのだが、考えてみると『変圧器』はソウルで痛感したのだが現地で用意した方が良い。
そもそも国内では動作チェックが出来ない。

実際、ソウルで最初のライブでは変圧器はOKだったがプラグが合わず、急遽、用意して貰った(yukieさん有難う)。

旅行ガイドブックには乗ってないのだが韓国で使える変圧器は日本では『売ってない』のである。


プラグが国内だと少し細くて、韓国で使うとショートを起こしてしまう。お陰でライブ会場で何度も停電を起こしてしまったほど。

韓国で使える変圧器は韓国にしか売ってない。




『地球の歩き方』


を参考にしたのだが



書けよ!糞どもめ!思えば同書を片手にNYに行った時も全くの嘘八百でウンザリした。



ホテルやナンヤカンヤで使うのは安い奴を使えば良いと思うのだがライブだとエフェクター9台なので若干、不安ではある。矢張りお願いするしかないだろう。
大体、国内で買うと高くつく。


あとは物価だ。


デンマークは物価が高い事で知られているがNYに比べれば、まぁ安い方なのかも。。。と思ったりも。



しかし、最も心配しているのは


『身長差』


である。友人のイギリス人『デイブ氏』に聴いた。彼は身長185cm以上あるのだが、其れでもイギリスではデカい方。
で、デンマークには行った事があるが「僕と同じ位の人ばかりだった」と言う。

デイブとは『KO.DO.NA&デイブ』で何度かライブをやっているのだが、一緒にライブを観ているときに盛り上がって彼は私の肩を抱こうとしながらも結果的に身長差により私の


頭をなでる


と言う事になってしまう。「俺は小人じゃねー!」と思うのだが。私は160cmなので彼との身長差は多分、30cmほど。だが聴いた時は「余り正確に測ってないから」と言っていたので190cmはあると思う。


しかし、何人かに聞いたのだが「デンマーク人はデカイ」である。デザイン集団『生意気』のデビットに聞くと


「デカイ!兎に角、デカイ。そのデカイ奴等がデカイ自転車に乗って猛スピードで走っている。自転車道に足を踏み入れたらデカい人物に怒鳴られる。其処は気をつけて」


らしい。要注意!なんだとか。



身長差・・・



思えばデイブと一緒に時折、思い出したかのようにやっている『KO.DO.NA&DAVE』も見た人曰く

「凄い身長差のユニットだね」

と言われた。DAVEもデカイ。SDLXで盛り上がって、DAVEは私の肩を組もうとしたのだと思うが、身長差で『頭』になってしまい、何度か頭を撫でられた。


俺は猫か!!!



しかし『巨人の国』と言われているデンマーク。多分、こんな感じなんだろう。















これは恐ろしい・・・。


多分、コペンハーゲンに行ったら空港で

「Hi,Boy」

と言われるのである。

「NO!I dont Boy! I am man!」

と言っても

「hahahahah!.nice joke!」

で、パスポートを見せて漸く

「え?マジで?マジで?36歳?」


とか言われるのだ。入国からして屈辱だ。



で、デンマークの喫茶店に入るのだが何しろ巨人の国だ。だから私なんて椅子に座る、と言うよりは

『椅子によじ登る』

と言う状態になるに違いない。で、椅子に座っても机の上は見えないので立ち上がるしかない。

ホテルのベットは「え?キングサイズ?」と思ったらシングルである。


で、歯を磨こうと思ったらバスに『風呂用のブラシ』がある。

「何だよ。風呂は客が綺麗にしろ、ってか?」

と思ったら



『歯ブラシ』


なんである。実際に証拠画像を先ほど見つけた。

(日本の歯ブラシとデンマークの歯ブラシ)


(デンマークのスーパーで売っているネギ)





な!デンマーク人は歯もデカけりゃ、ネギもデカイ!


で、ライブを行う。

で、受けたとする。そしたら赤ん坊に「高い、たかーい」をするかのように抱きかかえられてしまうのである。

嫌だなぁ。


で、何故かライブ会場に小学生がいたりする。

「How Youre old?」

「I am 10years old!」

と10歳の少年なのだが私と同じ位の身長、または私よりもデカい。

「How youre old?」

私が聞かれる番だ。

「i am 36years old」

「WoW!really?Why is it so small?」(凄い!まじで?何でこんなに小さいの?)

「・・・hahahahah」

「Are you a dwarf?」(貴方は妖精=小人ですか?)

「・・・yes.I am  dwarf・・・」

「Is Japan a country of the dwarfs?」(日本は小人の国なの?)

「Yes・・・Japanese People many dwarfs.Therefore like animated cartoons.」(日本人は皆、妖精です。だからアニメが好きなのです)

「WoW!I am like a fairy tale! Emotion!」(お伽話みたいだ!感激!)

「hahaahaha,,,,(涙)」

「Are you Mumin?」(貴方はムーミンですか?)

「Yes・・・」

「Where is Moomin Valley?」(ムーミン谷は何処にあるのですか?)

「Moomin Valley is japan suginami-ku!」



こんな会話が成立ってしまうのである。10歳と36歳が!


仕舞いには


「Have you met Snow White?」(白雪姫に会ったことはありますか?)

とか聞かれてしまう。だが私もリップ・サービスで

「OFF COURSE! She is Very Beautiful!」

とか答えてしまうのである。




冗談じゃない!




何で俺が白雪姫に会わなくちゃならないんだ!ってか俺は妖精でもムーミンでもねー!



大丈夫なんだろうか・・・。と言うかこんな心配をするよりもSDLXの事もやらなくてはならない・・(涙)。

ウンザリだ・・・

2014年3月13日木曜日

千葉県のベートーヴェン

4日前



友人宅で食事をしていて、初めて『千葉県柏市通り魔事件』についてTVで知った。私の家にはTVがないので時勢に疎くなってしまう。


 殺されちゃった人には申し訳ないが、此れほど面白い殺人者がいるだろうか?と笑い転げた。だって、捕まった際に記者団に叫ぶ事って

「俺は無実だ!」

とか

「ボディーは透明なんじゃ!」

と、伝統芸があるのに彼は

「ヤフーチャット万歳!」

なんである。スカイプやLINE、FACEBOOK、ツイッター、MIXI、アメーバではなく



『YAHOO!チャット』



と言うマヌケさ。そして誰もが思い出しただろう。インターネットを開通させた頃、皆、検索サイトは『YAHOO!』であり、思えばマヌケなサイトだったのに、それで狂喜乱舞していた頃を!


