5年位やっているバンドで、当初は『肺がん』だったが「縁起が悪い」と言う理由でローマ字表記になったらしい。
で、私は何をしているかと言えばトランペットである。
結構、グラインドコアとは無縁な楽器も多く
『マンドリン』
がいたりする。私が初参加の際はディジリドゥも参加予定だったがアジア・バックパック旅行から帰国してない、と言う理由で不参加。
最初のライブはコンデンサーマイクを使用した為、周囲の音しか拾っておらず、TPの音は全く聴こえなかった。
で、新大久保アースダムではダイナミック・マイクを使ったらなんかなった。 」
何と言うか『ランディー・ブレッカーの発狂バージョン』と言うか。そんな感じがする。
コンプレッサーで歪せているので(コンプは使い方で歪ませることが出来る)マイルス感もあるのだが、どーも、ランディー・ブレッカー。 で、動画を見れば判るようにメンバーは地獄の9人編成。
『ドラック!セックス!ロックン・ロール!』
じゃなくて、ロックン・ロール!だけ、って言う。リーダーの酒井さんなんて酒も呑まない。
他のメンバーは酒は呑むが異性を口説く、と言う感じでもない(童貞を失った相手と18年間、付き合っている、と言うメンバーもいる)。
写真だと激しい感じである。
だが、実際はこんな感じ。
和気藹々と言うか。
不思議なモノで、例えばテクノとかエレクトロニカって糞嫌な奴が多いんだけども(あ、アンビエントも)、音が激しくなればなる程、人格は大人しめになる、と言う妙な法則がある。
ハードコア・パンクとか義理と人情、礼儀作法にウルサイし。
で、グラインドコアも義理と人情、礼儀作法と、それと『縦社会』で『年功序列』である。
一時期、『グラインドコア研究』をしていたのだが、ライブに行ってみて、年功序列&縦社会っぷりに驚いたしなぁ。
あと、女性だと「年齢を隠さない」と言うか。
普通、年齢って言わないのが女性だが「私、40なんだけどぉ!」とか「50にもなるとねぇ」と普通に言う。
楽屋でお菓子をシェアして食べていたり。
何だか青春と言うか高校生みたいな感じもする。
ライブ中は周囲が動き回っているので、音は全く聴こえないが私もステージ前で吹いてみたり。
ってか、変な感じがする。
グラインドコアとかハードコアとか、ヒップホップ系の奴等って、突き詰めるとアンビエント~ドローンに行く。
と言うか、ハードコア出身のドローン~アンビエントは結構、多い。
有識者に言わせると
「激しい音楽を延々と聴き続ける行為は、結果的にドローンを聴くような感覚に陥る」
らしい。
思えばパンクの王者『ラモーンズ』のプロデューサー(初代ドラマー)曰く
「ラモーンズの魅力は曲が3分程度の似たような曲で、ある意味、ミニマル・ミュージックである」
と言っている。
私にはラモーンズの何処がミニマル・ミュージックなのか理解出来ないが。
そう言えばアナル・カントもアルバムを聴くと1曲に5~6曲入っていて、延々と聴き続けるのと、トニー・コントラッドを聴くのと対して変わりがない気もする。
(本国アメリカでは発音禁止のバンド名『Anal Cunt』。日本の『村八分』みたいなもんか)
(個人的に死ぬほど好きなトニー・コントラッド)
で、私は一応、アンビエント作家となっている。
アンビエント系がグラインドコアに行く、と言うのは余り聴いた事がない。
「フツー、逆だろ!!!」
と思うのだが、何故か。
と言うかJAMセッションやフリージャズ系に飽きた、と言うのも大きい。
「HAIGAN』は当然だが、『曲』『コード』と言う観念がない。だから即興に近いのだけども。
ドラムは4拍子だが、パルスと言う感じだし。
9月はあと、2回ライブがあるのだが小岩市とか松戸市なので私は参加せず。
次は10月である。
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