しかし、未だに乳幼児の死亡原因が『チフス』『日本脳炎』であり、ペストが4年に一度、大流行し多くの千葉県民は死亡。
千葉県のピーナッツ畑で働く人の年収は日本円で3万円。ネギ畑も同じ位。
文盲率が国内ダントツで、日本で唯一『割礼』の習慣がある『千葉県』らしいネットの使い方だと思ったし、


『千葉県民が通り魔』


ってのも良い。長らく続いた『殺人者レジェンド』に終止符を打ち、新たな風潮を生み出したエポックメイキングな事件と言っても差し支えないだろう。



何しろ千葉県民は酷い。


成田空港もあり、ディズニーランドもあるから東京文化圏なのに、何であんなに酷いんだ?と言う気が。

埼玉県も酷いもんだが、埼玉県の酷さは

1:女性の胸が小さい
2:ヤリマンが多い
3:メンヘラが多い
4:ブサイクが多い(男女とも)
5:池袋の領土権を主張する図々しさ
6:池袋を「合併しちゃえば良いべ」と言う意味不明さ
7:私の歴代の恋人になる程の人生設計の無謀さと出鱈目さ


だが、千葉県は『据え膳食わぬは』の私でも嫌だもんなぁ。そう言えばオウム真理教の長女が千葉県のコンビニで万引きして、捕まった際に

「無礼者!私は木更津の女王だぞ!」

と怒鳴ったらしいのだが、千葉県と言う土地には人を「マヌケ」な方向に走らせる何かがあるんだと思う。


で、犯人の名前が

『竹井聖寿』

と言うキラキラ感も渋澤達彦ファンである人であれば心躍る名前である。もう、『ジル・ドレ伯爵』とか、やっぱ名前には『伯爵』とか『男爵』とか、ある種の

『中二感』

が欲しいもんだ。


で、竹井聖寿氏は警察に

「通り魔を行った後、バスジャックをし、空港に乗りつけ、ハイジャックをし、スカイツリーに激突させ、社会に一撃を加えたい」

と言っていたんだとか。この下りで私の脳裏に浮かんだのは此れである。





巨匠『成田あきら』氏がセックスをする際は出所不明な妄想を言われるらしいが

「オマエを奴隷にして」

「温泉に連れて行って」

「男たちの前で露出させ」

「スキンを配り」

「輪姦させてやる!」


と1ピストン毎に言うらしい。何と言うか意味不明な『足し算的発想』って良いよな、と思う。


そう言えば千葉県と言えば『ネギ』である。


ネギと言えば風邪を引いたら『ネギ』だ。確か熱が出たときに『アナルにネギを入れる』と熱が下がるらしい。大昔の『探偵ナイトスクープ』で立証されていた(しかも、被験者は漫才師とは言え女性だった)。
喉を痛めたらネギを首に巻く、とか。

だが、千葉県と言えば放射能濃度が高い街でもある。


だから風邪で千葉県産のネギを使っちゃうと風邪完治どころじゃなくて一気に白血病とか癌とか、最悪、ドロドロに溶けちゃうんだよな~と思う。


溶けたかぁないねぇ・・・。



で、TVでは竹井聖寿氏が一人でカラオケで『尾崎豊』を熱唱している動画まで流れる。犯罪者となると、こんな恥ずかしい動画も全国で流されるのか、と思うと殺されちゃった人には申し訳ないが、『恥』の為なら死ぬ民族として「こんだけ恥をさらしたんだから無罪で良いじゃん?」とすら思うが、そうも行かないんだろうなぁと思う。

遠隔操作ウィルスの『ゆうちゃん』は保釈金1千万円を親に支払ってもらって刑務所から出てきたが(猫好きとしては嬉しいニュースだ)、竹井聖寿氏の実家は地元民相手の細々とした不動産屋らしい。

保釈金は出ないんだろうなぁ。




あとは『佐村河内守氏』だろうか。

漸く記者会見を開いたが、可也、落胆させられた。私は絶対に彼の口から

「私は既婚者でありながら、異性愛者でもあります。18年間、妻を騙し続けた事と謝罪します」

と言うと思っていた。


記者:新垣氏との関係は?

佐:愛し合っておりました。

記者:其れは音楽的にですか?

佐:身体的にも精神的にも、です。



とか。だって新垣氏の

「彼(佐村河内氏)の申し出は一種の息抜きでした。」

「うれしかった気持ちがあったことは否めません」

「彼の情熱と私の情熱が、共感しあえたときはあったと思っています」

「絶対服従を前提に徐々に従いがたい要求を出されるようになり」

「佐村河内さんの「共犯者」です。」

「彼に対して「こんなことはやめよう」と言いました。しかし、彼は聞き入れてくれませんでした。」

「あなたが曲を書かないと、私は自殺する」と言いました。」

「彼と会話するときには、彼と私の2人だけで」

「私も口外するべきではない」

「二人だけの秘密でした」




二人だけの秘密でした・・・でした・・・でした・・・秘密・・・でした・・・・



思わずエコーが掛かる『カミングアウト』である。


其れに対して『服従を強いた』と言う『タチ』の佐村河内守は完全否定。全く面白くない。だが、リミックスは出来る。


「これは2人だけの秘密で行われてきた、18年間のものです。私が詳細な設計図を書き、それを新垣氏が音にしていくというものでした。私が疑問に思うのは、なぜあれほど新垣さんは師匠である三善晃先生にバレることを恐れていたにも関わらず」


そうか・・・三善晃氏は同性愛に理解がなかったのか。日本の現代音楽のドンであり『電波ゆんゆ校歌』を作曲した、あの三善氏と言えども音楽に関しては不協和音は許せても、異性愛は許せなかった。

因みに新垣氏の師匠の最大のヒットソングは此れである。



ネットユーザーならば誰も知っている歌。

で、絶対的な服従を強いていた佐村氏

「彼は何の問題もなくそこに訪れ、私が言葉は汚いですが新垣氏に身体中にキスをするんですね。このくらいでと。すると必ず彼は最初は間違いなく首を横に振ります。次に私が彼の陰茎を口に含むと、おそらく渋い顔して「うーん」とやります。その後に私が両足を、こう・・・開きますよね。肛門が見えるように。すると彼は笑顔で「いいですよ」と。
これがこの18年の真実です。本当に心からこんなことはもう辞めたいと思った人の発言でしょうか?」

とか。


「やっぱり、いつかバレるんじゃないかという気持ちはすごくあって……。」

「質問者:ご自身の思うところで、今このタイミングで暴露されてしまったという、思い当たるところはないということですか?

佐:ありますが……。ちょっと今は避けようと思います。」

おお!「今は避けようと思います」って処がお茶の間を意識した性的マイノリティとしての自覚である!

「このように私自身もですね、大きくなるなんて、彼は全く信じてなかったみたいで」

この発言はちょっとガチホモっぽいな。

しかし、やっぱ此処だろうな。

「私が自分から話すことのほうが多くて、彼は、言葉は悪いですけどイエスマンだったので、ほとんど「ここをこうしてこうして、こうしてほしいんだよ」と言ってみても、「あーん」って言ってみたり」




アーンって言ってみたり・・・アーンって・・・アーンって・・・アぁーン・・・アァぁーン!・・・





あの記者会見を聞いても未だにBLとホモ漫画を最近は研究している私としては

「二人は絶対にデキている!」

と言う思わざるをえないのである。だって、これ、ガチホモじゃなかったら何なんだ?



でも、この部分は音楽屋としては良いな、と思った。

「なぜ交響曲を身銭を払ってまで作らなければならなかったかという疑問が多いかと思いますけれども、
これはあの、非常に語弊があって申し上げにくいんですが、
私は子供のころから音楽が大好きで、クラシック音楽も特に好んで聞いておりました。
そのなかで、日本で言えば70年間に渡る現代音楽というものに対して、私自身は肯定的ではありませんで、
昔の『調整音楽』というものの復権が、いちファンとして、そういう尖兵が現れて時代が変わればいいなあというような希望を持っておりましたけれども、
それを、やり方は間違っておりましたが、新垣さんというゴーストライターを使って。当然この70年間続いたアカデミズムの伝統ですから、
絶対に生きているうちにはこの長大な音楽、交響曲は演奏されないと思っておりました。」

「調性音楽にとってはせっかくの希望の光が、調性音楽を愛してらっしゃる方の、新曲を聞きたいという方々の気持ちが萎えてしまったり、この先、この偽物の佐村河内のあとに続くっていう人たちの気持ちが萎えてしまう、なくなってしまうということは、とても残念なことだと思っています。」

この辺は本音と言う気がする。


佐村河内守氏は元々、ロック畑の人らしいがロック系の人の


『現代音楽への憧憬と憎悪』


は実はハンパじゃない。言ってしまえばノイズ・ミュージックもフリージャズも『アカデミックな現代音楽へのカウンター』なんだもの。

しかし、ロック系の人はどうしても『楽器』や『編成』に縛られがち。メンバーとの熱い絆、とかギターテクニックとか。どうしてもエレキギターの歴史が『ロック・ギター』と言うニッチな使われ方がメインだったから仕方ないんだが(初期はハワイアンやジャズで使われていたのだが、ジミ・ヘンドリックが決定打)。


だから、『オーケストラへの憧れ』『調性音楽の復権』ってのは本音だったんだろうな、って言うか。



しかし、記者達が「ペテン師!」と叫んでいるが、そもそも日本の芸事界隈は全て『ペテン』で成立っているワケで。



因みに私は佐村河内守氏のCDも曲も聴いた事がない。
私は調性音楽よりも非調性音楽の方が好きだし、佐村河内守氏が言う「調性音楽の復権」って現代音楽が本当に「現代音楽」だった頃(60年代)にヨーロッパ辺りで散々やられていた。

もっと言えば調性音楽の最終形態って『へヴィメタル』だと思うんだよな。あの人がどんなロックバンドをやっていたか知らないが、メタルギターは、ヴァン・ヘレンがそうであるように、その究極なんだよね。



さて、明日も仕事か。


死にたい。俺も千葉県の通り魔に刺されたいよ・・・。

2014年3月12日水曜日

311に

昨日、ネット料金をうっかり未納で止められてしまったので今日、投稿。書いたのは昨日。


------------------------------------


311から3年間。




私は、あの日、死ぬんだと思った。

自分がやっている音楽の完成も、人生も見ずに死ぬんだと思った。

環八を装甲車が走り、東へ向かう軍用ヘリコプター。

軍都育ちの私にすれば自衛隊は『助けてくれる人々』ではなく矢張り『軍』であり、国内最大の暴力装置である。
軍が動いている、と言うだけでも怖かった。


何もかもが怖かった。


私が幾ら怯えようと、原発は爆発し続けているし成す術もなかった。


3年間。


色々な事があった。

漸く就職した介護施設もクビになったし(震災ノイローゼで)、また仕事を転々。

メンヘラ女性に脅迫文を会社に送られたり、色々。

初めて自主的に政治運動に参加。ジャ●ノイズと、その周辺と揉めたり。

初めて国外でライブをやったり・・・。

疲れ果てて、高知県の山岳地帯で隠居生活を送ったり、猫達に癒されたり。



震災・原発、と無関係な土地に住みたいな、と思った。NYか高知県か。
どちらかに住みたいと思った。

だけども、NYの医療保険の事もあったし、高知県での音楽活動にし難さもあったけども、抜本的には

『汚染地帯で生きるべきだ』

と思った。

『死が近いなら、死ぬまで音楽を続けよう』

って。




先ほど水を呑んだ。空気を吸い、水を飲み、タバコを燻らし、飯を食う。

それだけで私の身体は汚染され続ける。

東京の汚染っぷりは無視されるけども、良い按配で汚染されている事は周知だ。



実は髪の毛は311以降、結構、抜けた。
明らかに、って言う位に。

2011年、私の目は真っ赤に腫れ上がりコンタクトレンズを付ける事が困難だった。
唇は荒れ捲くりTPが一時的に吹けなかった。
毎日、鼻血が出た。
間接が痛くなった。

蚊が少なくなった。

毎年、遭遇していたゴキブリも姿を消した。

実はゴキブリは「核戦争後の世界ではゴキブリしか生きられないだろう」と言われているが、実はゴキブリって汚染には強いが『放射能』には矢鱈と弱く、核戦争後とかそう言う世界では絶滅してしまうらしい。


あの日、全てが終ったんだと思う。本当に何もかもが終ったんだと思う。

終戦みたいなもんだ。

私は年齢的に終戦を知らない。だが当時、介護をしていた老人は

「終戦って実は大したモンじゃなかったんだよな。俺は出張で空襲は免れたんだけど、戻ってきたら意外と建物とか残ってんだよ。コンクリートの建物は全部ね。木造は燃えちゃったけどさ。でも、震災は何もかもだろ?原発で放射能だしな。比べモンにならんよ」

終わりなんだ、と痛感した。




終ってしまった事を皆、知らないフリをして生きている。
そうしないと此れまでやってきた事が全て無駄になるんじゃないか?って言う不安だと思うのだけども。


しかし


何度も言うが終ったんだ。だから、新しく作り直さなくちゃならないんだ、と思う。

何もかも。


国が傾くと右翼化する、と言う現象は世界中、変わらない。貧困が原因の一つだが『国が傾く』と言うか。

「この国は最早、此れまで」

と言うか。

今の『ネット保守』の子達が過激になり始めたのは311以降って気がする。

単に脱原発運動が盛り上がっているから彼等も、って言うカウンターではなく、実は『ネット保守』の子達の活動の方が本能的で、正直なんじゃないか?と思う。

儲け話を必死になって探している脱原発運動家よりも、『ネット保守』の子達の必死な眼差しは、ある意味、象徴的な気がする。

もしも私が写真家であれば、または絵描きであれば彼等を撮影するだろうし、描くだろう。

国が終る。

その時の反応を最も激しく、正直に示しているのは彼等・彼女達だから。

勿論、キモいけども、日本人は元々、キモい。



日本人の平均寿命は延び続けている。
だけども、2011年から一気に止まるだろう。

遠くの死が近くに来た、と言うか。

元々、東京なんて『死』と紙一重の街だ。日常的に死体が転がっている。

今日、すれ違った人が5分後には死んでいる。



その日はとても暑かった。派遣登録の為、スーツ姿だったのだがシャツも汗ばむ。とても疲れていた。

JR西荻窪駅で列車を待っていた。
運悪くJR立川駅で人身事故の為、既に30分も遅れていた。

ウンザリしてパイプに火を付けた。ホームは禁煙だが、この際、関係あるか!と思った。苛々していた。

30分を過ぎても列車は来ない。

パイプの火も消えかけた頃に話しかけられた。

「良い香りですね。逸れはタバコ?」

見ず知らずの中年男性だった。注意されるのかと思い

「あ、すみません。電車は来ないし苛々しちゃってタバコでも吸ってないと」

「良い香りだね。私も前まで一日2箱吸ってたんだけどね。昨年、禁煙させられちゃってね。喫煙セラピーとかでさ」

「喫煙者は肩身が狭いですからね」

「しかし、健康の為にってだけどさ。何れ死ぬのに何が健康って・・・なぁ?」

「はっはっは」


話していると漸く電車が来た。

「煙管とか良いのかもね」

「あれは美味しいですよ」

「何れ試してみるよ。じゃあね。有難う。良い香りだったよ」

すると静かに線路に降りた。


そして電車は更に1時間以上、遅れる事になった。

ウンザリして、その日、5本目になる『ジョージア・エメラルドブレンド:微糖』を飲んでいると、ベンチで座っていた学生が

「また人身かよ・・・勘弁して欲しいよ」

と言っていた。






震災から3年。


「俺は死ぬんだ」

と思った。だけども、まだ生きている。



毎年、憂鬱な一日だ。『あの日』を嫌でも思い出すし、『あの日』に感じた恐怖は未だに消えない。
多分、一生、消えないと思う。

今日は病院の日だった。処方箋を受け取る薬局でTVで『福島県の今』
みたいな番組をやっていた。

子供が体内に放射能がどれだけ溜まってるか?ってな診察(機械の中に入って検査)を受けている。

物凄く異常な光景で、物凄く恐ろしい光景だった。之が数年ではなく数十年、数百年、数千年と続くのかと思った。






だけども、親友の子供が3月8日に産まれた。

とても嬉しい。

子は宝。

彼の子供の為に何か残さなきゃならないんだと思う。


思う、じゃなくて『~ねばならない』だ。


落ち込むんじゃなくて、頑張らなきゃね・・・と思う。

荷は重たいが仕方がない。



其れと何時も生意気な事を言う私を許してくれている皆様。

本当に有難う御座います。

私は皆様と死ぬまで生きていたいと思います。

今後とも宜しくお願いします。


2014年2月16日日曜日

OM-2/OPUS No.8

今日は劇団『OM-2』を観にいった。



今回は新作『OPUS No.8』
http://om-2.com/works2013-/opus8/index.html

思えば15年前に劇団唐組に所属していながら今、観にいっている劇団って『野戦の月(ex風の旅団)』と『OM-2』だけだなぁ、と思う。

会場で久し振りに育児休暇中の劇団員であるHさんと会う。Hさんは『OM-2』で唯一の


『巨乳』


だった女性である。私を含めた巨乳マニアの間では有名な人だったのだが、震災を切欠に事もあろうか、私以外の男性と性行為を行い、其の男性の子供を産む、と言う神をも恐れぬ所業を行った。
で、以前は『大巨乳』『爆乳』とさえ言われていたHさんだが、お子さんに全部、吸い取られているらしく、スッカリ痩せ衰えた。

「子は栄え、母は衰え」

と言うか。親っつーのは辛いもんだ。

久し振りに会って彼是と話す。暫くすると開演。



開演したは良いが斜め横に座っていた老婆がお喋りを止めてくれない。老い先短い人種なので、彼是と『現世』で話したいんだろうが、

「あの、お喋りの続きは来世か、あの世でやって貰えませんか?」

と思った。



芝居・・・と言うか今回はパフォーマンス色が嘗てない程、強かった。ダンス・パフォーマンスや身体的シーケンスも見事、としか言いようがない。

舞台の使い方も文句無し。

役者も育ってきていて、良い塩梅。

最後まで集中して観劇出来た。途中で客席に座っている人達全員を舞台に上げて、映像と役者。

で、係員の案内で劇場を一周したのだが、此れは舞台転換の為で、一周して戻ったら席が替わっていて

『第二部』

が始まる。この劇団の看板である『佐々木敦』のモノローグ兼パフォーマンスが淡々と言うか狂ったように続き、シットリと終わった。

演劇って総合芸術だけども照明や舞台衣装もホンッとシットリとした感じで観ていて心地よい。


終わってから「うん・・・素晴らしい・・・」と思わず呟く。

雪のような舞台だった。今年の雪は豪雪だけども、豪雪だろうと霙だろうと雪は美しい。そう言う舞台だった。
(隠し撮り。良い子は真似しちゃ駄目)




こう言う芝居と言うかパフォーマンスって、どうしても内容を書くのが難しい。之が前衛~実験演劇か?と問われれば確かに前衛演劇の部類の入るのだろうが、そもそも『演劇』の部類に入るのか、どうもかも怪しい。

只、個人的には『実験~前衛劇団』とは思わない。『観客を舞台に上げてしまう』とかは70年代に世界的潮流だったようだが、行われていた。当時は「観客参加型の演劇は成立するか?」と言うニュアンスだったらしいが大半が失敗に終わっていたようだが。

 とは言え、そう言ったモノが前衛的とか新しいってワケじゃない。多分、今、最も実験的で前衛的な演劇って『チェルフィッチュ』とか『青年団』だろうし。社会性や作品としても。

台詞らしきものはあるが、大半が絶叫に近く聞き取れない。絶叫じゃなかったとしても呟く程度だったりするので同じである。


『批評』を拒絶する身体、と言うか。


一度、Hさんが『巨乳劇団員』として君臨していた頃に台本を見せて貰った事があったが、台本と言うか『大雑把な流れ』しか書いてなくて「え?!此れで舞台、作ってんの?!」と驚いた事がある。

台本と言うか現代音楽の図形楽譜とか妙な指示だけ、みたいな感じで、とても

『演劇の台本です』

とは思えなかった。




暗黒舞踏にも批評家ってのが糞に沸いた蛆虫の如く居るから『OM-2』を批評するオッサンとか非リア充ってのがいるんだろうけども(暗黒舞踏の自称批評家達は皆、『オッサン』と『非リア充』だった)、難しい。


雪を批評するようなもんで、言葉に出来ないモノってのはあるもんだ。


之が逆に先に書いた『青年団』や『チェルフィッチュ』なら言葉に出来るんだが。不思議なもんだ。



そう言えば最近、出演しているOM-2の役者に『凄く薄幸そうな女優』がいて私は個人的には気に入っている。名前が判らないのだが一目で

「嗚呼、薄幸そう」
とか
「ちゃんと食事はしているんだろうか?」
とか
「変な男に貢いじゃったりしているんじゃないだろうか?」

と思わせる『薄幸っぷり』なんである。之が『アングラ感』があって良い。大体、『幸せそうな役者』がアングラやってんじゃないよ、と思う。

結構前に『チェルフィッチュ』を観にいった時に女優が結構、『リア充』な感じがして「何だかなぁ」と思ったモンである。

 そんな事を思うのは私がアングラ出身だからなんだろうが。私が所属した劇団は唐組も含めて過去に3つだが、3劇団とも皆、薄幸そうな人ばかりだった。

で、劇団内恋愛とかしちゃうんだが『薄幸カップル』なので『薄幸』が『醗酵』して、最後はグチャグチャになる。
私も劇団内恋愛でグチャグチャに終わった事が過去にある。

しかし、其れぞアングラ演劇である。何しろ早稲田小劇場の『白石かずこ』も今は結婚して大女優だが、『劇団内恋愛禁止』と言う意味不明な条例を全国に流布させた程、劇団内での男癖が悪かったんだから。


平澤さんに聞くと「良く知らない」との事。育児休暇に入る頃に入った人らしく擦れ違いだったんだとか。





終わって、神田の『アートバー』みたいな処に同席した友人に連れて行かれた。

普段はダラダラと『アーティスト様』が呑んでいる店らしいのだが、運悪く胡散臭い会社を経営している43歳の女性の誕生日会をやっていた。


所謂

『女子会』


である。ってか、20~40代女性が集まって『女子会』って言うネーミングが凄い。

「女子じゃなくて『女性』だろ!」

と言いたくなる。例えば30代男性が集まって

「最近、勃起力が衰えちゃって」

「俺も妻が出て行っちゃってなぁ」

「最近、タバコを止めたんだよ」

「ウォーキングしよう、と思ってスニーカーを買ったんだが一回やっただけで疲れちゃってさぁ。全然、やってないよ」

「今年はボーナス、どうなるのかなあ」


などの、どうでも良い呑み会を

『男子会』

と言い始めたら世間様は黙ってないだろう。


「お前等、『男子』じゃねーだろ!」


と。


で、隅っこで呑むのだが誕生日を祝われている43歳女性は、まだ43歳だと言うのに色気も糞もない。前歯を剥き出しにして楽しんでいる。
まぁ、大抵のパワフルな40代女性って10代の頃に遊び倒した人が多いから良いのだろうが。

自己紹介が始まるのだが「スピリチュアル・カウンセラー」とか「女子力アップ」とか言う人が多い。


「女子力って、あんた、どう見ても30代半ばから後半だろ?!『女子力アップ』って男性で言えば『中二病力アップ』とか『童貞っぷりをUP』じゃねぇかよ。ってか『女子』じゃねーだろ!」


と内心、突っ込む。

ってか『女性ビジネス』『ビジネス系女性』の集まりなんだが、何故か女性がビジネスを始めると




スピリチュアルな方向




に走るのは何故なんだろうか。私の母親(年齢的にビジネス系女性の元祖だろう)も寝室に妙な祭壇があったりするし。

大抵の会社には『神棚』があったりするが、アレは『慣例』に近い。しかし、女性の場合は

『スピ』

と言うか。宴会の途中で

「満月の日ですから、満月に向かって財布をフリフリしましょー!」

と近所の公園に行って財布やキャッシュカードをフリフリしに行っていた。会費は5000円らしい。

私と友人は、こっそりと料理を勝手に食ったりしていたが。


と言うか43歳女性の誕生日会、とか『女子会』でもあるのだが、ビジネス的なニュアンスが強く集まっている女性も『人脈を広げたい』とか、そんな感じだった。



ウンザリである。



『OM-2』の感動を綺麗サッパリに消し飛ばしてくれるような糞感。酒は美味しいのだが、周囲がウザい。

途中で一人の女性がアロマテラピー&マッサージのフライヤーを渡してきた。

「アロマで女子力UP!」

とか。で、活花もやっているらしく『オープニングで即興活花パフォーマンス!』と書いている。しかし、活花と言う行為自体が『即興』なワケで、

『即興フリージャズ!』

のような胡散臭さが漂う。



で、終電を逃がし高円寺駅から雪道をトボトボと歩く。


どうも、此処3日間、辛い。

2014年2月6日木曜日

KO.DO.NAの気持ち: 佐野元春

KO.DO.NAの気持ち: 佐野元春: 『TMレボリューションのオールナイトニッポン』に 『Berryz工房 』 と言うアイドルが出演したらしい。 『Berryz工房』はハロプロのアイドルで、嘗ては『モーニング娘』で日本歌謡曲界を決定的に終わらせた偉大なるプロダクションなのだが、今では 「え?モー娘ってま...

佐野元春

『TMレボリューションのオールナイトニッポン』に『Berryz工房』と言うアイドルが出演したらしい。




『Berryz工房』はハロプロのアイドルで、嘗ては『モーニング娘』で日本歌謡曲界を決定的に終わらせた偉大なるプロダクションなのだが、今では

「え?モー娘ってまだ活動していたの?」

となる程の収束っぷり。一部のヲタ達が熱心に支えているがヲタの数も多くない為、知名度がない。で、『Berryz工房』も同じような感じ。
友人女性が何故かハロプロのファンなので、曲を聞かせてもらったが昔の『モー娘』みたいな「田舎臭さ」と言うよりは「DQN臭さ」に満ちていて、反吐が出る。

特に「此れは幾らなんでも酷すぎるな」と思ったのは同じプロダクションの『スマイレージ』と言うユニットの『チョトマテクダサイ!』である。PVが凄すぎる。



2012年の曲だと言うのに、この安っぽいPV。曲も「つんく」辺りになると色々な作曲家に作曲させて、本人は其れを選ぶだけ(テを加える事もあるが)なんだが、何でこんなダサい曲を選んだのかも不思議だ。
後半のDUB処理が無駄過ぎて泣ける。コメントも

『 後ろの電飾がテキトーに垂らしときましたみたいな配置
安っぽさが際立ってる
床もすげー汚いし掃除しろ』

である。


スマイレージはさて置き、上記のラジオである。その中で視聴者からの質問コーナーでTMRが選んだ質問が


「Berryz工房の皆様、こんにちは。Berryz工房の皆様は『佐野元春』が枕元にたって『サァムデェイ!(SOMEDAY)』と叫ばれた事はありますか?」


だった。此れを聴いて私は死ぬほど笑ったのだが、笑いながら思ったのだが


『佐野元春をネタにしても良い時代が来た』


だった。何と言うか『佐野元春』って『不可侵領域』と言うか「ネタにしてはならない」「汝、MOTOライオンを犯すべからず」的な何かがあった。

何故なんだろう?と思うのだが私も佐野元春をネタにした事はないし、佐野元春を馬鹿に出来ないムードのようなモノがある気がする。


『ポエトリーディング』と言う行為を知ったのは実は佐野元春だった。勿論、田舎なので雑誌で知ったのだが、其れが妙にカッコ良く観えたのである。
で、インタビューとか見ても何だかカッコいいのである。

つまり、纏めてみると

「誰しもが理想とする『大人の男性像』」

こそが佐野元春なんだと思う。例えば大滝詠一とか長渕剛とかは散々、ネタに出来ると思うんだよな。ってかネタにすらならないほどネタになっているのだが、其れは

「青臭さ」
「矛盾」
「ダサさ」

とかあると思う。大滝詠一なんて「薄くきったレモンティーを輪切りにして浮かべて」と意味不明な歌詞だったりするし。

で、佐野元春と言えば、矢張り


「サァムデェイ!」」


なんである。思えば暑苦しい。


で、友人女性が調べてみた処、佐野元春は「結構、変な人」らしく



『佐野語』


なるものもあるらしい。主にレコーディング中に発せられるらしいのだが

「もうちょっと『リバービー』に」

が代表である。リバーブ(エコー)の事をMOTOライオンは『リバービー』なんだとか。

だが私もディレイや深いリバーブの事を「DUBっぽい」と言わず『ダビー』と言うのでアリなのかも(ダビーは音楽系の人は結構、言う)。

他にはスタジオのギターの人に「ニール・ヤングみたいに弾いてくれ」と言う指示が


「あのさ、S君。もっと『ニール・ヤンギッシュ』に」

と言うのだとか。



ニール・ヤンギッシュ!



渋谷系全盛期、最も『ダサい』とされたアメリカン・ロックの大御所が『ニール・ヤング』だった世代の私には衝撃の発言である。「ダサい」の代名詞だったもんなぁ。ニール・ヤングって。

「ネルシャツ?ニール・ヤングかよwwww!」

とか。しかし、ニール・ヤングの日本最大のフォロワー・バンドだった『はっぴいえんど』については触れない、と言う矛盾したものだったが。


で、そのギタリストが『ニール・ヤングッシュ』にギターを弾いたら、次は

「S君、ちょっと『トゥー・マッチ・ニール』」

と言われたらしい。意味は「ニール・ヤング過ぎる」。他にも

『トゥー・ニール』

等の言い方があるらしい。



世代的に『ニール・ヤング』なんだろう。しかし、例えばホーン・セクションの人に「マイルス・デイビスみたいに吹いてくれ」と依頼する時は矢張り

「KO.DO.NA君、ちょっとマイリッシュに」

とか言うのだろうか。ってかマイルス・デイビスを依頼する事は皆無だと思うが。

にしても『ニール・ヤングッシュ』って暑苦しいな、と思いYOUTUBEで『ニール・ヤング』を聴いてみた。『バファロー・スプリングフィールド』は上京当時、気に入っていて聴いていたのだがソロは聴いてない。




あれ?暑苦しくない・・・。
寧ろ、透明感があるUKロックのようでもある。ギターは相当に上手い。
確かにネルシャツだが暑苦しくはない。

じゃあ、ギターはどうなんだろう?と思いYOUTUBEで「ニール・ヤング ギター」と入れてみると出たのが此れである。



あれ?暑苦しくない・・・。ディレイの使い方も上手いし、何より地味だが絶対的なテクニックと言うか、シンガーソングライターにしては上手過ぎる程である。


で、佐野元春って日本HIPHOP史を語る際に意外と外せない人物なのである。

『日本語ラップ』

ってヤン富田と、いとうせいこうの『タイニーパンクス:建設的』が初、とされているが諸説あってYMOだったり、佐野元春だったり。佐野元春曰くヒップホップに衝撃を受けて「日本語で黒人を躍らせたい」と思いNYに渡って彼是と勉強して作ったのが此れ。





これ、未だとダサいが当時のレベルを考えると相当に高度である。84年だし。



しかし、佐野元春は実は「ダサい」のではないか?と言う疑惑が私の中で沸き起こっている。

東京育ちの坊ちゃん育ち、と言う感じで、私は

①ヤクザに命を狙われていた父

②ヤクザのような母

に育てられて、激しいんだか内向的なんだか分からない屈折した坊ちゃん育ち、と言う『カウンターへの憧れ』もあるのかもしれないが、疑惑は抑えられない。

「佐野元春と一緒に『さむでぇい!』と叫んでろ!カス!」

とか罵倒に使えるんだろうか。

「オマエの歌、佐野元春じゃんwww!」

とか。



佐野元春への疑惑に悩まされている此処2日間である。



2014年1月12日日曜日

西の大陸に向かって

どう言うワケだか、今回も飛行機の中で書いている。





魂の故郷である高知県長岡郡を後にして東京へ戻る。



高知県の山岳地帯での生活は幸せ祖の物で、本当にリラックスした時間が過ごせた。東京都と言う『有』の街から『無』と言うか情報量が限りなく0に近い街での生活は本当にリラックスできる。

で、山を降りて日本最大の高齢地区で限界集落から行き成り六本木でライブを見る。で、その翌日には大急ぎで


『市民よりも死体の方が多い』

『命の値段は300円』

『ポリオ・ワクチンが全然、足りない』

『臓器販売に関しては中国と並ぶ世界2TOP』

『歩けば撃たれ』

『部屋でジッとしても撃たれ』

『走れば手榴弾に当たって爆発』

『日本一、危険な街』



である北九州市に行く事に。この街の危険さは元原住民である私ですら愕然とする程で、311の際、警察官が被災地を中心に派遣されたが、その中に何故か『北九州市』が入っていた。しかも


「福島県か北九州市か、どちらか選べ」


と言う


「ウンコ味のカレーか、カレー味のウンコか」


に近いニュアンスである。つまり


『原発と同じ位、危険な街』


と言う凄まじさ。丁度、震災前後に北九州市はヤクザ抗争が激化しておりロケットランチャーや手榴弾が投げ込まれたりしていた。

「直ちに影響はないor直ぐに影響がある」
の違いなんだろうか。




派遣された警察官曰く

「被災地(福島県)も北九州市も非常に危険な状態である事に変わりはありませんから」

と言っていたらしい。そんな街が故郷である私の気持ちが判るか?多分、理解出来る可能性があるのは

『福島県双葉町の住民』

位なもんだ。

しかし、何でこんな生命の危機すらある街に来たか?って言えば

『妹の結婚式』

である。KO.DO.NA家としての私は長男だが滅多に帰郷しないので非常に影が薄い。父親の葬式の際なんて参列者が

「妹さん、頑張ってね!お姉ちゃん、頑張ってね!・・・息子・・さん?」
「一応・・・そうらしいです」
「はぁ・・・。頑張ってね・・・」

後で母に参列者が

「みよ子さん(母)、長男さんがいたんですね・・・!」

と言われた程。だから妹の結婚式も別に出なくても全く良いのだが、問題は


『ヴァージン・ロード』


である。話によると新婦を引率しなくてはならないらしい。本来は父親がやる役割らしいのだが親父は『父親らしい事』を一切、行わずに死んだので、私が変わりにやらなくちゃならんらしい。

だが、解せないのは『ヴァージン・ロード』である。

妹はDQNだし、三十路過ぎなので当然、『処女』ではない。三十路過ぎの処女なんて『核廃棄物』と同じくらい扱いに困るが。


しかし、『ヴァージン・ロード』→直訳すれば


『処女街道』
『生娘道』


である。生娘でも処女でもなく寧ろ男癖は父親の血が濃いのか非常に悪い妹である。『ヴァージン・ロード』と言うより


『ビッチ・ロード』


となるはずなのだが。


それを友人に話すと「女性にとって結婚は『全てをチャラ』にする事だから」と言う。


なんて不条理と言うか理不尽なんだろうか・・・と思ってしまうのは男性だからだろうか。私も転職回数とか、数々の禄でもない女性達との関係だとか、アングラ演劇~暗黒舞踏畑~フリージャズ畑出身とか、金融ブラックとか、低学歴とか、低収入とか、そう言う嫌な過去を全て消したいもんだが男性側はそうも行かないらしい。


しかし、結婚式と披露宴(疲労炎)。





気が重たい。




幼い頃、祖母に連れられて良く親戚や親族の結婚式に参加させられたのだが嫌な思い出しか残っていない。


①得たいの知れない料理

②冷えた鯛

③得体の知れない儀式

④「●●さん、綺麗!」とか言うらしいが厚化粧のし過ぎで既に別人にしか見えない。

⑤似合わない花嫁衣裳

⑥どうでも良いスピーチ

⑦「私達も以前から●●さんは素敵だし、カッコいい!って事で狙っていたんですけども、今日、花嫁さんを見たら『あたし達の負け』だなぁ~と思って少し悔しいです!でも、幸せになってくださいね!」とテントウムシのサンバを歌う奴等。

⑧「私達も以前から●●さんは素敵だし、カッコいい!って事で狙っていたんですけども、今日、花婿さんを見たら『俺達の負け』だなぁ~と思って少し悔しいです!でも、幸せになってくださいね!」とテントウムシのサンバを歌う奴等。

⑨変な音楽

⑩不味いジュース(子供だったのでジュースだったが不味かった)

⑪帰宅して『引出物』を開けると『新郎新婦の写真がプリントされた湯飲みセットと大皿など。

⑫そもそも花嫁衣裳は日本人女性には似合わない。

⑬「キスしろー」と言う野次。で、ディープキスではなく軽いキス、と言う、どうでも良さ。

⑭知らない人ばかりで幼い私は結構、不安



と嫌な思い出ばかりだった。兎に角、『引出物』は酷かった。新郎新婦の写真がプリントされた湯飲みなんて誰が使うんだよ!

あと、印象的だったのは私よりも10歳近く年上の従姉がいた。年齢も近いといえば近いし、遠いといえば遠く、良い塩梅の距離感だったので私と妹、姉は懐いていた。
その女性が16歳の頃、私は小学校5年生だったと思うが、一緒に風呂に入った時に

「げげ!オカンと同じ身体の構造やんけ!」

と愕然とした覚えがある。母親のようなマヌケな身体の女性は母親だけだと思っていたのだが、「女性と言う生き物は皆、多かれ少なかれ似たような身体の構造」と言う事を知った10~11歳の夜。

「入れてみたら意外と違う」と言うのを知るのは其れから10年も待たなくてはならないのである。


とは言え、大好きな従姉だった。遊んでもらっていたし。
その従姉が結婚する、っつーので結婚式にまたしても参列。

①不味いジュース

②不味い飯

③クソなスピーチ

④クソっぽい連中

⑤知らない人ばかり

⑥嫌がらせ、としか思えない『引出物』


で、可也、ショックだったのは『憧れのお姉さん』だったので「新郎ってどんな人なのかしら?」と若干の期待があった。で、当日に見てみると、まだ二十代だと言うのに


●見事な若ハゲ
●死ぬほどダサいメガネ
●子供心としても「芋臭ぇ」と思わせる雰囲気
●元いじめられっ子、と言うニュアンス
●ブサイク


結構、ショックだった。「憧れのお姉さんが、あんなブサイクと結婚するなんて」と思ったもんだ。終わるまで「あの人は、従姉の友人か恩人か何かだろう。まさか、あんな糞芋みたいな人と結婚する人は世界広しと言えどもいやしない」と思っていた程である。

因みに、その『糞夫婦』は、真面目に結婚生活を送っていた。

だが、ある日、従姉が『新聞の勧誘員』と恋に落ち、駆け落ち→連れ戻される→駆け落ち→連れ戻される→駆け落ち→連れ戻される・・・を繰り返していた。駆け落ちてんだから連れ戻しても意味ねぇだろ、と思うのだが親族は

「あの人(夫)は貴女がいないと駄目なのよ・・・」

と言う意味不明なロジックで説得しているらしい。しかし嫁の一人や二人で「駄目なのよ」と言われてしまう男性は『エホバの証人』的に一夫多妻制でも駄目だと思う。

そう言う人は『虱』『南京虫』『回虫』でも飼ってりゃ良いのである。


既に高校生だった私は

「そりゃ若ハゲで、糞みてぇなルックスの奴よりも博打的に生きている奴の方が魅力的に見えるのは仕方がねぇやね。新聞の勧誘員ってのが悲しい処だがアウトローな感じが良かったんだろね。どうせ、あの男のことだ。セックスも下手なんだるし」

と言ったら母親に怒られた。


しかし、行きたくない。本音を言うと非常に嫌である。妹の結婚に関しては祝福しているし、『結婚式』で『ヴァージン・ロード』を引率しなきゃならない、ってのも問題はない。問題は

『実家』

である。実家~故郷に帰る、と言うのは私にとって『ソマリア』『アフガン』に『竹やり一本』だけ持たされて出兵させられるような気分になる。『竹やり』と言うか『棒っきれ』と言う気もする。

兎に角、嫌なのである。



昨年は正直に言えばKO.DO.NAとしての活動で燃え尽きる事が出来た年だった。其れは其れで最高なんだけども。
でも、同時に病もあり「一旦、リセットなんだろう」と思い郷里へ帰郷。

処が意外と郷里は『疲れる』のである。もう、いるだけで疲れる。グッタリだった。燃え尽きて、次に燃え尽きる、と言うか。


どうして親と言う生き物は子孫を疲れさせる事以外、しないのだろうか。不思議でならない。

こう書いている間にも飛行機は九州に向かって飛び続ける。昨年から一体、何回、飛行機に乗っているんだ。以前は一々、感動していたのに今では「嗚呼、面倒」としか思っていない。


空港に到着したらシャトルバスで小倉駅まで行き、その後はタクシーで帰る予定である。だが、不安なのは


『生きて育家に辿り付けるか?』


だ。何しろgoogleニュースで『北九州市』と叩くと

『銃撃』
『警察官が同行』
『厳重警戒』
『車両炎上』

と物騒な単語が並ぶのである。そもそもヤクザって『警官殺し』『手榴弾』は絶対にやらない、と言うかご法度なのである。警官殺しに関しては『刑期が長くなる』と言う理由なのだが、手榴弾に関しては『カタギにも被害が及ぶ』と言う理由である。

だが、北九州ヤクザは『豆まき』の際の豆の如く手榴弾を投げ合う。警官も平気で殺す。

殺人鬼とヤクザとカタギの区別が殆んどない。


結婚式のスケジュールややり方を知らないので母親に聞くと

「ヴァージンロードを歩くんよ!お父さんがヤル奴よ!」
「親父はやってないじゃん」
「そりゃそうよ!お父さんはやらずに死んだけん」

と意味不明な事を言う。

確かウィキペディアで調べてみると新婦を引き渡す際は

『その際、北九州特有の動き(ダンス)が入る事が多い。非常に複雑な振り付けであり、地元住民でなければ踊る事は不可能とされている。通常、その踊りを行う際は式の半年前から激しいレッスンが行われるのが慣例である』

『このダンスを間違えてしまうと水子が生まれる、との言い伝えから非常に厳格な振り付けとなっている』

『主に楽師40人と象88頭、バックダンサー40名で行われるのが常である。家柄や双方の希望により規模が大きくなる事もある』

確か、象に関しては妹が『101匹ワンちゃん』が好きだったので101匹の予定である。実家では流石に面倒みきれず5頭は私の東京の自宅。10頭は祖母の家、4頭を妹と夫で飼育している。なので飛行機は『預け入れ荷物』は20キロなのだが象5頭なので20kgを遥かにオーバーしており、超過料金を700万円も取られた。


嗚呼、之が音楽とか、そう言うので飛行機に乗るのであればワクワクと不安でモヤモヤなんだが、今は絶望だけ。


本来は結婚式当日に帰る予定だったが流石に当日は不味い、と言うので13日の午後一発目に東京に戻る予定。で、急いで機材のセッティングをして8年ぶりにペンギンハウスで演奏予定。

知人の追悼ライブである。

個人的に『追悼ライブ』って好きじゃないんだけども『赤の他人』ではないし。何と言うか上手く言葉に出来ないのだがインプロヴィゼーション、オルタネイティブ、アウトサイドなパフォーマンス(音楽にしろ、何にせよ)を続ける事は非常に困難が伴う。結婚、恋、仕事、経済、その他をクリアしながら『音楽』と言うのは大変だし、其れが『一般的ではない』モノであれば更にハードルは高くなる。

『一般的ではないアート』に対してのハードルは日々、高くなっている気がする。

日本は職人は歓迎するが、アーティストは歓迎されるどころか軽蔑される。之は江戸時代から同じだ。その仲間が消えてしまう、と言うのは矢張り、悲しい。

と書いた処で客室乗務員が「電源を切ってくれ」と言うので終わり。さてさて、どう言う結婚式なんだろう・・・。憂鬱だ。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
と書いて新北九州空港に到着。

母親が「11時に迎えに行く」とメールしてきたが親と一緒にいる時間は1秒でも短い方が良い。なので「バスで帰るよ」と伝えて只今、バスの中。

空港を降りると空港前は警察がいない為かDQNが改造バイクで走り回っている。『北九州空港』は苅田市と言う『北九州市』『ではない市』に作られているのだが、元々は本当に市内にあった。驚くほど小さな空港で一日4便(大阪と東京)。JALしか運行しておらず、歩いて飛行機に乗る。だが、そのチープさが何となく好きだったのだが無駄に地方都市っぽい空港になってしまい悲しい。

あ、今、ガソリンスタンドの前を通ったら80年代的暴走族な車とバイクである。

トホホ、と言う気がする。

苅田市は元々、トヨタ工場などがある『工場街』である。高校時代に友人宅に行くと街中に工場のパイプが張り巡らされており唖然とした。
まるでSF漫画のような光景だった。

だが、工場のお陰で市の財政は潤っており母親曰く「ゴミの日に分別しなくても良い位、儲かっている」らしい。

だが、ゴミの分別をしようと、するまいと街中が工場のパイプであり、将来もパイプの中(この辺の子達の就職先は工場以外ない)である。そりゃグレるよな、と思う。DQNにでもならなきゃやってられない、と言うか。

そんな私はDQNにすらなれなかったのでクラブに通いDJなんぞをする事になってしまうのだが、思い出したくもない時期である。

地理的に苅田市と北九州市の間に『新北九州空港』がある。その為に道路まである(橋)。


しかし昨年は1月にNY、5月にソウル、と旅で始まったのだが、今年は高知県山岳地帯→東京→郷里→東京と忙しい。


食事はないので小倉駅前で何か食べよう。ってか駅前に深夜でも開いている店があるんだろうか。屋台があれば行くのだが不安である。